ミオンの休日、周辺と淫魔王ニーナとの邂逅
はい皆さん、こんばんは、タケゾウです、昨日は投稿できなかったんですが、今日は行きます
明日から四日ほどお休みなのでじっくりと書いていこうと思います、ではミオンのおはようと
おはようまで(間違いてはいません)お楽しみください
火炎祭りから一週間たった、その間もミオンは、せっせこせっせと薬草集めて
週末は迷宮へ潜る、その生活を続けて1週間経った、ギルドに帰りや迷宮の素材と薬草の換金を行う、その時イリーナに少し休んだ方がいいと言われ、次の日は
のんびり休みにすることに決めた、その話を横でこっそり聞いていた。
冒険者の一人がギルドのすぐ横にある酒場で喋っていた、それを聞いた、
若手冒険者、「よし、案内にかこつけてデートだ、」だが、周りの女性たちが
「あんたらが彼女を連れ回したら犯罪に見られるよ」と言い「私らなら、誰が見てもそんなことないよね」と双方とも引かず、ゆずれない戦いが始まっている。
イリーナは一緒に休みを取って遊ぼうと考えていたが、それをやると冒険者達が
何を言うか分からないので、とりあえずやめた、ミオンはすでに例の地下倉庫の
奥にある部屋に引っ込んで眠ってしまっている、やれやれと思いながら、
帰り自宅を始めた、ここにいたら巻き込まれそうだ、偶然ギルドマスターに会いに来た領主の兵士がそれを聞き、領主に「ミオンさんは明日休みだそうですね」
などと領主一家の揃う中、それを報告していた・・・・・・・・・・・・
あけて次の日、朝早く、ミオンは起き出した、真っ暗闇の部屋の中サフィーが、補助魔法ライトであたりを照らす、この部屋はギルドがミオンに貸してくれてる部屋、普通ならいつまでも貸してもらえないのだがミオンの場合、様々な要因が重なり、ギルドとしてもあまり外に出したくないのが現状だ、なので、その身を守るためにも、彼女をギルド内でかくまうように寝泊まりしてもらっている、もちろんミオンも、それを承知して家賃もきちんと払っている、最初の頃は一万円だったが今は月三万円の家賃で了承している、ミオンの活躍を知っている者たちは文句も言わず、それを受け止めている、彼女の部屋に行くには、ギルドの受付内部に入らなければいけないので、イリーナも安心していられる、また彼女には、優秀なボディガードもいる、現に領主の館で一人撃退している、その部屋の中
いつも裸で眠っているミオン、毛布にくるまっていたがルビーに優しくゆすられ
起き出した、両手を思い切り伸ばし右、左と、動かす、身体に不相応な膨らみがブルンと揺れる 普通なら補正する物があるのだがミオンは使ってない、優秀なインテリジェンスローブがその必要性を感じさせないのだ、だが周りには、少しずつ小物が増えている、依頼を的確にこなしているので多少、余裕が出て来たミオン、だが、あまりお金は使っていない、欲しい物が、あるので、貯めている、それでも身だしなみの用品は少しずつ揃えていた、とりあえず、お風呂に入るためにお風呂用具を手に持つ、この街の湯屋は、朝早くからやってるので、助かっている、何も考えず そのままの状態、素裸のままで、トテトテ歩きだす、部屋を出ようとして、頭に乗っていたルビーに、小さな触手でぺチンと頭を叩かれ、慌ててローブを掛けてある、ハンガー
から取り出し頭からかぶる、スポーンと頭を出し取り敢えずこれでよしと、
両肩に乗った二匹に礼を言う、スライム達も成長している様だナイスなフォローである、そして肩に乗る二匹を軽く撫で扉を開けて歩き出す、一応、倉庫だが、あんまり物が無い、使われていない様なので、安心して歩ける、少し髪がボサボサなので掛けてある鏡を見て、ささっと直す、そして毎日の日課であるストレッチと武道の修練を十分ほど行い扉を開けて階段を登りギルドの待合所への扉を
開けた、その途端、まぶしい光がミオンの目を突き刺す、そして、ワァ--と歓声が。
ミオンを出迎えた、そして始まる、一緒にお出かけしよう攻撃、どうやら皆が今日はミオンが休みだと知り、一緒に出かけようとしているらしい、側にいる
イリーナに、「どういうことですか」と聞くと「昨日のお休み宣言が
効いたようでね、みんな貴方と出かけたいと思っているの、まぁデートしたいということね」ミオンは暫く顔を真っ赤にしてフリーズ状態、
「な、な、なんで私なんかと、と、と、とりあえず行きたいところがあるので、ひとりで行きます」そのまま湯屋へ直行した、とりあえずイリーナが「また戻ってくるわよ、お風呂へ行っただけだし」と取り直してくれていた
お風呂場にてミオンは身体を洗う、この湯屋のお風呂は、すこし変っていて
現代のシャワールームの中に小さめの湯船がある、ほとんど立ったまま入る。
様になっている、そんな中、湯船に漬かるミオン、ホケーっと考える
なんで急にこんな事に、なったんだろう??考えても分からないミオン
じつは急ではなく、少し前からミオンの事は注目されていた、女性陣は
可愛らしくも実力をメキメキつけてきた、ミオンを可愛く思っていたし
男性陣はその顔立ちやスタイルの良さでミオンの注目している、それが解って
いないのは、本人だけであった、その頃、湯屋の前では十人ほど人が集まって
いる、湯上がりのミオンを見ようと集まっているのだ、普段はフードで髪を
かくしているが、湯上がりの時の妙な色気ある姿を、ひと目見ようと集まって
いる、そうとも知らず、ミオンは風呂場の中でホニャ~と、癒されていた、
湯屋から出て、すぐにホオ--と言う声に迎えられる、ちょっと驚くミオンだが
頭を下げて、そのままギルドへ戻っていった、後に残された人々は
いいもん見たなぁと、唸っていた、湯上りで赤くなった肌に銀色の髪が
日の光にキラキラ輝く、その姿を見た人は今日一日、頑張るぞっと腕を上げた。
領主の館は今、大変忙しい、全員、素早く朝食を食べ、たった一人の客人を
迎えるのに忙しい、それを指揮するのはメイド長のメヌエットである、
領主の第三夫人である彼女は相応の美貌を持っている、よく勘違いされるが
領主を篭絡して、などと言われることがある、が領主の館に勤めるものは皆
一言でそれを済ます、すなわち、否、である、彼女の仕事ぶりを見ればそれは、簡単に納得できる、領主の第一夫人シュナ、第二夫人ライラまでも、それを
認め、彼女を頼りにしているのである、そのメヌエットは現在、領主、執事、
第一夫人、第二夫人を指示しつつ動き回っていた、客人ミオンを招く為に、
むろん領主の息子、娘も楽しみにしている、以前来た時は、王女二人に
ミオンをとられ、話すこともままならなかったが、少年は単純にミオンさんを
僕のお嫁さんにすると、ワクワクして彼女を待つ、むろん妹にもそれを
話し賛同をもらっている、なんにせよ領主の館は今、戦争状態だ
ギルドに戻ってきた、朝食をもらおうと酒場に入ったミオン、丁度、
ソコに居たアイリ達に声をかけ・・ようとして、やめた、が、すぐにアイリ達に気づかれ、いつもの挨拶をうける、アイリのパーティー、四名に、がしっと、両手を
取られ「これか~これなのか~」と、 「もう、もう、もう」牛になりつつ
ミオンが腕を振り上げる、アイリ、慣れたもので、そのまま頭を撫でる
で、「どうしたの」と声をかける。ミオンは、八ァとため息をつきながら、
「実は、今日お休みにしたので、いろいろ見て回りたいなぁ、と思いまして、アイリさん達は?」ミオンになんとなく誘われてるのかなーと思いつつもアイリは断った「いや、これから輸送の依頼があってね、一週間ほど開けるんだよね、
ごめんね」と、頭を撫でるミオンたちが話してる周りでは、他の冒険者たちが聞き耳を立てている。今がその時と数人の若い冒険者が立ち上がり、再び一緒にお出かけをと。バトルが起ころうとしたとき、ギルドの酒場に一人の女性が
入ってきた、すらっとした肢体だが、出る所は出て、引っ込むところは
引っ込んでいる所謂ナイスバディと、言われる体付き、黒い髪に理知的な瞳
だが、何よりも目立つのは、その服、踊り子と言われる女性たちが着るような、
いや、もっと薄く肌が目立っている服、一瞬にして、周りの男達の空気が
変わる。完全にその女性に飲まれているのだ、というよりガン見である、
その場にいた少数の女性たちがシラーっと冷たい目を男達に送るが、その女性は
そんなこと歯牙にもかけず真っ直ぐミオンたちのもとへやってきた、
「ハァーイ」軽く手を挙げて、ミオンに挨拶、当然のようにミオンの隣に座る。
その女性の隣にはユキノ、アイリのパーティーの一人、他の三人に比べると
少し幼い、少女と女性ギリギリのところにいる地味だが可愛らしい女の子だ、
その彼女は自分には無い、とある部分を持つ女性に目が釘付けだ、二マッと
その女性は笑い、手で肩を抱かれてグイっ体を持っていかれる、ポスンと
その女性の胸の中に埋もれる、しばらくバタバタしていたが、その内、おとなしくホワ~となった、男性陣はそれを見て歯噛みしつつもガン見している、
ミオンはその女性の一連のよどみない動作を見て戦慄した
ちょっとだけ女性と距離を取る、それを見て女性が一言「アラ、ひどいわ、
ミオンちゃん」こともなげに言う女性、ミオンはそれを聞いて「え?え?え?」となる、女性はくすくす笑いながら「改めまして、はじめましてミオンちゃん、
私は十大魔王の一人、淫魔王ニーナ、指輪が役に立ってよかったわ」
ミオンは驚く、以前にも十大魔王の一人、アースガルズに会った時があった
その時はろくに挨拶もできず、また彼もすぐに去っていってしまったが、
朝も早くから十大魔王が自分に会いに来るとは思わなかった、
「昼間になら私がこの町をいろいろ案内するわよ、夜はちょっと用事があるけどね、それにいろいろ話したいこともあるし」前半は意味深に笑い、後半は
真面目に話す、ミオンも色々話したいことが聞きたいことがあったので
「え~と、ニーナ・・・・・お姉さん、よろしくお願いします」ニーナは、
それを聞いて片腕で「あ~もう、可愛いなぁ、レオンも残念ねぇ~」と
ミオンの頭を撫でくり回した・・・・その声を聞いたミオンは聞き覚えがある
言葉「レオン??」に、反応したがニーナは何も言わなかった、そんなわけで
酒場で朝食をとった後、ニーナの案内で、トランの街を巡る事になった
いかがでしたでしょうか、とりあえずまだ前半部分です、これからようやっと
トランの町のご案内となります、このエピソードの後、もう一つ話を書いて
転生物の醍醐味の一つ、街の攻防戦と入ります、実は昨日、仕事の合間に
ちょこちょことプロットを書いていました、今まで行き当たりばったりで
書いていましたが、さすがに情報整理しなければ書けなくなりました
プロットって大事ですね、では、また、明日? byタケゾウ