表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
何でも屋?  作者: ufoltu
6/8

6

「そういえば自己紹介がまだだったな」


「言われてみればそうですね」


「私は木下(きのした) (かえで)だ。『何でも屋』の社長をやってる。これからは私の部下として頑張ってもらうからな、覚悟しておくように」


「は、はい!お、俺…じゃなくて僕は只野(ただの) 幸一(こういち)です!これからよろしくお願いします!」


 やべー、ここにきて緊張しまくってる。汗がやべー。


 オホン、という声が聞こえた。オッサンだ。


「あー、さっきは笑ったりしてすまなかったな。俺は火柱(ひばしら) (のぼる)、元警官だ。これからは同じ仕事仲間としてよろしく頼む」


 …元警官ってなんなんですかねぇ(困惑)


「コンピューター担当のエジソソだ。よろしく」


 えじそそ?えじそんじゃなくて?てか絶対本名じゃねぇだろ…


闇咲(やみさき) 冬月(ふゆつき)です」


 女の子はあまりしゃべらないらしい。とりあえずかわいい。惚れた。


「っとまぁ自己紹介はこれでいいか。それじゃクライアント来るまで自由で」


「「「ラジャ」」」


「え、クライアントくるまでって他になにか依頼ないんですか?」


「ないよ。只野が来たときで3か月ぶりくらいだったかなー」


 …どういうことだ、俺は早速何かを後悔し始めていた。いや、闇咲さんに会えただけでも大きな収穫じゃないか。でも300万…


「それじゃ時給なんてないようなものじゃないですか!!」


「いやいや、この自由時間でも時給は払うよ。うちは24時間体制だから日給24万ね」


 神だ…この会社超絶ホワイトだったんだ…


「しかしそれでは儲けがでないのでは?依頼主がいないようですし」


「あ~まぁね。とりあえずお金には困ってないし、他の3人も給料いらないっていうし大丈夫大丈夫。あとうちは一回の依頼で一気に稼ぐタイプだから」


「な、なるほど…ぐ、具体的にはどんなことを!?」


「「「「……」」」」


 なぜそこで黙る…


「まぁ依頼が来ればわかる」


「は、はい!」


「ということで24時間体制だからここで生活してもらいます」


 なん・・だと・・


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ