表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゆっくり虐待  作者: システム
テスト
7/20

まりさ虐待 弱い

「ぐびゅえっ!!」


あえなく悲鳴を上げる親まりさ。

俺は親まりさの頭を左手で押さえつけ、同じ場所を殴り続けた。


「ゆがびゅっ!!ぼびゅっ!!ばっ!!ゆびぃっ!!ぼぉ!!」


何十発殴っただろうか。

親まりさの顔面の左側は、今や全体が内出血ならぬ内出餡で黒ずんで腫れあがり、

左目は開かなくなっていた。

手を休めて眺めていると、ごほごほと咳き込み、

口から少量の餡子とともになにかをばらばらと吐き出した。

歯だ。


腫れあがってでこぼこになった左頬を、そっと触れる。


「ゆぎぃ!!」


それだけで悲鳴が上がった。

左頬をつまみ、つねり上げてやると、涙を流して呻いた。


「やべで!!やべで!!づねらだいでええええ!!」

「ゆっくりぷれいすにするって言ったな?」

「いだい!!いだい!!いだいいいいいい」


また左頬を殴りつける。


「ゆびいいい!!」

「俺の話を聞くんだ。いいな?」


状況が掴めていない様子で、不思議そうに親まりさの右目が俺を見上げる。

また右手を振り上げてやると、親まりさは泣き喚いた。


「ぎぎばず!!ぎぎばずうう!!なぐらだいでえええええ!!!」

「ここをゆっくりぷれいすにするって言ったな?」

「ばいいい!!いいばじだあああ!!」

「いいだろう。ここは俺の部屋だが、俺から奪ってみろ。

俺を倒せば、この部屋はお前らのものだ。お前らの帽子も奪い返せる」


半ば子まりさの方を向きながら、俺は説明した。


「この部屋に住めば、毎日山ほどのあまあまが運ばれてくる。

沢山の人間達や美ゆっくり達がお前たちの世話をするし、すっきりもし放題だ。

楽しい玩具だってふかふかのクッションだっていくらでも、前の部屋なんかより沢山ある。

お前らはここで存分にゆっくりできるんだ」


その言葉を聞き、それまで呆然と成り行きを見守っていた子まりさ共は、

声を奮って親まりさを叱咤激励した。


「おとうさん、たちあがるんだぜ!!なにしてるんだぜ!?」

「まりさたちはゆっくりしたいんだぜ!!」

「おぼうし!!ゆっくりぷれいす!!はやくするんだぜ!!」


「ゆ……ゆ……」


哀れっぽい視線を、子まりさ達、そして俺に向ける親まりさ。

がたがたと震えている。


「さあ、準備運動はここまでだ。

お互い本気で戦おうじゃないか」


そう言って俺が立ちあがると、親まりさの顔が一瞬歪み、次に命乞いをした。


「も、もうやべで……」

「なに、やめるのか?」

「まりささまは……もうたたかえないんだぜ……」

「やめるって言ってるぞ」


子まりさ共のほうを向いてそう教えてやると、

ケージの中で三匹の子まりさ共は飛び跳ねて激昂した。


「なにいってるんだぜ!!

まりさたちがゆっくりできなくなってもいいんだぜえ!?」

「おぼうし!!おぼうし!!

おぼうしがないとゆっくりできないいいい!!」

「はやくたたかええええ!!なにふざけてるんだぜえええ!!?

おとうさんはつよいっていつもいってたんだぜええええ!!」


「ゆあぁ……ゆあぁ……」


呻く親まりさ。

この饅頭は、以前まではあの家の主に君臨し、

普段から子供に対しても威張り散らしていた。

面倒を見もせずに親れいむ達に任せ、それどころか旨いものを横取りしてもいた。

その親まりさを子まりさ達が慕っていたのは、ひとえに強さへの羨望と尊敬によるものだったのだ。


帽子を奪われ、ゆっくりぷれいすを前にした今、

その親まりさが戦わないとすれば、

子まりさが今まで親まりさの横暴に耐えてきた意味がなくなる。

ここで子まりさ達が親まりさの降参を許すはずがなかった。

親まりさにも、それはよくわかったようだ。


「ごべん……ごべんだざい……

まりさ……だだがえだい……」

「ばやぐじろおおおお!!ぐぞまりざあああああ!!」


叫ぶ子まりさ達に、俺は確認した。


「始めていいんだな?」

「はやくはじめるんだぜ!!さっさとやられるんだぜ!!」

「ゆ、やべぶぎゃぁ!!」


懇願しようとする親まりさの口内を、つま先で蹴り抜く。

これだけの大きさの饅頭はそうそう蹴り飛ばせるものじゃないが、

それでも親まりさは少しばかり浮き、後方に着地して倒れ込んだ。


「ゆばぁ……あがぁ……」


涙を流しながらえずく親まりさの口から、また歯がこぼれる。

前歯が殆どいかれたようだ。


「やべで……やべびぇっ!!」


腫れあがった左側面にローキックを叩きつける。


「びぎぃいい!!びぎぃいいい!!!」


飛び跳ねてもんどりうつ親まりさ。

ここにきて親まりさはようやく立ち上がった。

しかし、こいつが選んだのは闘うことではなく逃げることだった。


「にげるなああああ!!なにしてるううううう!!」

「さっさとたたかえええええ!!」

「まりさたちがゆっくりできなくてもいいのかああああ!!?

それでもちちおやなんだぜえええええ!!?」


「ぶひゅう……!ぶひゅう……!!」


部屋の隅に背中を押しつけ、泣きながら荒い息をつく親まりさ。

俺はあえて追わず、子まりさ共に向かってルールを説明した。


「勝負が終わる条件はふたつ。

親まりさが死んだときと、子まりさ達が負けを認めたときだ。

あいつが死ぬか、おまえ達が負けを宣言すれば、勝負は終わりだ」


おかしなルールだが、これはもとから勝負ではない。


「負けた時点で、お前たちは俺の奴隷になる。

そうなったらゆっくりさせない。ずっとゆっくりさせない。

これから先、お前らが死ぬまで、

あまあまももう食べられない。すっきりもできない。

遊ぶ時間なんかないし、眠ることも許さない。

永遠に痛めつけ続けてやる。

ここで負ければ、お前たちは、

ずっと、ずっと、永久に、ゆっくりできない」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ