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火炎祭が始まり魔王姫は突撃魔銃槍剣を掲げる

昨日の夜から書き始め、よぉーやっと長丁場である八千文字へと到達しました、

突撃魔銃槍剣アサルトレイター)も登場し、ミオンの周りは着々と武装が、

そして仲間が増えていきます、スライムは少しずつ進化し戦闘というわけでは

ありませんが、その他の生活にはすごく便利に進化していきます、てなわけで

本日夜八時投稿予定、魔王姫の活躍をお楽しみください、  byタケゾウ

ガラガラガラガラ、バタンバタンバタンバタン、ミオンが鍛冶屋のあらゆるドアや窓を開けている、鍛冶屋の親方からギルドに連絡が来て、朝一番、

ルンタ、ルンタッと新しい武器に思いを馳せ浮かれながら親方の元へと、訪れるミオン、扉を開けた途端、少女にあるまじき,ギャー、と声を上げる、臭い、ものすごく臭い、鉄の匂い汗の匂い様々な匂いが入り交じり、

ものすごく異臭を放っていた。その中で、大きな声を上げたのにも

関わらず、爆睡する親方、何かを布に包んでしっかり抱きしめている、

そして他の鍛冶師達、どうやら熱が入りすぎて何日も徹夜したらしい、

ミオンは、やれやれと思いながら、腕まくりをし、その戦場(掃除)へと飛び込んだ、


親方が目を覚ますと、そこには、いい匂いが漂っていた、首をかしげ、なんだと思いつつ、周りを見ると、妙に片付いている昨日ギルドに使いを送り、

鍵つきの箱の中に完成品を入れておいた、だが、どこから嗅ぎ付けたのか、

泥棒が三人ほど入ってきた、彼らはまっすぐ鍵つきの箱を開けようとした、

なかなか開かず悪戦苦闘し、つい大声を出してしまった、それを聞きつけた親方たち、そして始まる戦い 機転を効かせた二人の男が、入り口と窓を閉鎖、逃さずにそれを捕縛、どうやらこの町にある盗賊ギルドにかぎつけられたらしい、即座に憲兵に情け容赦なく突き出したが、結局そのまま

眠ってしまった、自分の腕の中にはしっかりとミオンに渡す完成品がある、

そんな親方にミオンが声をかけた、「黙って入ってゴメンナサイ、食事を作っておきましたけど、どうしますか」それを聞いて起き出す鍛冶師達、「うおーおおお、飯、女の子の作った飯?!、飯‼」その後は某天空の城の海賊が食事をするシーンのようになった。食事を終わらせ、一段落、お茶を飲み、礼を言う鍛冶師達、実は昨日とこんなことがあったと親方が話す、それに、驚くミオン、そこまでして自分の武器を

守ってくれたと感激して、家事に熱が入る

その後もミオンは片付け、周りの掃除など。甲斐甲斐しく働き、一段落、

その姿を見た

若い鍛冶師がメロメロになる、が、自分がそんなふうに思われてるのも知らず、ミオンはごく普通にお茶を飲む、改めて親方に向き直り、 

「ありがとうございました、では早速、見せていただけますか、楽しみにしていたんです」

親方は見せる前に「すぐにこいつに名前を付けてやってくれ、昨日いろいろ話し合ってな、お嬢さんのミオンさんのこれからに輝きがあるようにと願いを込めて、shine(シャイン)というのは、どうだろうか」 親方はミオンに「まぁ、参考までにな」ちょっと照れたように笑った。そして包みを取りミオンにそれを見せた、 「ふわぁぁ、凄い、凄いです親方、私の設計図より遥か上です」鍛冶師として最上の言葉をもらい、親方はご満悦だ。

「でも、どうして、こんな、すごくなったんですかね」親方も

「いや、やってる間に色々アイディアが湧いてな、あと、ソイツは、

精霊器だ意思を持つ。さぁ、命名してくれ、」ミオンは嬉しそうに「すごく嬉しいです、もう決まっています親方が言ってくれた輝きがあるように、」そして、ミオンはその精霊器を手に取り掲げ高らかに宣言する

「君の名はshine(シャイン)私と一緒にいきましょう」

瞬間シャインからふわりと光が溢れる

「然り、我が名はshine、突撃魔銃槍剣アサルトレイターシャイン、御身の敵、滅ぼすものなり、」そして一瞬だけの邂逅が終わる、だが、ミオンにとってその一瞬で十分だった、さてどこに装着しようかと、考えていたら肩の上にいる、青のスライムがミオンの胸元に降りてきて、何かその中央にある。宝石と会話しているように見えた、腰の部分からスカートの真ん中部分まで穴が一気に開く、その穴の部分にスライムが入り込み、ミオンの

細い腰をくるんと周り、ホルスターのようになった、開いた隙間から白い肌がチラチラ見える、若い鍛冶師達はそれをチラチラと見るが親方に咳払いを受け、目をそらす、それを見てミオンはちょっと上目遣いで若い鍛冶師達をにらむ、少し顔を赤くしながら「えっち」と言った、それを見た若い鍛冶師達は暫く氷つき、顔を真っ赤にした後、「ありがとうございます」と、ものすごく良い笑顔で言われた、顔を赤くしたミオンは下を見て、そのスライムに礼を言う「ありがとう」青スライムは軽くブルブル震える、

「あ、そうだ、君たちも名前をつけよう・・・・・・・・・赤いスライムがルビー、青いスライムがサフィー、どうかな」ルビーとサフィーが小さな触手を出してブンブン振り回した、喜んでるようだ、そして鍛冶場のすぐ横にある小さな練習場へ行く、ミオンはshineを手に取りじっくり眺める

先端は鋭く尖り上下に二つに分かれている。その後に行くと少し膨らんだ後円形のまま長い棒になっている二股に分かれて後ろの部分に

三十センチ位の刃が収められている、剣、自体の長さは四十五センチぐらい、だいたい全長で一メートル未満、大雑把な形だと、猟銃の

ような姿、ミオンは左腰に付けたそれを左手で引き抜き、目の前のワラ人形に突き刺す、同時に右手で剣を引き抜き、衝撃で上半分が飛んだ部分を

上段から一気に切り裂いた、鮮やかな手並み、親方たちは思わず拍手、ようやっと満足のいく武器が手に入ったミオン、親方達に感謝した後、支払いの話へと移る、いくつかの特殊な素材を、用いたこともあり、高くつくかなと思ったが、総計して八万円で手を打った、親方が、逆に感謝し、

いい仕事ができた、あと、この魔石だ、こいつは普通に買えば百万円ぐらいの金になる、直径三十センチ位のボール状の魔石は鉄鋼炉の中で燃えている、親方曰く、安定した炎を、出すことができるそうだ、ぶっちゃけこっちの方がこれから、儲けを多くする事が出来るくらいだ、だから気にする

必要は無いとミオンに親方は言った、頭を下げ、ミオンはその武器屋の扉を開き戻っていった、見送る親方たち鍛冶師、肩の力を抜き、そして今日は休みと看板をかけて、再び眠りについた、明日からはガンガン稼ぐぞーと言いながら


またまた王城へと場面は移る王様と宰相の必死の攻防戦+王妃と王女二人、

そして何人かの貴族たち、宰相をあの手この手と使いやり込めた、一ヶ月の領地視察となり、大義名分を整えた、王女殿下二人は大はしゃぎだ、

連日騒ぎながらその日を待っている、貴族のご婦人がた+王妃殿下も、あの少女ミオンに会うのを楽しみにしている、強大な力を持ちながらも、それをひけらかすこともなく、どこまでも、のんびりと思うがままに生きている、だがそれは人を傷つける事を前提ではなく、守ることを前提としている、

魔王姫の名を持つ。彼女、それは王妃たちにとって好ましいものだった、

何かプレゼントを送ろう、頭を悩ませ、とりあえず全員で服一着と決めた。あまりたくさん贈り物をしても、遠慮されるだろう、王様は、とりあえず

援助金をその祭りに送ることを決め采配する、そして妻と娘達と一緒に旅をすることを喜んだ、反対に宰相はふてくされていた秘書官と一緒に嫌み

タラタラ王様に言い続けたが、王様はヘラヘラと、それを受け止めていた。


その日トランの街は熱狂に包まれている、噂の美少女である、ミオンがいよいよ大勢の前で挨拶をする、ミオンの前に領主が挨拶しその後、本日最大の

ゲストである王族が紹介される、王は事前にミオンに話した後、彼女が魔王姫であることを、この町の者たちに告げる、ミオン自身も魔王姫と言うのは知っていたが、魔王というのがどんな存在かは、知らない、魔王というのは、人々を虐げる存在では?と思う、この世界では、魔王とは魔を統率する王ではなく、魔を滅ぼす王なのだ、と教えてくれる、ミオンの考えている魔王は、この世界ではニセモノの王、偽王イオウと呼ばれている、偽王は魔物を操るが、あまり力は強くない、今の世に十人の魔王そして魔王姫が一人と王様は教えてくれた、ミオンの事は、トランの街にあっさり受け

入れられた、以前の神の力でひどい目に合わせた者たちはほとんど

居なくなっていた。王様の挨拶が終わり、いよいよミオンの挨拶「皆さん、お早う御座います、今ご紹介に預かりました、魔王姫エンデミオン、ですが、これからもミオンと呼んでください、このたびは私の発案によるこの

お祭り、皆様のお陰をもちまして、このような大規模にすることが

できました遠くから王様や王妃様、王女様たちが来てくださり、とても

嬉しいです」

そこで言葉を切り少し涙ぐむ、それを見た群衆が、姫様がんばれ魔王姫様、

ファイトなど、応援が飛ぶ、それを見た王女様二人は、トテトテ歩いてきてミオンの両腕を握る、ミオンは何故懐かれているのかは、解らぬまま言葉を紡ぐ

「ほかにも貴族の方々プレゼントを下さった方々、今日いちにち皆様に感謝を込めて頑張ります、それでは開催の合図の行います」そして銅鑼の側に行くミオン、王女二人もついてくる、貴族の男性二人に王女様二人を持ち上げてもらい、そしてスティックを三人で手に持った、銅鑼を鳴らした後、その音に驚く王女二人、王妃殿下にその二人を預け、ミオンは、王女たちの頭を撫でてから歩き出す、その後ろでフラフラしながら、王女殿下二人はミオンに向かって「いってらっしゃい、気をつけて、帰ってきてねー」

それを聞いたミオンは、突撃魔銃槍剣アサルトレイター) shineを掲げ、力強く頷いた。


時刻は朝の八時、その二時間後、町の住民たちが押し寄せてくる、それまでに、迷宮の中、地下一階から地下十階までセットアップをしなければ

ならない、五パーティーがミオンの護衛を務める、アイリ達のパーティーを筆頭に、ミオンを守ってくれる、あれからミオンはちょくちょく迷宮に入り訓練とその実践をするべく励み、ついでに迷宮の中から素材をたくさん卸してきた、当然、まちの商人たちからも信頼されるようになり、彼女の周りは以前に比べて良い方へと変わっていった。十階層にある薬草やモンスターの素材、それらを惜しみなく渡して行った。今回の火炎祭りはうまく魔物と戦えず、常に金欠状態の人達の為に行われる側面もある、ある程度のお金になればもっと良い装備が買える、そこでミオンが思い考えついたのが、

この火炎祭りである、地下一階から十階層まではそこそこの素材が取れる

だが、それ以上の階へ行くと途端に敵は強くなる、ゆえに、十階までしか

広げられなかった、だがそれでも迷宮は広いので十分だと思われる。


突っ走るミオン、前面に魔法障壁を展開させ、走る、護衛パーティーの他に

BクラスとCクラスが先に迷宮に入り、待機している、いろんな場所に穴を掘り、その穴の場所をミオンに教える、一階から十階まで、すべての穴の場所を把握すると全身からファイアボールをMPギリギリまで放つ、そのファイアボールは、ミオンが何度も失敗しつつ、ようやっと身に付けた時限式ファイアボールこれが、火炎祭りの要となる、今のミオンはMPが最大十万ほどになっている。このファイアボールのコストはわずか5、インテリジェンスローブの力で3にまで抑えられている、だいたい三万発のファイアボールがその穴の中に収められていった、反則級のもはや兵器といっても過言ではないだろう、そんなわけでのちに魔王兵器などと言われることとなる、


準備は全て終わり迷宮の外では恐らく人が多数、集まってるだろう、ミオンは、魔力の余裕を持って爆発の瞬間を待っている、鏡を多数持っていた冒険者、

その合図が光を持って訪れた、十階の階段のところに隠れている多数の冒険者、何度も計算して鏡が配置される、その中の一人の男が合図をかけた

「発破ァ」ミオンが遅れて「発破ァ」

次の瞬間、迷宮の中全体が赤色に染まったそして響く爆音、迷宮のあらゆる場所で叫び声が聞こえた、爆発の衝撃は収まった後、迷宮の外にいる人たちが鬨のの声を上げ迷宮の中に入ってきた、ある者は転がってる死体などから素材を採取していく。またある者は偶然見つけた。鉱石のある場所から鶴橋で鉱石を掘ってゆく皆それぞれ奇声をあげながら、その素材取りを楽しんだ、知らない間に迷宮の外では商魂たくましい者たちが食べ物の屋台や素材の買取場所などの作りにぎわっている、


町の広場、そこには特別に作られた王侯貴族専用のスペースがある、その場所で王妃たちはミオンたちの帰りを待っている、王女殿下二人もおとなしくしているそのうち一緒に来た子供たちと遊び始めた、貴婦人たちはお茶会をしつつ、ミオンたちの帰りを待っている、ここに来るすべての者たちでお金を集めミオンに服をプレゼントした、かなり良い生地を使ったドレス、

ミオンが襲われていた時ちょうどそこにいた、婦人が、デザイナーなので、彼女に頼んで作ってもらった、彼女は全力を挙げて、ミオンの体に合うデザインの行うその結果、上質の布を使ったドレスが出来上がった、後々、国王に謁見する際、このドレスは、あまり派手にならないよう作られ

ほとんど万能服となり、ミオンの役に立った、それを渡したとき、ミオンは驚き「こんな素晴らしい物、頂けません、それに貰う理由も分かりませんし」王妃は、なぜこれを贈ろうと、思ったのか、以前見たことを語り、ミオンを赤面させた、「じゃあ、私の裸とか、見えてたんですがぁぁぁ!」蹲り

頭を抱えるミオン、王妃はそんなミオンを抱き起こして、「あなたは沢山の

痛みを味わってきたのでしょう、だからこれからは、たくさん笑って欲しい

殿方からも、いろいろお誘いもあるでしょう、そんな時に使ってほしいと

思ったのよ、」そんなふうに王妃殿下はミオンを諭した、そして、ミオンは

ドレスを送ってくれた貴婦人たちに、嬉しそうにお礼を言った「ありがとうございます、ずっと大事にしますから、」アイテムボックスから、小さなテントを取り出し、サッと組み立てる、その後、中で、服を着替えてドレス姿になった。薄い青のドレス、少しだけ襟ぐりが広くなっている、だが下品にならないようにデザイナーの婦人が何度も何度も計算して作った、渾身の一作、 清楚 というのが、このデザインのコンセプトらしい、くるくる回って、その姿を貴婦人の方々に披露する、ついでに男性の方々にも挨拶し、もう一度着替えていつものローブ姿に戻る、そして司会に呼ばれ、ミオンはその場を謝辞した


祭りも佳境を迎え、ミオンのすぐそばに国王様が数人の騎士を伴って

やってきた。開口一番「いやー、久しぶりにストレス発散したわい」

ちょうどいいと思いミオンも王様にこの祭りの事と先ほどのドレス等の

お礼を言う。「気にするでない、后も娘二人もそなたの事は気にいっている故、そうだな。気になるならば、娘二人と遊んでやってくれ、そなたの事は娘が、非常に気に入っているのでな」それに対し、ミオンは「わかりました、ちょうどよくお土産も出来ましたし」、そして水晶は三つ、二十センチくらいのがミオンの手にある、王様はそれを見て軽く笑った後、「そのまま渡してやってくれ後ほどこちらで細工できよう」その後、のんびりと、迷宮の街トランに入っていく、そして群衆たちに手厚く迎えられた。


その後、ほとんど全員が迷宮から帰ってきて、閉会式が行われる、再び最後に領主が挨拶をした後、国王の御一行が領主の館に泊まっているので

ミオンも一緒に来るように願った、今この街でミオンは敵だと判断すれば、本当に暴動が起きかねない、そんなことで領主は、お願いという形にした。

ミオンもある程度大人の事情がわかるので王家姉妹二人に引っ張られそのまま王様御一行と一緒に領主の館に泊まったベットの中で姉妹二人は大興奮、

スライムを撫で回したりミオンに抱きついたり迷宮の話をしてくれと

ねだったり、お風呂に入りはしゃいだりと普段見せない姿を他のものにも

見せていた、しばらく騒いでいたが、糸が切れたようにバタンと眠ってしまった、だが、それでもミオンにしがみつき、離れないので彼女を

困らせていた、その屋敷の奥方が一緒に見ててくれたので、大きなベットでミオンを中心に二人に抱きつかれて、ゆっくりと眠りにつく、夢の中で

一瞬、女神ルシアが「ごめんなさい」と言った後、すぐに消えた、すぐ後に別の女神と思われる人が現れた、ミオンに話しかける、「まぁ、お茶でもどうぞ、 」ミオンはありがたくお茶をいただく、女神が話し始めた「あの後、あなたに呪いをかけたアホ神がいてね、あなたを偶然、見つけて見張っている魔王達が頑張ってその神を捕まえることができたの、あなたが頑張ってくれたからね、それと申し訳ないけど、あなたにかかった呪い、あれは、あのバカが訳の分からない術式をめちゃくちゃに組み上げてあなたにかけたの、今、何とか魔術の神が解くように頑張ってくれてるけど、どのくらいかかるか、皆目見当もつかないのよ、あ、見張ってるといっても、悪意があったのことじゃないからね、あとルシアなんだけど、あなたに嫌われたぁと言って喚いているのよ、今度、教会に行ってあの子に話してくれる、多少悪口のひとつやふたついってもいいからね」と笑いつつ、ミオンに言った

「え~と、呪いについてはどうでもいいです、でも女神様を嫌ったりは絶対にしません、あのことがなければ、私もこんなふうに成長できなかったかもしれないです」あくまでポジティブに捉えてはいるが、それでも苦しかった悲しかった事は忘れないだろう、「豪気なのか、すごいわねあなた、だからあの子も惹かれたのかもしれないわね、まあいいわ、私からのプレゼント、

気に入ってくれた?」パチンと指を鳴らしミオンが眠っている姿が映し出される枕元に赤と青の塊、スライムのルビーとサフィー

「あの二匹は私があなたの元へ導いたのよね、ただ勘違いしてほしくないのはあの子らはあの子らの意思であなたを探していたのよ、成長すればもっとあなたの力になってくれる」それを聞いたミオンは嬉しそうにお礼を言い、大事にしますと、その女神に話した。改めて女神は自分の名を言う「私はユノ、ミオンまた、時の狭間で会いましょう」

あっという間に意識が溶け、眠りについた


夜中こっそりと眠っているミオンに

いたずらを仕掛けようとしていた男が、スライム二匹にドカドカやられ、静かに退室していった、その後、見張りの人間に見つかり、とりあえず見て見ぬふりをされた男だが、二度と手は出さないと、自分の父親に誓わされた、あけて次の日、食事を終え、国王御一行のお帰りが近づく、姉姫はミオンはこの町にとって、そしてミオンにとっても大事だと知っているので、しばらく会えないのは我慢しよう、そのかわり必ず王都に来てくれるようミオンに頼む、王家の紋章入りのカチューシャをミオンに渡し、しばらく泣いていたが握手して別れたのだ、問題は妹姫の方だ、喚く、暴れる、泣き叫ぶ、の、コンボをキメ、挙句、ミオンに抱きつき足をしっかり絡ませて離れるものかと、ばかりに、しがみつく、ミオンもほとほと困ったが、スライムたちが王女を離し、その隙をついて王妃が抱きあげた、その後もしばらく喚いていたが、ミオンは近寄り「王女様はこの町で楽しかったですか、」と聞く、それに対し、王女は力強くうなずく、「では、私が王都に行ったとき、王女様にいろいろ教えてもらいたいです私は冒険者ですから、あ、魔王姫でもありますが、それでも冒険した話を王女様にしたいのです、聞いていただけませんか、」王女殿下もミオンの言葉を聞き自分なりに考えたようだ、もともと二人の王女殿下は頭もよく聡明だと評判だった、ミオンにあって、子どもらしいわがままを聞いてくれるお姉さん、その為に子供の地が出てしまったが、自分はこの国の王女だと、涙を拭いて、ミオンに絶対に来てねと約束し、母にもらっていたお守りの首飾りをミオンにかけた、その後、国王が紋章入りのブレスレット、王妃は上質の布で出来たハンカチを渡す、もちろん紋章入りだ、つまりミオンは現在の国王と次代の国王に、その守護を約束されたのだ、そして馬車に乗り込む王家御一行、見えなくなるまで手を振り、門まで上り手を振り続けた、

こうしてミオンの最初のイベントは幕を閉じたのであった、その後、

ギルドからかなりの金額のお金が渡された、正当な報酬として受け取れと

ギルドマスターに言われる。売られた素材の何%かはミオンに入って

くるようになった、そのお陰でミオンは、優秀な鉄鉱石であるアダマンタイトを集めることができた、集めたそれを平たいフライパンへと加工するように武器屋の親方に頼むことになる、親方はその訳のわからない注文に、首をかしげるがお得意様である、ミオンの事だからまた何かとんでもない事

やるぜとニヤつきながら鎚を振るう事になった。


そんなこんなで、ようやっと終了した火炎祭り、ミオンにとっては

疲れてはいたが、楽しい一日となり落ち着いたら王都に行ってもいいかな、などと思いイレーヌと話すが、イレーヌは渋い顔で「この町を離れるの」と聞くが、ミオンは「私はこの街が大好きですから、王都には、遊びに行くだけですよ」と話をする、そしてギルドの依頼掲示版を見ると、再び

薬草採集へと赴くのであった、

いかがでしたでしょうか、私としてはかなりガッツを入れて書きました、

そしてこの場を借りてお礼を申し上げます、ブックマークしてくれた方

続けて読んでくださっている方、誠にありがとうございます。

なろーでかきはじめてほぼ一年となりますが、嘗てないほどもアクセスを

いただき、当方、誠に喜んでおります、これからも頑張りますので

今年一年と、来年もよろしくお願い致します      byタケゾウ

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