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我は108銀河星から、遥々やって来た犬族のポメラニアン王子である。これより地球を侵略する。  作者: 虫松


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レアメタルを入手せよ。(中)

ポメラニアン王子はチタン合金のレアメタルを手に入れる為に、ゴルフショップへ行かなければならない。まずは地球高官のママに根回しが必要だと思った。ポメラニアン王子は愛子ママとの会談、ゴルフクラブ(チタン)欲しいので協力して同盟の条約を結ぶため愛子の家のダイニングテーブルで話し合いとなった。


「地球高官ママ殿、我は地球にあるゴルフクラブが、どうしても必要なのだ」


「王子様は、ゴルフをされるんですね。王子様の星にもゴルフ場があるのですか?」


「これからやろうと思ってな。我の星にはゴルフ場はない。そうだゴルフ場とやら、ないなら新しく作ればよいではないか」


「さすが、王子様 お金持ち、ゴルフ場の王族経営ですね。それで協力する謝礼はあるんですよね」


「もちろんじゃ、さて今回はゴールドで支払おうと考えているのじゃ」


「ゴールドって金の延べ棒ですよね。それは地球でも、とても高価なものです。」

愛子ママの目が$$(金の延べ棒GETだぜ)


「おおーやはりゴールドは地球でも高価な贈り物だったのだな。よかろう条約締結の謝礼として巨大なゴールド棒をそちに贈ろう」


「はぁはぁー有難き幸せでございます王子様。」

愛子ママはゴルフクラブ欲しいので協力して同盟の条約の書面に署名した。ワンダフル星の文字で書いてあるので何が書いてあるかわ不明であるが、巨大なゴールドの棒がもらえると書いてあるらしい。


うふふふ(金の延べ棒は、今価値があがっているから1000万円くらいかしら)とほほ笑む愛子ママ


むふふふ(ゴールド棒、早く我もワンダフル星でむしゃぶりつきたいのぅ)と、よだれが出るのを我慢するポメラニアン王子


余談ではあるが、その後、ポメラニアン王子から愛子ママにガラス玉と共にワンダフル星の企業ゴールドの王族献上品のゴールド刻印のされた巨大なビーフジャーキーの棒が贈られた。「何これ?!でかいビーフジャーキーに変な刻印がしてある。」


=====================================

日曜日の朝、会社が休みの愛子のパパは1階のソファーで寝転がっている。


「あなたー!暇なら、欲しかったゴルフクラブ買いに、ポメちゃんとゴルフショップの 五木ゴルフへ行ってらっしゃいよ、はいこれ」

愛子ママはお小遣いにと愛子パパに現金2万円を渡した。


「ポメちゃんはゴルフクラブが欲しいらしいから、一緒に行って買ってきて」


「2万円ありがとう。何言ってるんだお前、犬はゴルフしないだろう」


「あなた何も知らないのね。ポメちゃん王族の犬だから、これからゴルフ場を経営するのよ。ゴルフするにはゴルフクラブが必要でしょう」


「お前、大丈夫か?疲れてないか?犬がゴルフ場経営?」


「いいから早く、行きなさいよ。車に乗って五木ゴルフへ」


「わ・・わかったよ。俺も新しいゴルフクラブ欲しかったしなぁ」


「あなたのゴルフクラブじゃなくて、ポメちゃんのゴルフクラブを買ってくるのよ」


(俺がわるいのか、ママの言っている意味が分からない?おもちゃのゴルフクラブのことかな)

愛子パパは混乱した。


ポメラニアン王子は愛子パパに連れてってという目で見つめている。日曜日の朝早くに愛子パパの自動車に乗って、遠くの五木ゴルフのゴルフショップへ向かうポメラニアン王子であった。


挿絵(By みてみん)


我は108銀河星から、遥々やって来た犬族のポメラニアン王子である。これより地球を侵略する。

つづく

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