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天国のメルヒェン ー時系列版ー  作者: アミュースケールトン
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ぼくのあれやこれや

ぼくは、いつでもよろこびを


住まいとしている。


詩を書くということは


その産物であり、作品である。


あくまでも、中心は


よろこびなのだ。


つまらないことや


面倒なことには、実は、愛がたくさん


詰まっていることを知っていて


それを発見するのが大好き。


悲しみや痛みを忘れると


人は戦争してしまうことを知っている。


ある日の夜に、タイプの異性が


色々と思い浮かんでしまって


そのあと眠りに就いたら


夢のなかで


楽しそうな超ネアカの仏様に


友達感覚で笑われたあと


「実は、それにだって意味があって


絵をもう少し描けるようになる為に、


おまえは肉体や美に惹かれているんだよ。


それも神の創造を知らず知らずのうちに


讃美している行為なんだよ」


と、言われたことがある。


なんだか分からないが、とても安心した。


誰にも理解されなくてもいいのだが


天使やフェアリーも、見たことがある。


会話したことだってある。


あ、いつかダビデの詩編を読んで


眠ったことがあったが


「エゼキエルよ、エゼキエルよ…、エゼキエルよ!」


と言って、目を覚ましたことがある。


何のことだか、さっぱり分からなかったが


旧約聖書の預言者だった。


ぼくは、きっとエゼキエルと友達なんだ。


ぼくは、少年のようなところがあると


自覚をしているが


しばしば、その少年は


実は、赤ちゃんになりたいことを願っている


のをよく知っている。


どうやら生まれたてに、還りたいようだ。


無垢への憧れであろう。


ぼくの身体は、衝撃を与えたり


こすれたり、ストレスを感じると


蕁麻疹が発生するように


神様につくられている。


ぼくは、無理が出来ない。


ぼくは、蕁麻疹ちゃんを


無意識のぼくの嘆きとして捉え


心の底から、平和と静寂を求めて


うぇんうぇんと


泣いてくれているんだね


と、やすらかに、キャッチしている。


ぼくは、この世界には


病気なんてないと、思っている。


あるのは、自己調整力と


自己治癒能力


それと、


神様の恵み。


百歩譲って、病気になったと


したならば


それで、誰かの為や


自分の為に、なっていると


心の底から思っている。


たとえ、ぼくが息絶えたとしても


それがこの世界には必要で


最善なことなのだろうと、


心の底より、思っている。


死は、移行である。


今度は、あの世で産まれるのだ。


う~ん、産まれるというより、やはり


移行であろう。


だから、死なないんだ。


あるのは、生であり


みんなが毎日毎日


身近に接しているけれど、


なかなか気付きづらい、永遠。


ぼくは、多くを求めているようで


たった、ひとつのことを求めている。


たった、ひとつのことを熟成させている。


人間関係であっても、詩であっても


真実であっても。


愛であっても。


ぼくは、詩人であるまえに


ただ神様と遊んでいる


少年であることを、よく知っている。


ぼくの人生で起きることの全てが


神様からのプレゼント。


ぼくは、そのプレゼントの箱を開けて


爛々と、楽しみながら


ときどき、ぼんやりして


それから、飛ぶ。

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