第5話
非常に遅れてしまいました。すいません。
ただ、インフルとか運動会とかあったので、多目に見てくれると嬉しいです。
翌朝。
始業式の日。
今日は春休みも終わるということで、近藤家は久しぶりに活気があった。
「じゃ、いってきまーす。」
と、明は出ていった。
学校の近くまで来ると、明は後ろから声をかけられた。
「よう、明!!」
明が振り向くと、同じ制服に身を包んだ、1人の男子生徒がいた。
「おー。おはよ、雅人」
その男子の名前は、上野雅人。中学の時からの明の友達だ。明と同じように、真新しい制服に身を包んでいる。
「いやー、たった何週間か会わなかったのに、懐かしく感じるなー。俺は寂しかったぞー。」
ちなみに、彼は相当お調子者だ。何かと不真面目な事を言い、周りを盛り上げるタイプなのだが、そのため女子から安全パイと思われてるのだ。顔も別に普通だから、結構可哀想な奴だ……。
「なあなあ、明は何組だった??え?2組?あーあ、俺は3組だったから違うクラスかー…。まぁいいや。あとやっぱり、担任は美人がいいな!!なぁ、明もそう思うだろ!?」
「別に担任なんか、どーでもいいだろ。」
「かぁ~~~~っ!ダメダメ!明は分かってない!担任は美人ってだけで、学校に行きたいって気持ちになれるだろっ!?
あと、そうだな~、大事なのは、誰と同じクラスになれるかってことだな~。」
確かに、と明は思った。
これは、大人にとってはどーでもよく見えることだが、生徒にとっては生死を分けるほど大事なのだ。
「まーな。クラスメート次第で一年が楽しいかつまんないか、決まるくらいだからなー。」
「だよな!!まぁ、男子は多分溶け込めるからいいとして、問題は女子だ女子!!可愛い子がいるかどうか、そしていかに可愛い子と仲良くなれるか、その一点にかかっていると言っても過言ではない!!!」
「おいっ、バカっ!声がでかいって!」
はっ、と雅人が辺りを見回すと、ほとんどの人が二人のことを見ていた。まだ学校に向かってる最中なので、同じ高校の生徒だけでなく、一般の社会人とかからも見られており、人によってはこそこそ喋ってたりする。彼らの目は一様に、変な人がいる、と表現していた。
…萎え。
初日からこれかよ…。
それから、明と雅人は二人して、黙って足早に学校へ向かったのだった。
「んじゃ、俺は3組だから、こっち行くわ。あ、可愛い子いたら紹介よろしく!」
始業式が行われる体育館に着くと、雅人はそう言って去っていった。
それを見送ったあと、明も自分のクラスである2組が集まっているところへ向かった。
まだ開始時刻には多少時間があったので、明は周りを見て、知り合いがいないか探した。
うーむ、あまりいないな…。
そうしているうちに、美咲が歩いて来るのが見えた。
「おはよう、明。私より先に来てるって、珍しいじゃん。」
「うっせー。俺はそんなに遅刻したことねーから。」
「それにしてもー、知ってる人少ないよね?二人くらいしかいなかったし。」
「俺も思った。知り合いはまだ雅人しか見てねーし。」
「雅人???」
「上野だよ。上野雅人。中学で一緒だったろ?」
「あぁ~、上野君かぁ~。最近会ってなかったなー。」
「まー、知り合い少なくても、みんなこんなもんだろ?中学と違って受験があるし。」
「そうだよねー。
………あ~~、友達できるか不安になってきた~~……。」
「大丈夫だって。いつものように猫被っとけば平気だろ~?」
「だれが猫を被ってるって!?」
まぁ、美咲なら心配するのは杞憂ってもんだ。あいつは明るいから誰からでも好かれる奴だし。
そして、開始時刻まで10分を切った頃だった──
誰かが明の隣に座った。
その時は、何かを意識したわけじゃない。
ただ、無意識のうちに俺は顔を上げていた。
そして、俺の隣に座った女子生徒を見る。
と同時に、
目が離せなかった…。
人の感情は、コントロールすることなどできない。
………ましてや、人に恋する気持ちなんて。
…………一目惚れだった。
いやー、携帯での投稿は時間がかかりますねー。
……PCにすべきだった(涙)




