泣きたいけど、苦しいけど、生きていく
とりあえず第三話です。この話ではあまり話数にこだわらず書いています、
まぁとりあえず今日は休みなのでのんびり書くことができました、
次の話からいよいよステータスがアップしミオンの反撃が始まります。
それに伴い精霊ステラもミオンと一緒に頑張ります、出てきた男性神ですが
ミオンにやった仕打ちは地味に痛い嫌がらせです、でもミオンはそれに負けず
頑張って生きていきます
トテトテトテトテ、と足音が草原に流れて行く、巨大な湖から
南へまっすぐ向かう。
三十歩程度歩き、少し休憩、また、とてとてと、歩く
効率悪いな~などと思いつつ、今度はゆっくりゆっくり歩いていく
途中でネズミのような魔物に襲われたが、スキルを使い
何とか逃げ切った。
裸のままコートを着ているので肌寒い。
ひたすら歩き休憩し、また歩くを繰り返していたら
女性のパーティーに出会った。
四人の女性たちは、ミオンを見ると、何処から来たのかなど
いろいろ聞いてきたが、ミオン自身もわからないので
素直に何故、自分がここにいるのかも解らない。
取り敢えず、人がいる場所を目指していることを話す。
女性パーティーのリーダー、アイリは、親切にも、街を
教えてくれた。
ただ子供の足では、あと、三時間はかかる、私らと一緒にいきましょうと、言ってくれた。
フードを取り彼女らに感謝の言葉を贈る。
ミオンの顔を見たとき、女性たちは、可愛いと言いながら
手を握って引っぱって言ってくれた。
何故か角については、何も言われない、聞いて見たら
いろんな種族が入り乱れて街で暮らして入るらしい。
その間に今行く街とその周辺や主要な建物またお金など
そして、その街の常識なども話してくれ。
歩き続け、ようやっと街が見えてきた取り敢えず街の入り口で
仮の身分証を発行してもらい冒険者ギルドで登録した方がいいよ
など教えてくれた。
そんなこんなで女性パーティーと一緒になってから
魔物などにも、襲われることもなく、無事にトランの
町に着いた。
直ぐにお姉さんパーティに冒険者ギルドに連れて行ってもらい
手続きを済ます。
この冒険者ギルドのランクは、ABCDEFGと、なっており、
初心者は一番下のランクから始まる。
その冒険者ギルドで自分のステータスが見えるので受付嬢の
ギルド員に調べてもらった。
その結果、生命力、魔力、は改変された数値を言われ
他はまるで分からない状態だと言われた。
「これではまともに仕事が出来ないね、」と苦笑い。
それにしても悪意みなぎる意味のわからないステータス。
なぜこんなことになったのかとミオンは愕然としている。
イリーナは「まぁここは、いろいろな種族もいるから
あなたのこと、いろいろ聞いてみるわ」と、言われたが
「それはやめて、 あまり目立たない方がいいと思う」
ミオンの後から、アイリが口を出し、フードを取らせた。
ミオンの顔をイリーナにはっきり見せる。
「この顔立ちだし、角もあるし、変な奴が絶対に何かやらかす
だから、あまりフードを取らせずに目立たない仕事を
まわしてあげてよ、薬草採りとかさ」
イリーナもミオンの顔立ちや銀の髪などを見て納得した。
この街は平和といえば平和だがそれでも悪事を
働くバカは数人いる。
幾度か警告はしているが、あまり効果は無い。
とりあえずミオンの事はあまり大仰にしない方がいい。
そう思い、イリーナもギルド長に報告だけしておこうと思う。
そして、それは正解だろう、アイリ、を筆頭とするパーティー。
この界隈では、有名な強いパーティーだ。
そのパーティーが彼女を見守るとなれば、あまり変なものも寄ってこないだろう。
とりあえず、ギルドの三階にある小さな部屋に彼女を案内する。
いまは昼間なので、暇もある。
ついでにギルド長にも報告した。ギルド長も少し
驚いたようだった。
イリーナと話す、とある女神から
(彼女のことをよろしく、必ず助ける)と言われた。
今はこれが精一杯だが、彼もギルドの長として公平を
期す立場にいる、それ故に、大っぴらに助ける事は出来ない。
ギルドの規則で、保護が必要な場合はギルドの長の権限を
使うことができる。
だがそれも、ギルドの部屋を貸すのが精一杯だろう、なんにせよ、
彼女はよく見ておかねばならないイリーナにもそれを話し頼んだ。
明けて翌日、ミオンはギルドから貸してもらった袋と
小さなナイフを手にせっせ、せっせと、薬草採りに励んでいた。
近くにある森の中で一本一本丁寧に取っていく。
少しずつ少しずつ奥へ奥へと進んで行く薬草は、一本百円。
元日本人だったミオンにしてみればずいぶん高く買ってくれる
などと思いつつ、五十本ほど集まった。
ギルドは特に期限もなく部屋を貸してくれた。
しかも格安一ヶ月一万円の値段で貸してくれた。
とりあえず最低のものは揃っていたので、この薬草採取に
励んでいるわけだ。
夢中になって、五十本ほど薬草を摘んだ所、イノシシのような
大きな獣がミオンの目の前に現れた。
ブルブル震えるミオンを見た後、すぐにのしのしと去っていった。
おそらく飢えてもいなかったのだろう運が良かった。
あんなのに襲われたら、十秒で死ぬ自信がある。
逃げなかったのが逆に良かったのだろう。
イリーナにもあまり奥に行くなと注意されていた。
とりあえず薬草は大分詰んだので帰ろうと森を後にした。
あまり他の冒険者に、関わらない方が良い。
そう言われているので、ミオンは朝少し遅めに出て
早めに帰ることにした。
とりあえず門番の人に挨拶をして、仮の許可証を返す
。その後、ギルドへ帰り、薬草を換金してもらう。
イリーナはそれを見て、ここではなく依頼を出した場所へ
直接行くようにミオンに言った。
その方が高く買い取ってもらえるよ、と教えてくれる。
素直にその言葉を聞きイリーナに教えてもらった場所へ
歩いていく
依頼を出したのは薬品を扱う場所、そこに直接、薬草を
持っていった。
ぶすっとした態度でその薬草をみる女性。
だんだんと、その顔が変化し明るくキラキラ輝くように
なっていく。
「お嬢さん、これは、今までのものと比べるととても
良い品質です色をつけますよ、とても丁寧に切られて
組織が潰れていない。故に栄養が流れていかない
これならもっと良い薬品が作れますよ」
契約では一本百円だったが、二十%ほどupして
七千円ほどのお金になった。
お姉さんの話を聞くと今までは、冒険者があまり良い薬草を
卸してくれなかった。
すべて乱暴に扱われて、ひどい状態だったので、値段を
下げざるを得なかった。
などと、その内情を話してくれ、これからも
直接来てほしいと言われた。
その後、お茶をご馳走になり、お姉さんと話す。
そのお姉さん、エルに、こんな冒険者が居るから
気をつけろと教えてもらう。
店を出てとりあえず、お腹が空いたので、売られていた
ドーナツと水を買い、簡単に食事を済ませ、ギルドに戻る、
余り食べなくても良い体質らしい余ったお金をイリーナに預け、
ある程度貯まったら家賃をとってほしいと、お願いして部屋へ入った
ギルドにあった小冊子、新人冒険者の心得など読みながら、時間をつぶし、今日やった仕事が、うまくいってよかった、など思い浮かべながら、
ベッドに横になる、そのまま寝てしまった。
夜中、不可思議な力が、そのトランの街を包む女神の放ったミオンの加護の
力を押しのけるように、女神の放った加護はあらゆる場所でその効力を発動させていたが女神に嫌がらせをしようとした男性神がその力を一点に、集約させ、トランへ送る、それはミオンへの不幸への序曲だった。
翌朝、目を覚まし、身支度を整えてギルドへ降りると何十人もの人がいた。
あまり目立たないように後ろへ隠れていたが、何人かの男たちが、声を
かけてきた、かなり威圧感を持って自分のパーティーへ入るように、
言われたが、昨日の冒険者パーティ達にたしなめられミオンから離れて
いった。だが、それでもチラチラと見てくる、アイリ達はそれからミオンを庇う様に立ってくれる、そして昨日夜起きたことを話してくれた、
なんというかミオンへ悪意を持った意志が、この町を包んでいる、
よくわからないけれど、その意志が効く者と効かないものがいる、だから、よくよく注意しなければ、ならないと、暫くしてアイリ達の言っている
意味がわかった、それは確実に始まっていた
受付の中にもそういったものがいる。依頼を達成したにも関わらず、
正当な評価をくれず料金を減らされたり、ミオンが見かけによらず
丈夫なことを知ると冒険者たちに無理矢理連れて行かれ、肉の壁に
されたり、鬱憤を晴らすための道具にされたりした、逃げようとしたが
人海戦術で探し出され、ギルド長ゼータとイリーナがいない所を
見計らい、または、受付嬢に、うまく誘導され、味方も何もいない状態で
無理な契約を強要されて無理矢理受けさせられ、モンスターたちの前に立ち、体中ぼろぼろにされた、どう立ち回っても帰る場所もなくなってゆき
最終的にギルドからも出され、ほんのわずかなお金で食い繋ぐ、
それでもミオンはあきらめず、最初の薬草を集めたり町の雑用などをやっていた、それでも現実は容赦なく彼女を引き裂いてきた、ほとんど味方がいない、状態で何度も泣いた、教会に行き、女神と話ができるかなと思い、
行ってみたが周りの人間に暴行を受けて追い出された、時間ギリギリに
なって教会に赴き、祈りを捧げる。ほんのわずか、残ったお金を教会に
寄進した後、その教会の神父に、泊まっていけと、言われたが、逆に迷惑が
かかりますと、告げた後、そのままふらふらと、夜の草原に出た、狼が数匹
出てきたが、襲うこともせずに離れたところで、まるで見守るようにミオンを見ていた
途中の岩場で穴を掘り、そこで寝始めた、疲れがたまっていたのだろう。
ぐっすり眠るミオン、やがて何かに呼ばれているような
感じがきたが、
眠気が勝り、何も分からずに眠った、翌朝、再び森に入り、誰かがミオンを
探しているのがわかったが、スキルを使い、完全に無視をした、
その時スキルが働いたことが分かった、頭の中に浮かんだ自分のスキル
かくれんぼは、その場にとどまり隠れていれば誰にも見つからない、
よほどの熟練した冒険者でなくてはミオンを感知することは出来ない
そのまま薬草採取を行い、街の門が閉まるギリギリの時間を見計らい、
スキルにげあし、を使い町の、薬品店へと入る、店の人から
「本日は終了ですよ」と声を掛けられたが、薬草の束を
見せる、その店員は嫌な顔をしながらも、それを鑑定し始めた、その時
彼の後にその店の店主である、エルが、こっそり控えていた。鑑定が
終わり、男は普段の半分の金額を示した、ミオンはいつもなら、もっと
多いといい、ダメですかと声をかける、それに逆上したのか、男はミオンを
お金も払わずに帰れと怒鳴りつけた、その後ろからエルは静かに入ってくる
男をじっと見据えて、「もう一度修行し直すか?」と、怒りのオーラを
撒き散らしながら、その男を睨み付ける、エルはその男の頬にビンタを
した後、もう一度、落ち着いて鑑定しろ、と命じる、男は、またもう一度
ゆっくり鑑定し始めた、そして「なんで俺はどうして?はっ、すいません
店長、普段、冒険者が持ってくる奴より格段に状態が上です、お嬢さん、
申し訳ない、通常価格一万円+三千円とさせて頂きます。」
男はなぜ自分がそんなことをしたのかまるで分かってないようだった。
エルは、ミオンへ「ここの街は今、こんな風にねじ曲がっているのよね」と、説明する、そしてミオンに今日は家へ泊まっていくよう誘う
「門も閉まってるから帰れないでしょう」エルはミオンが、どこに寝泊まり
しているか、大体把握していた、それをもって、彼女が来たとき、すぐに
対処できるようにしておいた、小さな女神像がある寝室でミオンは
久しぶりにゆっくりとすることができた、普段あまり食べないような
料理とお風呂と、ベットで暫しのんびりする、お風呂ではエルに、
体中ピカピカに洗ってもらった、かなり恥ずかしい思いをしたが、
久しぶりに体が落ち着いた。最近は泥にまみれて生きて苦しくて、悲しくて落ち着いてきたら、段々悲しくなって、いつの間にかそばにきていたエルに抱きしめられて、泣き出していた、そのまま泣き疲れて眠ってしまう、
こんな風に抱きしめられて寝るのっていつ以来だろう、そんな風に
思いながら、もう疲れたなぁ、などと思い、意識を手放した、
夢の中でミオンは、懐かしい声を聞いた、女神の声、迷宮へ、迷宮へ、
と、聞こえるか聞こえないか、ギリギリの声。おそらく何かが邪魔をして
いるのだろう、それでも必死の声、そして彼女は決意する迷宮へ行こうと
そこならば、強力なモンスターもいるだろう、自分を殺せるモンスターが
だが、迷宮に行くにはミオンのランクはかなり足りない、だが次の日に
ちょっとやばいと思われるパーティーから迷宮への誘いが来る.....
彼女とは目的が違うパーティーが彼女を迷宮にさそう、いや
実は彼女を売り払ってやろう、と目論んでいるパーティ、そのうちの一人は
少しヤバイ性癖の持ち主、いろいろ打ち合わせもし、彼女を誘うことに
成功する。だが運命のいたずらか、迷宮のトラップに引っかかり、
彼らは自らを破滅させる事になる、女神の呼び声と、精霊の導きにより
ミオンはその不幸を打ち破る、様々な呪いをその身に打ちながらも
必死になって生きてきたミオンはその呪いを逆に利用して面白い。
戦術を打ち立てる、後にトランの町の防衛に参加し、その戦術を使い、
モンスターたちを殲滅することになる。ここから不幸な運命の逆転が始まる
さて、いかがでしたでしょうか、薄幸の美少女?が活躍するこの話、
どんなもんでしょうか、通常、プロットと呼ばれる、あらすじを
書いているんですが、今回もまったく何もせずにそのまま
書いています、いつも書いてるロストバイアよりなんかプレビューが
多いような気もしますが、気に入っていただけたら幸いです、
では次回でお会いしましょう byタケゾウ




