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後始末とこれからのミオン

相変わらず遅筆ですがまたまた連続投稿いたします皆様よろしく

ガッチャン、ガラガラ、ビシャビシャ-、女神のいる空間に物が割れる音が

響く、「あつーい、熱いぃぃぃ」創生の女神にあるまじき失態、自分の茶器を

ひっくり返す女神ルシア、それを見た仲の良い女神の一人は、ため息を

吐きながら、ルシアに「何やってるのあんたは」と声をかける、ルシアは

ベソかきながら、「だって、だってミオンに嫌われちゃううううう」愛を司る

女神ユノは、呆れたように「あの子が貴女を嫌うわけないでしょ、あんな極貧の

状態で教会に来ていたのよ、どれだけ好かれていると思ってるの」「うぅ-

でもでもだってだって、!! 」再びユノが、深いため息をついた、

「ダメだこりゃ」ソンナコンナデ結局ルシアがミオンに合うのが暫く経ってからだった、


レオン王国の城、その会議室、魔王達はまだ、ミオンに合わないことを決めた

今会ってしまえば、おそらく彼女を甘やかしてしまう、王国の者たちにも

厳重にその事を通達する、が、思わぬところから反撃、王女二人から、

「ヤダヤダヤダヤダ、あのお姉ちゃんと、一緒に遊ぶぅ」と姉妹から猛反撃

どうやらミオンは知らないところで王女二人に気に入られてしまったようだ

幼いとは言えミオンは二人にとっては優しいお姉さんになると、思われた

らしい、姉妹二人をメイドに任せとりあえず再び会議を行い始める、

妥協案として、ある程度監視するよう命じた、魔王十人のうち、急に現れた

イレギュラーの魔王ミオン、嫌がらせをしていた、あの神も

知らなかったが、魔王はすでに十人揃っている、彼が知らなかったのは、

一人は眠り続けているからだ、このことは古い魔王なら知っているが

新しい魔王、特に、生まれて三〇〇年余りの魔王は知らない、当然、

神になったばかりの彼も知らなかった、ミオンは彼の知らない間に

全くイレギュラーに生まれた魔王だった、不幸になれと

加護が与えられたが、それと同時に女神の加護が与えられたので、その過程で

何かが起こりミオンは魔王姫となった、通常のステータスを見るものでは彼女の

ステータスは数値と使える魔法程度しか見れない、名前もミオンとしかでない

ミオン自身が驚いたのが、いつの間にか使えるようになったスキルである

これも加護同士が正と負の力がぶつかりあった結果なのか分からないが、

ともかくこれが原因で、魔王姫エンデミオンが生まれた、

そんな事を会議の場で、いろいろ調査していたニーナが魔王やその国の王たちに

説明していた、まぁなんにせよ、今は監視だけのほうがいいでしょうと、

締めくくる、ついでに下の者達にも必ず守るようにしろと伝える、

「どこにでもバカな奴は出てくるからなぁ」獣王ガレスが、そう警戒する

ニーナはやれやれといった感じで頭を振りつつ姫を連れて行ったメイドを呼ぶ

お姫様たちにも、まぁ簡単に話してあげますか、と王妃にウインクそして

改めて会議の議題を話し始める「各地で起こる異変、 嘆きの月 との関連」


迷宮の中でボケ~と、しているミオンいや呆けてるように見えるが

頭の中では魔法について考えている、先ほどの炎の魔法、あれをもっと

昇華する事が出来れば、強い武器になる、また自分の考えた魔法を

使うには武器が必要だ、それも特殊な金属の、そこまで考えて

ひっくり返る、大の字になり再び沈思黙考に入る、そのまま疲れたのか

眠ってしまった、


ギルドではギルドマスターが例のパーティーの報告を聞いていた

狼に襲われたことを、すぐに逃げ出したが、ミオンははぐれてしまった

などと報告する、こういった事は二回三回程あった、話を聞き、何故ミオンを

連れて行った、他に人は居たはずだ、など問い詰める、だんだん挙動不審に

なってゆく、そのパーティー、実はミオンからそのパーティーに参加すると

聞いたギルドマスターがチャンスとばかりに監視をつけていた、ミオンを

救う事は出来なかったがそれでも、そのパーティーと組んでいた者たちを

実は捕縛してある、人身売買を行う者たちが三日後にこの町を出ると

聞いている、その組織にはすでに監視をつけてある、強面でありながら

ギルドマスターは計算ぶかく周りと連携し彼らの襲撃を計画していた

受付嬢であるイリーナもその襲撃に参加する、彼女もそこそこの強さを、

持っていたが家族の事情によりギルドの受付を行っている、可愛がっていた

ミオンを殺されたと思いその恨みを全力でぶつけてやると指折りその日を

待っている、


迷宮の中ミオンは黒いローブをまとい、ルンタルンタッと歩いていた

あまりモンスターがいないが、それでもエンカウントする時はする

さっきの狼が嘘のようなモンスターだが、それでも襲いかかってくる

つい先ほど、自分の身長と同じくらいのゴブリンが襲いかかってきた、

殺してやるではなく、女の子としてかなり危機感を抱く眼、端的に言うと

自分を苗床にする意志が見える、イリーナにも教わっている、彼らに会ったら

逃げるが殺すか二つに一つだと、そして最後にためらうな、と教わった

もちろん躊躇う心算はない、後ろ向きでジャンプしながら、穴を掘り着火

三匹ほどいたゴブリンを一瞬で焼き尽くした、あとに残るは三つの魔石、

その後も、てくてく歩いていった、出てきた魔物は、見敵必殺で葬って

魔石を集める、なんだかんだで百個以上の魔石が取れた、その後、

忘れていた大事なこと、ネット小説で読んだのにとミオンはちょっと反省

猫型ロボットの口マネをしながらスキルを取る「アイテムボックスゥ」

20 × 20の物を取る、とりあえずこれでいいと思い調べてみると

九十九の重複が可能だった、これなら十分と思い再びテクテク歩きはじめた


とある冒険者パーティ、彼らは追い詰められていた、三十匹以上の

ゴブリンやオーク、ミミズの化け物、蝙蝠の魔物、そして丸まって転がる

スライム、それらに追いかけ回されていた、戦士、僧侶、魔法使い、の三人

戦闘的ではバランスが良いが探索となるとかなり辛いのだ、この十階に

来てから、音のなるトラップを踏みつけ最初の戦闘がスタート、その後

戦いながら逃げるをやっていたらモンスターがウヨウヨ集まってきた

戦士が僧侶に叫ぶ「お前が変なものを踏むから--」僧侶も叫ぶ「あんな

ものがあれば誰だって踏むでしょう」 それは(踏むな)と書いてあったボタン

躊躇いながらも踏んでしまったら、 ビービー音が鳴り出しモンスターたちが

寄ってきた、 「どうしろって言うんだよお」普段は影の薄い魔法使いが叫ぶ

このパーティーがミオンに会うまであと一分


ミオンが階段を見つけ上の階に登る、階段の横に、(ここは十階)と書かれている

階段を上るとかなり広い通路がまっすぐ三十メートルぐらい伸びている

なんとなく変な予感がして首をかしげながらドカンドカンと穴を掘り計算式を取り付けたファイアボールを

仕掛ける、三百位のファイアボールを地雷と火炎光線に分けて設置する、

設置し終わった後、叫び声が聞こえてくる、向こうの方から、男二人女一人の

パーティーが「逃げろ、逃げろおお」と叫びながら走ってくる、罠を仕掛け

終わったミオンがその後ろにいるモンスターたちを発見した、防御魔法を

パーティーが走り抜けた瞬間、展開そして仕掛けた火炎を爆発させた、

凄まじい爆発の後、残っていたのは数匹のモンスターたち、その圧倒的な

火力の前にそれだけしか生き残れなかったらしい、後から戻ってきた

パーティーが驚きの声を上げる、ミオンがそのパーティーに声をかける

「後は任せても大丈夫ですか」パーティーのリーダー格の戦士の男に

生き残ったモンスターを指差す、戦士は「あぁ、あの程度なら、しかも相当な

ダメージ受けてる、さくっと終わらせるよ」言葉通りに一分程度でそれらを

倒した、そのパーティーからミオンは死んだと思われていること

人身売買の被害者になりかかっていたこと等、聞いた、その後その

チームにいろいろ質問された、特に魔法使いは熱心にあの魔法のやり方を

聞いてきたが、ミオンは魔法の爆発の方法は知らない、爆発の時間を、

ある程度のコントロールすることができる、そして普通の人より魔力が

多いという事、また偶然に今までゼロだったステータスが増えて

ボール系の魔法が使えるようになった、ことなどを話す、魔法使いは

納得していないようだが、戦士に「今までひどい目に遭っていた娘だ

そんなにいってどうする、特にこの娘は、俺達を助けてくれたんだ

違うか? 」そう言って戦士は僧侶と共に改めて礼を言う、魔法使いも

慌てて礼を言う、その後のなかなかレベルの高い魔物だったせいか

魔石や牙、短剣、ワンドなど、売れば、よい金になる物が見つかった、

ミオンは短剣と少々の魔石をもらい、後は全部そのパーティーへ譲った

ミオンももらった短剣は非常に妙な形にしている、まるで卒業証書の

入れ物のような、苦心して引っこ抜くとボロボロの刃、どうもミオンは

それが気になるらしい、そしてもう一つの短剣、きれいに使えば

包丁や薬草採集に便利そうだ、ちょっとホクホクしたミオンだが

その時、妙な視線、??を感じる、振り向いたらすぐ横の道にスライムが

コロコロ、転がってきて、ミオンに何か言いたそうな、素振りを見せたが

他の者たちが来ると、そのままコロコロ、転がって行ってしまった。

そのパーティーも助けてくれたことを感謝して挙句、戦利品まで貰い

ホクホクしている、その見返りとしてそのパーティに地上まで

一緒に行ってもらった、ようやっと地上へ戻った一行、地上はまだ

朝だった、ミオンは久しぶりに、太陽の光を浴びる、フードを取り

朝の光にミオンの髪がキラキラと輝いた


何人かの人々が迷宮内でミオンの姿を見た、以前ミオンが、食い詰めた

新人冒険者に、薬草の束を渡し、その冒険者はなんとか、持ち直した

たくさんの人々がミオンをイビる姿を見ていたが、彼は何もできなかった

だが、彼女の無事を知らせる事は出来る、彼はそのまま突っ走りギルドへと

駆け込んだ、


ミオンが無事に帰ってきた、また迷宮内で魔法が使えるようになった

それはすぐにギルドマスターに伝わり、イリーナにも伝わった、早く早くと

思いながら彼女を待つ


町に着いたミオンは真っ直ぐにギルドへと向かう、いつの間にかその周りを

先程の冒険者たちが囲んで護衛をしている、近くにより言いがかりを

つけてこようとする冒険者たちを睨み付け撃退している、そこそこ有名な

パーティーである彼ら、アイリよりは劣るがそれなりの攻撃力を有している

その彼らが護衛についてるとなれば他の身を崩した冒険者たちは手が

だせない そうこうしているうちにミオンがギルドへとたどり着いた

もう待てないとばかりにイリーナはギルドの扉を開けて飛び出してきた

そして、ミオンをみると抱きしめて泣き出した、バツの悪い顔をする

ミオン、その後ギルドマスターにもちょっと怒られ、心配された

嬉しくなって、ちょっと泣き出すミオン、その顔を優しくハンカチで拭く

イリーナ、なごやかな雰囲気の中、ミオンを送ってきたチームが

彼女の戦闘を話す、だいたい事情を察していたギルドマスター

こっそり王宮からの手紙をもらっていた、その後ギルドマスターは

彼女にゆっくり飯を食って寝ろ、と言ってイリーナにギルドの部屋を

また貸してやるように言った、それを聞いたイオンはすぐに

渡すために入れておいたポケットから魔石と牙をイリーナに渡した

魔石の値段は薬草より高い、高位であれば、あるほど高くなる

ミオンが持っている魔石であるならば一個五百円くらいそれが五十個ぐらい

だいたい五万円くらいになった、だがそれ以上に狼の牙が十万円ほど、

そして間違えて出してしまった牙、迷宮の部屋の中で急に現れた大蛇の牙、

グロスネーク、本来ならこの街の近くにあるトラン迷宮の中では絶対に

現れない、この大蛇は首都であるレオンハートの迷宮にしかいないものだ

それゆえに高い値段がつく、がギルドマスターはそれをしまい、「後ほど

渡すよ、」と言い部屋で休むようにミオンに言い含めた、ミオンはイリーナにとりあえず食事にしようと誘われイリーナに着いていった、

食べながら少し、ウトウトしてしまい、またギルドまでイリーナに

連れてきてもらった、その後、アイリ達に会ったが、ろくに挨拶もできず、イリーナに地下倉庫に連れてきてもらい、そこにある小さな部屋の中で、必ず鍵をかけて寝ろと言われ、そのまま鍵をかけて眠ってしまった、

その夜、大きな事件と小さな事件が相次ぎ町の安全を守る騎士たちは、

眠れぬ夜となり犯罪者たちを捕縛し泣く泣く書類を書き続けた、

ミオンはぐっすり眠った


小さな事件はミオンを襲うとした、若い犯罪者予備軍の冒険者3名

ミオンが依然泊まっていた部屋に押し掛けレイプしあわよくば

飼いならしてやろうと目論んでいたが、毎回ミオンが泊まっていた部屋へ

押し掛けていると、泊まっていたのはギルドマスターに直接声をかけられた、高位冒険者の一人、Bクラスの男である、たかだか万年のFクラスに

負けるほど、ヤワではない、彼はその三人を魔法と剣技で叩きのめし

ギルドマスターに言われていた通り尋問をした後、憲兵に突き出した、

地下にはそれは響かず、熟睡している少女が一人、

そして大きな事件だが、ギルドマスターが直接、指揮をとり

人身売買の現場を押さえ、騎士達と協力して思う存分、ミオンに

心配かけさせられた恨みをはらしていた、普段、強面な分、あまり怒らない横にしている彼、だがその日はまるで鬼神が乗り移ったようだと、

周りの人間は語っていた、

その頃のミオンはベッドの中で「イリーナさんもう食べられないよぅ」 

ナドと、寝言を言っていた。


あけて次の日、数人の冒険者たちが何やら晴れ晴れとした表情でミオンに謝罪を始めた最初は数人だったが徐々に徐々に人が集まり自分が何をやっていたか分からなかったがここ数日でようやっと分かった自分はおかしいと思っていたがどうしてか、解らない、だけどやった事は事実だ、本当に

申し訳なかった、と、謝罪してくれた、ミオンは静かに微笑みその謝罪を

受け入れた、何かが、自分を陥れようとしていた事は分かっていたので

謝罪してくれた人を責めるつもりはなかった、その後お詫びとして色々な

情報や武器の扱い方なども教えてくれる事を約束してくれた、ニコニコと

笑いながら話す彼女に徐々に惹かれてゆく冒険者たち、だが彼女はまだ子供に近い体、よし、しばらくは待つぞ、と鼻息を荒くする若手冒険者たち、

オッサン冒険者はのんびりとミオンの頭をなでたり食べ物をあげようと

している、女性冒険者達はこぞって膝の上に乗せたり髪整えたりと忙しい

離れた席で何人かの男の冒険者たちが、いたが面白くなさそうに消えた、

雰囲気にさとい、おっさん冒険者がミオンに注意を促した、「今の奴らの顔は覚えた何かするなら後悔することになるだろうさ」そうして周りを見渡す

全員が全員いい顔で親指を突き出した、


二~三日のんびりしたミオン、それから再び彼女は薬草採りに励みつつ

魔法について、いろいろ研究し、さらにファイアボールの有用性を

示したいと思いパワーupの方法を模索している、またこの先

生きていくとすれば、やはり先立つものも必要だ、よしお金を稼ぐと

思い迷宮で稼ごうと思う、でもやっぱりこういった採集の仕事も好きだし、

一週間に四日は採取しようとそして二日間は迷宮で遊ぼう

迷宮ではたくさんのモンスターを集めて・・・・・・・・・・火祭りだ

迷宮から一緒に出て来た冒険者に例の方法を話すミオン、そこにいた

他のパーティーにも協力を願ってみる、この方法ならかなり楽にお金が

稼げる、とミオンが話し、何人かの協力者が現れた、話を聞きつけた、

冒険者たちが迷宮の中で五十人くらいの大規模な人数になり、ミオンと

綿密に打ち合わせを始めた、軽装になる者、武装を装着する者そして

囮役は頭に地図を叩き込む、また土の魔法使いにミオンが考えた

ゴーレムを使った攻撃方法を実践してもらった、結果はスゴイの一言

そしてウォームアップが終わり、代表者にされたミオンが号令を発する、

今、ここにトランの名物となる迷宮火炎(かえん)祭りが始まる、







次は迷宮内のお金稼ぎのための話となります、一応その次は休日の話を書きます、レオンも登場させようかなと思っております、あまり会わないほうがいいと言われていますが、彼は実はほにゃらららなのです、

まそんなこんなでとりあえず続けていきます、魔王姫エンデミオンの活躍を応援してください、 

byタケゾウ

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