表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

9/21

レアメタルを入手せよ。(上)

ポメラニアンン王子と宇宙船修理に協力することになった、オカマで変態犬マサヒロはポメラニアン王子の宇宙船の状態を確認するために次の日の夜に待ち合わせをして裏山へ移動をした。愛子の家の3間となりのバカ柴犬ポリスが吠えだした。


オウオウ!オーウ(あっ王子 後ろにいる犬は誰 誰なの? 不審犬 不審犬はっけん! 不審犬はっけん逮捕だー)

ポメラニアン王子の後ろからついてくる大型犬の変態犬マサヒロに向かって大きな吠え声で威嚇をはじめた。するとマサヒロは柴犬ポリスを睨みつけた。


ブォフ(今、深夜なのよ。大きな声で吠えるのを止めなさい)


オウオウオウ!(不審者がいるぞ! 不審者がいるぞ!王子気をつけろ )


ヴォフブォフウ!!(吠えるのを止めろ!っていってんだろうが馬鹿犬が、ケツ穴をピーピーするぞ!)


オーフー(ごめんなさーい)


バカ柴犬はオカマ犬のドスのきいたデカイ声で吠えられて、自分の犬小屋へ逃げ出した。深夜の住宅街での大きな犬の吠え声により一斉に人間の家の電気がついた。

(めちゃくちゃ深夜に迷惑じゃん。)ポメラニアン王子は冷静に遠くから、その様子を見た。


そしてポメラニアンは全力で走って、その場から退散した。オカマ犬マサヒロは堂々と歩いて裏山へやってきた。オカマは肝がすわっている。


変態犬マサヒロは、裏山に突き刺さったポメラニアン王子の宇宙船を点検をしている。どうやら彼はワンダフル星で宇宙船企業の開発部で働いていたらしく、宇宙船専門家であるため宇宙船の構造に、とても詳しかった。いやぁ偶然とはいえ助かる。運が良かったポメラニアン王子。


「王子、エンジンの燃料ライン、構造部品の金属が欠品があるわ。地球にあるレアメタルの入手が必要よ」


「レアメタルとはなんであるか?」


「希少な鉱物のことよ。ステンレスやアルミ合金なんかは手に入れやすいけど、チタン合金これは、手に入れるのが困難かもね」


「チタン合金?」


「チタン合金は軽量かつ強度が高いため、ロケットの構造やエンジン部品に使用される鉱物よ。そうねゴルフクラブのヘッド部分なんかにも使用されるわ」


「ゴルフクラブとやらを手に入ればよいのだな」


「ゴルフショップは、この町にはないわ。大きな町にあるから、人間の力を借りないと行けないわよ。ちなみにゴルフというスポーツは玉を転がして穴に入れるゲームよ。穴にいれるの、あたし大好き♥」


「・・・・さぁ、そろそろ自宅に帰らなきゃ」


ポメラニアン王子は身の危険を感じて走ってその場を逃げ出した。そしてポメラニアン王子はゴルフクラブなるものを手に入れるため愛子パパの車でゴルフショップへ行く計画をたてるのだった。


挿絵(By みてみん)


我は108銀河星から、遥々やって来た犬族のポメラニアン王子である。これより地球を侵略する。

つづく

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ