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たとえばこんな異世界伝説  作者: オチョ黒
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プロローグ

プロローグ



王都《》へとづつく街道が通るこの地は、ユグノール。

この大陸では片手に入る大きな都市で、王都に運ばれるさまざまな物資の流通も人々の流れもここユグノールを介して各地方の町や村へと運ばれていく。


街中の一等地に建つ《ギルド総本部》、荒くれ者たちが大きな声をあげながら自分の取り分を主張し、カウンターではギルド職員になったばかりの女性が必死になって持ち込み素材の鑑定を行なっている。

「…これの確認を頼む。ギルマスから依頼された物だ。」

「リィンさん、お疲れします。ええと、魔術師ギルドからのクエストと…」

「あっと、ここはわてにお任せやで。リィンはんはギルマスへの報告を済ませたらよろし。」

顔馴染みのギルド職員に依頼品を並べているのは、珍しい漆黒の髪をもつ長身の男。肩からフワリとカウンターに舞い降りた妖精は、変わった言葉を使う中年男性。

さまざまな種族が行き交うギルドであっても〈異質〉な組み合わせであるため、周りからの視線が集まる。


報酬を受け取り、帰路につく。途中の商店でそろそろ無くなりそうなスパイス数種類を買い求めていると、後ろからバタバタと駆け寄る姿があった。

「リィンさん、お帰りなさい。」

まだ幼さが残る顔には不釣合いなほどの長剣を担いだ少年は、本日の獲物を抱えていた。

「いい形のホウホウ鳥だな。ディオス、腕を上げたな。」

「これで“カラアゲ”作ってくれる?キク達も楽しみにしてるんだ!」

家路を急ぐ視界に広がるのは、生まれ育った日本…いや、地球と変わらぬ空。

しかし、ここは異世界。魔法と冒険、人とは異なる種族が存在し人とともに暮らす街に私は生活している。


それでも、私はわたしだ。




第一章 突然のできごと




…コレは「フラグが立った」ってヤツなんだろうなぁ…

目の前には白い髭を蓄えた老人、あとクラスメイトの男女6人。


今日は、修学旅行3日目。

海沿いに続く国道をバスで移動していた筈だ。




『おいおい、コレってどんな情況なわけ?』辺りを見回しながら、頭をガシガシ掻いている

のは、我が校一のモテ男の笹篠ささしの たける

「たける君、恐いよぉ!!」容姿はいいのだが、性格にやや難ありと有名なお嬢様の鹿渡川かどかわ 美玲みれい

『……!!!遂にきた、コレ!!!』興奮した様子が堪えきれていない、図書室の主・有野ありの こころ

「あらあら、何かしらここ?」いつもおっとり、少しピント外れなセクシー美女の佐久良さくら 樹里じゅり

『!!!???』言葉もなく、大きな目をうるませた小さな身体の同級生・七瀬ななせ 美遊みゆ


「まさかなぁ、アレ…じゃなかろうなぁ…」女子にしては背が高く、歳に合わない落着きかたからラスト侍と渾名される

峯崎みねさき りんーーー本篇の主役である。

ついに投稿してしまいました。

頭の中にはいっぱい妄想、いやいや構想はあるのですが、文字にするのは遅いです。

カタツムリもびっくりな遅さですが、頑張りたいと思います。

どっかで見たことある設定、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんがけしてよそ様の作品を転用はしておりません。

ただ、いろいろ読んできた作品の影響は受けていることをあらかじめ申し添えておきます。スミマセン

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