トラン攻防戦その四、発動、ディザスター・インパクト、そして朝日が彼女を照らす
皆様お待たせいたしました、ようやっとトラン防衛戦、第四話あがりました
ちょっと体調を崩してしまい、ひーひー言いながら、のどの薬を使いながら
書き上げました、そして魔王姫三大兵器も解放されオリジナル呪文も解放された
最後の戦い、いざ開幕、「人それを黒歴史と呼ぶ」
魔物の軍勢は、徐々に、徐々に追いつめられて行く彼らは中央に集まり、
抵抗を続けている。後に控えていキマイラ、彼は焦りに、体を震わせる、
ここへ来た時、あの娘を見たのは僥倖だった。追い詰めて殺してやろうと
画策したが、それはあっさり、潰えた、何処までも邪魔をする娘、
彼はイライラしていた、おぞましい姿の今の彼はキマイラと融合している。
彼は、女神より落とされたものだ、シルバーナのすぐ近くに放り出された。
そのまま歩き、村にたどり着いた、そこで普通に生活すれば良かったのだが
持ち前の傲慢さが表に出て村にいられなくなった、次から次へと、村を
変わり暮らしていく、だが、どこ行ってもそれは変わらず、結局、
シルバーナにたどり着いても、それは同じだった、だが、シルバーナに
入る時、魔力検査が行われ、彼の魔力の高さが認められた、だが
それは、悪いほうで・・・・・・・・・
聖教都の大聖堂で彼はその地下通路、連れて行かれ生体実験の実験体と
なった、そこで彼は悪魔の囁きが聞こえてきた、様々な実験を得て彼の姿は
おぞましい化け物へと変わった、おそらくこの地上の最強の生物兵器と
なった彼には,用済みとなったヒビ割れた魔石が埋め込められている、
それは彼の中で人の魂を食らいつつ魔力を貯めていた
彼の体の中に幾人もの人間が埋め込まれている、
人の魂を食う魔石、その食料のためだけに・・・・・・・・
埋め込まれた人の悲鳴が彼の頭に響く、それは彼にとって甘美な歌声
中にいる人間の寿命が縮まってゆく感覚が彼にはわからない、その力に
酔っていた彼は、己の中にあるモノを波動に変えて
周辺へとまき散らした、それを管理していた係員が異変に気づく
だが、時すでに遅く、彼はおぞましい化け物の王となったのだ。
その姿は通常のキマイラと呼ばれる姿とは違う、真ん中の
獣の頭はなく鋭い牙がある口、そこから何十本も
触手が生えている、その上は神だった彼の姿、彼は、偽王となっていた
シルバーナのはずれにある荒地には沢山の魔獣が住んでいるが
彼の波動を受け魔物へと変化した、もともと神の力を残滓といえ、
持っていた彼は魔物を呼び率いてシルバーナを蹂躙した、大聖堂を
脱出し,すぐさま周りにいた人間を惨殺、周辺にいた女性を犯し骨を砕き
嬲り殺した、翼はないが素早く走る四肢と魔法を唱える口と複数の触手と
毒を放つ牙で、話を聞いて逃げ出そうとする聖職者たちを、周囲を魔物で
囲んだあと嬲り殺した、すぐさま周辺を制圧、逃げて隠れていた
教皇を見つけ出し、駆け付けた勇者とともにズタズタにした、勇者は自分を
回復させるのが精一杯、勇者はこの一件で体に深く傷を負い回復魔法以外
まともに使えなくなった、周りには何人かの実験体だった者たち、彼らは一様に、ぼんやりと空を見上げた。
シルバーナの蹂躙が終わると彼は、女神の波動に気が付いた、それは、
シルバーナを越え、まっすぐ行った場所にある。女神の白牙塔、
彼はそれに導かれるように走り出した。何百キロもある、大森林を越え
そして・・・・・・・
ミオンは泣きべそをかきながら、座っている
あれから(ペロン)から、八つ当たりで周りにいた魔物を葬り去るを、
繰り返していたが、レオンから、休まされたのだ、·······
ミオンはレオンにお膝抱っこされている、レオンがミオンを無理矢理休ませ
そして見張っている、こうでもしないと、この破天荒な少女は何をするか
どんな無茶をするか、わからない、前世でも、こんな娘だったよなと
頭を悩ませるレオン、ミオンを膝に乗せながら、レオンは、ため息をついた
あんまりだ~と、思いながら周りを見るとレオン、とアースガルズがいる、
アースガルズは、通称ガルは、ミオンにゴーレムを、一体
連れて来た、この戦いで命を落とした将軍が壊れたゴーレムに乗り移り
ソレが死霊王の呪法で固定されてしまったゴーレムだ、その姿は生前と
変わらないが、身体は石になっている、石の鎧騎士ナイトゴーレムだ、
ミオンの護衛として使ってくれと言われミオンは、了承した、
ミオンはこの戦いだけと思ったら、彼は終生、仕える気、満々だった、
無論ガルも、そのつもりだった、結局、彼は
ミオンの護衛、名前セレスは永くミオンに仕える事になる、
そんなミオンに、冒険者が素晴らしい事付をくれた、イリーナが
「ミオンちゃん帰って来たら、お仕置きね」
どうやら、ペロン、が人づてに聞いて、ばれたらしい
それを聞き怯えるミオン、冒険者は、笑いながら去っていった
戦線は徐々に、徐々に縮小しつつある、誰もが、勝てると思ったとき
再び、空戦部隊が現れたが、先ほどよりは数が少ない、魔法使いたちは
先ほどと同じ戦法でその空戦部隊の落としていく、ワイバーンは、また
三匹ほど現れたが、不意に空の上から来た、長大な長さの真っ白な
竜の爪に引き裂かれる落ちた、十大魔王が一人、白竜王ゴラン
彼は通常、女神の白牙塔にいるのだが、ニーナに言われ、上空から
その戦いを見ていた、そして再び息を吹きかえしてきた魔物の軍勢に
一当てし、戻っていった、そしてトドメとばかりに、炎の鳥が現れる。
その炎の鳥は癒しの力を持つフェニックス、戦場にいる疲れた者たちを
瞬時に癒しの力を施す、彼は炎の王、炎王バルドヒート、小さな姿になり
ミオンの元へやってくる、そのまま彼女の頭の上でくるくる回り
赤と緑の光を撒き散らして彼女の魔力を体力を回復させた、
そして気さくな調子でミオンに話しかける「やぁ、はじめまして。
綺麗な魔王姫さん、僕はバルドヒート、気軽にバルドって呼んでね」
それを聞いたミオンは慌てて頭を下げ、礼を言う、
「回復をありがとうございます、私は魔王姫エンデミオン、
ミオンと呼んで下さい、イレギュラーな。魔王なんだそうです、
それなのにお世話をしてくださり、ありがとうございます」
バルドは答える「そんなの気にしない!!今度一緒に遊ぼうね、
美味しいケーキとか食べよう」そう言ってミオンの胸元にへばりついた、
その、ふくよかな柔らかさを存分に楽しむバルド
「フやゃあああああああああ」いきなりで、ミオンは悲鳴を上げた、
ニーナがそれに気づき、バルドの首根っこを掴み、
「コおンノ、セクハラ魔王がぁぁぁぁぁ」そう怒る、サッとニーナの手から抜け出し、ポフンと再びニーナの胸元に、そして素早く逃げ出した
「さ~~よ~~な~~~~~ら~~~」「二度と来るな~~~~~」
プリプリ怒る、ニーナそれを宥めるミオン、戦場に、二輪の花が、揺れる
彼がソレを見?たのは、広い高原だった、彼はスライムと呼ばれている
生き物だ,彼が見たソレは生きてる人間?モノだ、本能のまま近寄り
捕食しようとしたが、なにかが、それを押し留めた、ソレに近寄っては
ダメと、・・・・遠くに沢山の人がいる、すぐ近くの人は何か魔力を
出して、何かやっている、その人を見ていたら彼に何かが入って来た、
それは魔力を伴った彼女の心、最初は悲しい、痛い、苦しいだった、
けれど誰も恨む事もない悲しい心は、暖かい包み込む様な優しさに変わる、彼は震えたあの娘のそばに行くんだ!そう思った時、彼は変化した、
今までベターとした、身体だったが、変化したら、キレイな、
まん丸になった、コロコロ転がり、彼女のそばに行こうとした、
「待って待って僕は此処に、いるよ、お姉さん待って」
心の中で叫ぶ、そして落ちた、穴の中に、
彼は拳大の小さいスライム、兵士が開けた、火炎地雷用の穴に落ちた、
彼が不幸なのは、開けられた穴にさらに深い穴があった事、長さ、十m
程の穴、彼はその穴を昇る、彼に意識をくれた少女、ミオンを目指して
件のお姉さんは何か呼ばれたような気がして、キョロキョロしていたが
そこには、何もなかった、肩にいるスライムは何か変な反応をしていた
狼たちは突っ走る、二百頭の大集団、彼らは普段は森の中に住んでいる。
人前にはあまり出てこない、ミオンに懐いていた五匹が、住処を魔物に
追われた狼たちを集め、魔物たちに反撃に出たのだ、かの小さな狼も、
大きな狼に乗っかり、戦地に向かう
穴に落っこちた小さなスライム、穴をせっせと登り、まもなく地上に
出ると思った途端、水が大量に流れ込んできた、びしょびしょになる
スライム、と思ったら、次の瞬間、ビリビリとしびれた、それは
ニーナの放った雷の魔法スピアボルト、中心点から離れていたため
「ビリビリビリー ビリビリビリビービリビリー」少し痺れただけで済んだ
痺れたあと、彼の体に変化が起きた、水晶のように透き通っていた。
彼のからだが透き通った黄色へと変わる、その体から何かバリバリと
雷光が迸った
突如として現れた、狼の軍勢、魔物の軍団の真横に食らいつく
その後、散開して戦っている兵士たちのフォローなどを行った。
今にも魔物に喰らいつかれそうな兵士の横から飛び出て
その鋭い牙で食らいつく、兵士はその隙に態勢を立て直し
剣を持ち刺突をかけ、それを葬る、そんなふうに狼たちは
彼ら魔物たちを滅ぼして行く
魔力、体力が、全快になったミオン、再び前線に立つ
それを見た兵士たちが、歓声を上げる、今やミオン、この戦場の
アイドルだ、前回のペロンが効いたらしい、
戦線が完全に縮小している、それを見た遠くにいたキマイラがこちらに
向かって走ってくる、どうやら、あのキマイラは飛べないらしい、
以前から聞いていた、彼の重力に対抗する、スキルを取得する
「やっこさん、痺れを切らして、出て来たか、」近くにいた。ガレスが
そう言って不敵に笑う、レオンも剣を持ち、走る、ミオンは走ってくる
キマイラをじっと見る、膨大な生命力と魔力を持つ、いくつかのスキルが
見える。そしてその中央、何か渦巻く、それをよく観察するミオン、
妙案を思いついた、それを実行するには?・・・側にいた騎士ゴーレムに
話す、彼はそれが可能だと話す、ただ一度、魔石に戻らなければならない
それと、ミオンが近くにないとダメ、十メートル以内なら元に戻れる、
ならばとミオンは彼に頼む、そして一人の少女と一体は走り出した
大将軍は敵の総大将を討つために自ら剣を取り、周りに檄を飛ばす
全員が一斉に攻撃し、それがはじき飛ばされる、死んではいないが
相当のダメージを受けている、周りの人間が倒れたものをすぐに
救護に当たる、ガレスも、レオンも、ニーナも攻撃するが
敵の総大将のキマイラの偽神、略して、キマイラ神は傷が付いた片端から
回復してしまう、ミオンは事前に察知してそれをレオンに伝える
「兄様、あのキマイラ神は魔力を使って直接、体を修復しています。
回復魔法よりも効率が良く、あっという間に傷を治してしまいます」
レオンはそれを聞き、 「そういうことか、どうりで、ジリ貧だな
どうするか? 」それを聞いたミオンは答える「私が正面に立ちます。
兄様達で攻撃をおさえてください」レオンはミオンをじっと見た後
力強く頷き「何かやるまで、お前を守る」それを聞いて、ミオンは
レオンに少し抱きついたあと「お願いします、兄様、皆さん」
そして、ミオンはキマイラ神の正面に立つ、そして突っ込んでいった。
「やあああぁぁぁぁぁ」気合を込めて叫び走る、キマイラ神は
それを見て嘲笑う、「自分から殺されに来たか、だが遊んでやる
この衆目の前で、嬲り犯してくれるわ」そして数十本の触手を
ミオンに向ける「させるかぁ!」レオンが、その触手を切り裂く
同時にガレスが拳をその足へと叩きつける、ニーナが雷撃を放ち
右の頭を消滅させる、二つの頭、獅子と鷹、二つの内、鷹の頭が
消滅した、 「グガァァ!! 」ダメージを受けて声を上げ一瞬のけぞる
キマイラ神、その隙に、ミオンは腹部へと、その下へと潜り込み
shineを構える、後にある蛇がミオンを捉え、その顎を開く、
しまった、と思ったミオン、だが、そこに救いの手が現れる
一直線にミオンを襲うその牙、そこに狼が小さな狼を載せ走ってくる
そして、ジャンプ、最高度で小さな狼もジャンプ、頭から突っ込み
見事に蛇の軌道をそらす、チャンスとばかりに、ミオンはshineを
シャイニングバスターを放つ、それは腹をブチ抜き周りに血を撒き散らす、
だが、すぐにその傷は塞がった、キマイラ神が暗く嗤う、
「無駄な事をする、我は傷ついてもすぐに戻る、何をやろうとも、無駄だ!ハッ ハッ ハッ ハッ ガぁァ、グアァァ」
キマイラの背部が不気味に蠢く、やがてブチブチと音がして
腕が飛び出てきた、その手には魔石、ヒビ割れたかなり大きい魔石だ。
そしてキマイラの中から出現するミオンに仕える騎士ゴーレム、セレス、
戦場で命を散らした、この軍隊の将軍の一人だった男、
「うおぉぉぉぉぉぉぉ」雄叫びをあげながらキマイラの背中を引き千切り
現れた、ニーナの魔法で彼の周りに雨が降り体が洗われる、ミオンの前に
恭しく頭を垂れ、ヒビ割れた魔石を見せる、それを見たミオン
握り潰せとジェスチャー、セレスはそれを実行した、バキバキと音を立てて
壊れたる魔石、「何だ、それは何だー」キマイラ神がそれを見て叫ぶ
彼自身もひび割れて壊れそうな魔石を埋め込められて、いた事を知らない
そして、それを教えてやる義理は、ミオンには無い、
ゴーレムは主となった者の魔力で出来ている、一時的とはいえ
セレスの主となったミオンは彼に魔力を与えていた、一瞬それを中止して
ゴーレムの核となったセレスをshineにセット、防御魔法を、その核に
掛けて、打ち出した、そして近くにいたミオンの、魔力でセレスが復活
内側からキマイラ神の、組織を引き千切り、魔石を取り出した。
この戦法はミオンが幼い時に父と一緒に見たビデオから考えついた。
巨大ヒーローが拳銃から出て巨大怪獣を打ち倒すシーンだ。
騎士ゴーレムとミオンの、魔力があってこその技だろう
思い出して一瞬絶句するレオン「ミオン~~オマエなぁー、あれを覚えて」
ミオンはレオンの唇に指を当てて「何の話ですか~~」と、ニコッと微笑む
心の中で、こいつはぁ、と思いながら珍しく、妹の小悪魔ちっくな顔を見た
複雑な思いを抱きながら、レオンはミオンの頭を撫でて、再びキマイラ神へ
向かって行く、
そしてミオンも、キマイラ神を見据える、キマイラ神は「貴様を殺す貴様の
魂を嬲り女神に見せつけてやる、道連れだ、犯し、嬲り、殺す」
その後、キマイラ神は、圧力を発した、だが以前の神の重力に比べ
あまり利かない、それに対抗するようにミオンは威圧を発した、
彼に対抗するためのスキル、魔王姫威圧のLv10、当然コストは高い
キマイラ神の圧力とミオンの威圧が拮抗する、お互いが動けず、動かない、
そして、業を煮やした、キマイラ神が切り札の腕を出した、
動かない翼の下に隠れていた巨大な腕、先端は鋭い爪になっている。
その鋭い爪、二本がミオンを狙う。
小さな黄色いスライムは穴の中を、せっせ、せっせと上っていた
小さい体で一生懸命十メートルの穴を登って行く、仄暗い空が見える。
地上へ出た時、黄色いスライムが待ち望んでいた、 “あのお姉さん”が
そこにいる、しかしお姉さん、ミオンは鋭い爪に狙われている、スライムは
その小さな体は雷を纏い、空へ昇る閃光になった、絶叫を上げながら、
「“お姉さん”を、いじめるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「“お姉さん”を、いじめるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
絶叫が何であったかはミオンには解らない、ルビーが肩から降りて
ピョンピョン跳ねていった、
ソレは輝く弾丸となり、ミオンを狙う鋭い爪の一本をはじき飛ばした
もう一本はセレスがミオンの前に出て抑える、同時にサフィーの
防御魔法が発動、ガッチリ押さえ込んだ、その爪をレオンが切飛ばした
そして、後ろで控えでいたニーナが雷撃を放つ、スタンするキマイラ神、
膨大な生命力を持つキマイラ神は、それでも、まだ抵抗、重力を発するが
ミオンの威圧に抑えられる、
その時、ミオンの脳裏に女神ルシアが浮かぶ、そして…
ミオンが口を開いた、魔法の詠唱が始まる、それは普通の呪文と違う
悲しさと優しさが混じった口調で穏やかに語るように話す。
「魔王姫エンデミオンが、女神ルシア様に願います。
女神様、彼を哀れんでください。
女神様、彼を連れて行ってください
女神様、彼を亡くして下さい
彼の心は悲しい、彼の心は何もない、だから彼を何もない世界へと、
導いてください
それは死、それは闇、それは虚無、この手にその証を授けてください。
それは鍵、それは門、それは絶界」
そこまで聞いたキマイラ神が、慄き、怯え、叫ぶ、
「ヤメロ、止メろ、やめろぉぉぉぉぉ」
最後の詠唱をミオンが語る
「送り火で、彼は、逝きます、虚無の旅」
ミオンの背中に炎玉が灯り爆発、ミオンを空へ運ぶ爆発する炎、
キマイラ神、彼がミオンに送った呪詛、文字どうり、その力が彼を滅ぼす、後押しとなる
「ディザスター・インパクト」
ミオンの手に炎が生み出される、それは銀色の炎、女神ルシアの加護と
ミオンの膨大な魔力があって、初めてこの技は成り立つ。
ミオンの右手が、その炎が、文様を描き、光り輝く、体の真中に
当てられて、吹き飛ぶキマイラ神、
通常は、膨大な圧縮された炎を相手にぶつける技だった、迷宮で
格上のグロスネークや、巨大な狼フェンリルを倒した技、それを、
女神ルシアの加護を持って昇華されたのが、魔王姫三大兵器、最後の一つ
魔王絶界破 神の世界にある虚無の牢獄へ
送る炎である
吹き飛んだ、キマイラ神は、魔物の集まる中央に落ちる
それでも尚、抵抗し、恨み事を声を出す「呪ってやる、呪ってやるぞ女神」
それを聞いたミオンが彼に告げた「呪いたいのは、自分自身ですか?」
キマイラ神は沈黙し、意味のない言葉を言い続けた後、ルシアのことが
頭に浮かび彼は涙を流し慟哭した。それは小さな思い出、
何が間違ったか?、何を間違えたのだろうか?
「あぁぁ~~~ぐあぁああぁあぁ、うあああああああああああああああ」
だが、もう遅い、遅すぎた、絶界への、虚無の牢獄への門が開かれた。
絶界の送り火は彼を焼き尽くす、そして彼の魂をその場所へと送るだろう
ミオンはキマイラ神を背にして歩く、そして右手を高く上げ、最後の言葉を
彼に送った、 「 絶 」 開いた右手を握りしめる
その言葉とともに、銀の炎は周りの魔物を巻き込み、焼き尽くしてゆく。
銀色の髪が風に舞う、寂しそうに優しそうに悲しそうに、涙を流しながら
佇むミオン、その姿を、朝日が照らしていた
いかがでしたでしょうか、ミオンとレオンの中もちょっとずつ変化
そして、他の有象無象はどうなるか、次回は後始末編トラン防衛戦
最終章となります、あんまりバトルはないよ
よろしければ、ご意見ご感想お待ちしております
byタケゾウ




