神社は怪異を引き寄せる
皆さんは初詣に行っただろうか。
私は寒いのが苦手なのと、いわゆる神頼みと言われるようなものをあまり信用していないというのがあって、初詣に行ったことがほとんどない。
そもそも月一ぐらいで行っているならまだしも、一年に一度行く程度で、神様が願いを聞いてくれるとか随分虫のいい話だ。そんな意地悪な考えもあるので、行こうという気すらあまり起こらないまま、いつも正月を終えている。
余談はここまでにして、神社というのは怪異のようなものを引き寄せやすい場所と言われている。
でも、何か悪い怪異が寄ってきたとしても、それを浄化する神聖な場所でもあるので、本来は何の問題もない。
ただし、中にはそうじゃないものも存在している。
以前、「曰くVS技術の進歩」という雑話の中で紹介した神社もその一つだったわけだ。
そちらの雑話で書いたことの繰り返しになるけど、昔はその神社の周辺に街灯などがなく、社殿も古いものだったので、いかにも不気味な雰囲気の場所だった。
言い方を変えれば、しっかり管理されているように見えない場所で、それはつまり悪い怪異を浄化する力がないように見える場所ともいえた。
今は周辺に街灯がつけられたり、社殿が改装されたりしたけど、本当の意味で改善されたのかという点については、再考の余地があるかもしれない。
ここよりも危険な場所として、中には既に廃墟となり、管理する者が存在しない廃神社と呼ばれるものも存在する。
繰り返しになるけど、神社は怪異を引き寄せやすい場所だ。
それなのに、悪い怪異などを浄化する力がないということは、どんどんそれらが集まり、そこにとどまってしまうことになる。
こういった場所は心霊スポットとして知られ、様々な怪異が起こっている。
そこを訪れた者達が、その帰りに事故で亡くなったという話もあるので、決して興味本位で行かないようにしてほしい。
また、神社の周りが林に囲まれているようなところが結構あるけど、その林に入るのもやめておいた方がいい。
以前紹介した神社では、林の奥へ進んでいくと、墓地に出るというものだったけど、それよりまずいものがあるケースもある。
こちらについては、具体的な話があるので、それを紹介する。
その神社には会館があり、時々近くの小学校に関連したイベントなどがそこで行われていた。
そうしたこともあり、時々生徒がそこを訪れては、近くを探索するといったことがあった。
そのうち、林の中を探索する生徒がいて、その結果、林の中にある廃墟を見つけた。
それは古い建物で、もしかしたら古い社だったのかもしれない。
ただ、生徒達は何だか不気味な雰囲気が気に入り、それ以降よくそこを訪れるようになった。
そんなある日、数人の生徒が夕方まで遊んだ帰りに、ちょっとした肝試しとしてその廃墟へ行くことにした。
辺りは薄暗く、林の中に入ればさらに暗いから、生徒達はビクビクしながら奥へ進んでいった。
でも、廃墟を間近にしたところで、全員が足を止めた。
廃墟には、数え切れないほど多くの人影があった。あくまで人影で、それは人ではなかった。人の形をした黒い影が、たくさん立っていたのだ。
少しだけ状況を理解するまで時間をかけたけど、それが生きた人じゃないと知った途端、生徒達は一斉にその場を後にした。
神社には、こうした怪異が潜んでいることもある。
くれぐれも、訪れる神社については事前に調べて、危険がないことを確認してほしい。
そんな雑話でした。




