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天国のメルヒェン ー時系列版ー  作者: アミュースケールトン
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なんだ、そんなシンプルなことだったのか

なんだ、そんなシンプルなことだったのか


ぼくは、いろいろと難しく考え過ぎていたよ


みんなで一人の人間なんだ


一人一人には代わりがいない


尊く、かけがえのないお役目がある


その人にしか、できないんだ


きみは、腕のひじのあたりで


ぼくは、右足の薬指のあたり


あなたは、くるくるとした前髪の一毛で


あのおじさんは、上唇


バイバイしてくれたあの女の子は心臓


なんだ、そんなシンプルなことだったのか


ぼくは、いろいろと見失っていたよ


全ての人間と万物とあの世で


ただひとつのLove Songを歌っているんだね


壮大な命の大合唱


宇宙さえ、せまく感じるほどのオーケストラ


この音色はオットセイからで


この包み込むような歌声は天王星からだよ


この清らかな響きは、天国から


なんだ、そんなシンプルなことだったのか


神様は、遠くにいるだけではなくて


こんなにも近くいたんだ


ぼくのなかにも、きみのなかにも


あの赤トンボや


何十億光年と離れた星の種にも


外にも内にもいらっしゃるんだよ


ぼくたちは、みんな命の家族


ぼくたちは、みんな命の友達


ぼくたちは、みんな命のなかにいる


ぼくたちは、みんな愛から産まれた子供


ぼくたちは、ひとつ


ぼくたち、みんなでケンケンパ


ぼくたち、みんなでおままごと


ぼくたち、みんなで大ジャンプ

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