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魔狩りのトガリ  作者: 吉四六
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ホントは嘘を吐くのって苦手なんだよね

『やはり、お前の計画はズタボロだ。』

 イヤイヤ、だってさ、パクデルだって手術内容を詳しく知らなかったんだから、しょうがないだろ?俺の所為だって言う方が酷だよ?

『とにかく、女の脳から手術手順を読み取れ。』

 俺は女の霊子体と同調し、その脳の記憶野と海馬体にマイクロマシンを侵入させる。

 女の記憶から見出したものは手術手順なんかじゃない。

 拷問だ。

 麻薬で感覚の鈍くなった奴隷を吊るし、吊るした部分の先を壊死させる。

 正気を取り戻した奴隷は激痛に苦しみ、その激痛を取り除いてやるために壊死した部分を切除して、麻薬を投薬する。

 切除したら、再び吊るし、壊死させる部分を増やしていく。痛みと快楽を交互に繰り返し、そして、突然、壊死していない四肢を切除するのだ。

 自覚のないままに四肢を切断された奴隷は幻痛に苦しむようになる。

 幻痛の原因は霊子体にあるとイズモリは言う。肉体と精神体は肉体の欠損を認識するが、霊子体は認識しない。霊子体は、失われた肉体もある物はずだと認識して、霊子を伸ばす。そこに肉体と霊子体の齟齬(そご)が生まれ、霊子によって、刺激された神経が痛みを発生させるのだと言う。

 幻痛が原因となって、精神体と肉体の乖離(かいり)が始まる。

 精神体と肉体のバランスが崩れ、薬の効き目が落ち出すと洗脳用マイクロマシンを侵入させ、別人格の構築を始める。操作者の周波数に同調させた別人格だ。

 劇薬の投与が開始され、霊子体の周波数の改変作業が別人格の構築作業と同時進行で始まる。

 元の精神体を追い込み、自殺したように洗脳用マイクロマシンで思い込ませる。

 これで、精神体は死ぬ。

 あとは操作者の洗脳用マイクロマシンで構築した別人格を使って好きに操作するのだ。

 人間を増幅器に仕立てる手順も金剛等の兵器に転用するのも同じ手順だ。

 サディズムの権化みてぇな女だな。

 女はこの仕事を楽しんでいる。

 その女の脳内で、存在するであろうと思っていた物を見付ける。

 やはり洗脳用マイクロマシンを常駐させられていた。

『拙いな。』

 何が?

『洗脳用マイクロマシンだけじゃない。監視用のマイクロマシンも常駐させてる。』

 何それ?

『異常を感知したら、監視用マイクロマシンの操作者にその異常を知らせるマイクロマシンだ。』

 じゃあ、この変態女を洗脳できねぇじゃん。

『うむ、洗脳用マイクロマシンをそのまま使い回そう。』

 え?そんなことできるの?そんなことしようとしたら、洗脳用マイクロマシンの核がこの姉ちゃんの脳味噌を破壊するんだろ?

『とにかく、この女の遺伝子を摂り込め。』

 またぁ?

『いいから、言うとおりにしろ。』

 せめて説明してくれよ。

『お前に説明するのは無駄だ。言うとおりにしろ。』

 もう、実行するのは俺なんだからな?

『早くしろ。』

 仕方なく、俺は、この変態女の血と髪の毛を胃袋へと流し込む。もう、俺に変態がうつったらどうすんだよ。

『うつる訳がない。』

 わかってるよ。まともに返すなよ。

『女を分解しろ。』

 え?分解だけ?

『そうだ。分解した時に洗脳用マイクロマシンを手元に残せ。それと、洗脳用マイクロマシンにはマイクロマシンを接触させるなよ。同調した霊子で直接取り出せ。』

 へいへい。

 女が光の粒子となって消える。

 俺の右手には、左目に見えない無数の洗脳用マイクロマシンが残る。

『洗脳用マイクロマシンを改変する。飲み込め。』

 俺は自分の右掌を舐める。

『唾を飲み込め。』

 言われた通りに唾を飲み込むが、何度飲み込んでも、イズモリに、もう一回と言われるので「マイクロマシンで流し込んじゃ駄目なのか?」と、聞いてみる。

『洗脳用マイクロマシンは他のマイクロマシンが接触すると核の部分が行動を起こす。だから唾を飲み込め。』

 了解しました。

 ようやく流し込み、イズモリの合格点を貰い、『よし、いいぞ。』と言われる。

 で、何がイイの?

『女を再構築しろ。改変したマイクロマシンも元の位置に戻せ。それと、洗脳用マイクロマシンは…』

 へいへい、わかってるよ。マイクロマシンで触らないようにしろってんだろ?

『そうだ。』

 俺は、変態女を再構築する。

 輝く粒子が女の姿となって、寸分違わぬ元のどおりの姿となる。

 で、どうしたのよ?

『洗脳用マイクロマシンの命令を直接書き換えた。』

 ああ、マイクロマシンを接触させたら、暴走するから霊子体で書き換えたのね。

『そうだ。異常を検知するマイクロマシンは、一定の間隔で信号を操作者に送信してる、その上で、恐らくだが、洗脳用マイクロマシンの暴走を検知する。』

 うん、成程。

 一定の間隔で信号を送ってるってことは、監視用マイクロマシンを破壊してもダメってことだな?

『そうだ。信号が途切れることで異常事態が発生したと悟られる。』

 で、洗脳用マイクロマシンに何かあった時は監視用マイクロマシンが、そのことを送信すると。

『そうだ、女は、洗脳用マイクロマシンでジェルメノム帝国への忠誠心とサディスティックな性癖を増長させられていた。』

 え?じゃあ、変態なのはマイクロマシンの所為な訳?

『増長と言ったろ。基本的な思考と性癖は生来のものだ。』

 なんだ、やっぱり変態か。

『この女の場合は性的な思考からアプローチするのが有効だと思われるんでな、ロリータ趣味のマゾヒズム思考に切り替えた。』

 うわぁぁ…小っさい女の子に苛められるのが趣味の変態になっちゃうわけね…

『優先度をかなり高くなるように設定したからな、今のパクデルにメロメロになるだろう。』

 ジェルメノム帝国も裏切る?

『逆転させたんでな。どっちかと言うと憎むだろう。』

 女の思考を阻害したまま、俺は少女の姿をしたパクデルを見下ろす。

「わ、わひゃひはひらはなっははああなはほふひょおは。」

 パクデルが俺に向かって涙目で訴える。何言ってるかわかんない。

 開口器を分解してやる。

「本当です!私は手術内容を詳しくは知らなかったんです!信じてください!本当なんです!」

 うん、別に疑ってないよ?

 霊子体の波長を調べる作業なんて、普通は知らないし、考えも及ばないよね?だから別に疑ってない。

 でも、冷たい感じで接しないとね。この後も言うこと聞かさないといけないから。

「黙りなさい。」

 パクデルが涙目のまま口を噤む。

 うん、静かになった。

「パクデル。」

 俺の呼び掛けに少女の肩が跳ねる。

 右手を少女の顔に被せるようにしてかざす。

「ひっ!!」

 少女が短い叫び声を上げ、俺とパクデルは無意識領域へと飛んだ。


 パクデルは元の姿に、アンパクとボクデクの二人も元の姿に戻した。

 三人とも、元に戻った喜びよりも驚きが先行している。

 真っ白い空間で三人が戸惑い、周りを見回す。

 俺は、パクデルの姿ではなく少女の姿だ。

 三人が俺の方へと視線を向ける。

「ここは…?」

 パクデルが呟くように俺に尋ねる。

「ここは精神体の世界、心が投影された世界。」

 三人が喉を鳴らして唾を飲み込む。

「今、精神の世界で心を剥き出しにして話してる。」

 三人は黙ったままだ。

 俺は、親指と中指を擦り合わせてクラッカーのような音を鳴らす。いわゆる指パッチンだ。

 三人の喉に、突然現れた黒いテープが巻き付く。

「こ、これは…?」

 三人が三様にそのテープに触れる。

「高熱を発して、お前達の首を焼き切るテープだ。」

 俺の言葉に三人が固まる。

「パクデル、お前のテープの発火スイッチはアンパクに渡す。」

 アンパクの右掌に、黒いスイッチを埋め込んだような形で構築する。

「こ、このスイッチをどうして私に?」

「パクデルが裏切る素振を見せれば、お前がスイッチを押せ。」

 アンパクの目が見開かれる。

「ボクデク、お前にはアンパクの首を焼き切るスイッチだ。」

 ボクデクの掌にもアンパクと同じスイッチを構築する。

「裏切り者を監視しろ。」

 俺の言葉に三人がゴクリと唾を飲み込む。

「お前達に与える肉体は一つだけだ。俺に命じられた仕事が終わった時点で表層意識だった奴にその肉体をくれてやる。」

 三人が頷く。

「テープで首を焼き切られても死ぬわけじゃない。表層意識ではなく、影の人格として生き残ることができる。」

 三人が真剣な表情で俺を見詰める。

「だから、ボクデクの首を焼き切るスイッチはパクデルに渡す。」

 パクデルの掌にも同じスイッチが構築される。

「そのスイッチは何度でも使うことができる。仕事が終われば、そのスイッチは消える。最初の表層人格はパクデルだ。パクデルが裏切ることがなければ、他の二人は影の人格として生きて行くことになる。」

 三人が横目で三人の顔を見詰め合う。

「そのスイッチは何度でも使えると言ったが、俺が許すのは四回までだ。」

 三人の目が、再び俺に向けられる。

「お前達三人が、計四回スイッチを使った時点で、俺はお前たちが使い物にならないと判断する。」

 三人の目に闘争心と呼べる光が生まれる。

「お前たちが使い物にならないなら、お前達は必要ない。俺の命令を完遂することができなかった時も同じだ。その時は、絶望的な展開が待っていると思え。」

 絶望的な終わりではない展開。俺は人を殺さない。

 そのことを知っている三人の顔が緊張に歪みながらも頷き、口々に了承した旨の言葉を発する。

「計画の補正が必要になった。これからは自由に魔法を使えるようにしておいてやる。三つの霊子回路を使えるようにな。絶大な魔法力を有した肉体になるだろうよ。その肉体を自分の物にできるかどうかは貴様ら次第だ。」

 三人の目に貪欲な色が滲む。

 俺は口角を上げて笑う。

 三人は生き残るために残忍な殴り合いを繰り広げた。

 自分の兄弟を殺してでも生き残る。

 自尊心と誇りで構築された人格の底辺には捻じ曲がった自己愛が存在する。コイツらが俺に(なび)くことはない。自己中で自己愛に満ちた人間だ。俺を理解しようとはしないし、俺に理解されようとも思わない人間だ。

 その自己愛が、自分だけを生き残らせようと必死にさせる。

 生き残ることに必死だった奴らにチャンスを与える。

 三人が結託して、誰もスイッチを押さなければ、俺を裏切っても、三人とも生き残ることができる。

 生き残ることが確約されたのだから、普通の人間ならそこで終わる。

 でもコイツらは違う。

 自己愛の求める先がある。

 三つの霊子回路を持った肉体。

 自己制御機能のない魔法使いなら欲しがる体だ。

 生きることが確約された今、安心と共に欲望がムクムクと頭をもたげる。その肉体を自分の物にしたいと思う欲望だ。

 俺の命令を実行しながら、三人でスイッチを押し合うようになる。

 制限を設けなければ、限りなく押し続ける。チャンスはそれぞれに一回づつ。各々が各々の考えに基づいてスイッチを押すタイミングを見計らうようになる。そして、俺の命令を完遂する。

「いいか、よく聞け。」

 俺の言葉に三人が頷く。

「金剛、戦闘機、ミサイルを運用するのにジェルメノム帝国では洗脳奴隷を使ってるな?」

「はい。」

 パクデルが代表して答える。

「その洗脳奴隷を解放し、兵器用の奴隷を予算一杯にまで買い込ませろ。」

 三人が眉を顰める。

「ど、どういうことなのですか?」

 アンパクが疑問の声を上げる。

「兵器転用のシステムを破壊し、兵器を製造している振りをしながら奴隷を大量に買わせるんだ。」

「つ、つまり、兵器を製造している素振を示しながら、その実、兵器を製造せずに予算を圧迫しろと?」

 ボクデクの言葉に俺は頷く。

「そうだ。」

「しかし、大量に購入した奴隷はどうするのですか?保管場所がありません。」

「そのことなら考えてある。とにかく、お前らは、あの女を使って大量に奴隷を購入し、その奴隷を逃がすことに集中しろ。」

 三人が互いに顔を見合わせ、俺に向き直って「わかりました。」と答えた。


 元の現実世界に戻る。

 女は虚ろな目をして中空を見詰めたままだ。

 少女の姿をしたパクデルの方へと視線を移す。

 少女がしっかりとした動作で頷く。

 しおらしい態度をしているが、信用してはいけない。

 俺は少女の拘束を外すために、少女を分解し、俺の横に再構築する。

 少女は俺の力を見せつけられる度に驚きの表情を浮かべる。事ある毎に力を見せつけ、俺への服従心を育む必要がある。

「お前の霊子回路を繋げてやった。洗脳用マイクロマシンと監視用マイクロマシンも元通りだ。」

 俺は口角を上げて笑う。

「チャンスだぞ。」

 力を使って俺と闘ってみるか?と、挑発する。

 少女が、自分の左肩を右手で擦りながら俯く。

「いえ、あなたに闘いを挑むことはチャンスとは言えないでしょう。」

 俺は少女の顔を覗き込む。

「隙を伺ってチャンスを探すか?」

 少女が顔を逸らしながら口元を戦慄(わなな)かせる。

「隙を作って私を追い込むのでしょう?あなたに勝てるイメージが湧いてきませんよ。」

 俺は顔を上げて独り言のように話し続ける。

「なんだ、つまらん。お前を三人一組にした殴り合い、アレ、面白かったのにな。」

「か、勘弁して下さい。もう、あんな目に遭うのは金輪際ゴメンですよ。」

「フンッ」

 俺は女の方へと視線を移す。

「さて、この変態女をどうやって使うか…」

 少女の姿をしたパクデルが口を開く。

「ジェニクシェン少尉は、奴隷購入の権限を有しておりませんが、申請はできます。しかし、予算編成にはコルニアート大佐の承認が必要となりますので、難しいのではないでしょうか。」

「ふぅん。」

『やっぱり、お前の行き当たりばったりじゃ上手くいかんな。』

 でも、なんとかなるっしょ。

「コルニアートってのは、どこで会える?」

 少女が俯きながら、目を泳がせる。

 隙を伺っているのか?

 目を上げて、俺に視線を合わせる。

「この時間でしたら、内務主簿次官室にいると思います。」

 イズモリ、サクヤとトドネはどうだ?

『話が続いてるな。でも、そろそろお開きにしても良い時間だろう。』

 そうだな、時間を掛け過ぎた。いや。

『どうした?』

 ウロボロスに分体を作って、その分体にサクヤ達を迎えに行かせよう。

『アリバイ工作か?しかしクルタスのことを知ってる奴に通用するか?』

 その時にウロボロスの治療用カプセルを運ばせよう。

『ふむ、レーダー波は吸収できるからな。しかしどこに設置する?』

 ここ。

『マイクロマシンの動きを感知されるぞ。』

 やっぱり無理か?

『ここが戦闘状態になれば、街中のように誤魔化すことはできるが、このままの状態では難しいだろう。』

 じゃあ、ここで、もう一回、ゴタゴタを起こそう。

『どうやって?魔法少女は使えんぞ。』

 う~ん、そうだな。

『治療に関しては奴隷達を救い出してからで良いだろ?とにかく気付かれないように奴隷搬送用の船を帝城とウロボロスを往復させれば問題ない。』

 うん。

 そうだな。

『なんだ?』

 ロデムスに此処を襲わせよう。

『また、いい加減な思い付きを。』

 でも、そうすれば此処に治療用カプセルを設置できるだろう?

『なら、いっそのこと、此処にゲートを設けて治療用の船に繋げればどうだ。』

 そんなことをして大丈夫か?そのゲートをジェルメノムに使われたら堪ったもんじゃないぞ?

『だから繋げるのは治療用の船だ、ゲートも遺伝子を解析していない人間には使えないが、事前に遺伝子を登録させてゲートを潜らせれば、欠損部分は元素を補えば復元される。』

 成程、ゲートを潜らせれば、かなりの作業が省けるな。ウロボロスにもワンクッションおけるか。

『そうだ、武装のない救命艦なら、空を飛ぶただの船だ。』

 よし、じゃあ、それでいこう。

 俺は変態女へと視線を向ける。

 視点が定まっていない虚ろな瞳だ。

 その女の顔を再び鷲掴みにする。

 マイクロマシンを使えば、帝城内で魔法を行使したことがバレるため、力を使うには女の体の中に存在するマイクロマシンだけを稼働させる必要があった。

 女に接触して、同期した霊子体で女の体内を駆け巡るマイクロマシンに命令を走らせる。

 女の記憶を改変する

 虚ろな女の瞳に生気が戻り、視点がハッキリと定まる。

「パクデル大佐…」

 何事もなかったかのように女が呟く。

 俺は女の呟きに頷きで応える。

「さて、その少女ですが。」

 俺の言葉に女が少女へと視線を移す。

「無事、私の増幅器になってくれたようです。」

「…はい…そ、そうですね。」

 女の曖昧な記憶を補完してやる必要がある。

「この少女はこの部屋で私と一緒に暮らします。そうですね、二日程、でしょうか。」

「はい、増幅器であるこの少女とパクデル大佐の霊子体同調作業に手間取っているためと報告を上げます。」

「良いでしょう。あなたは、この後、仕事がありますね?」

「はい。」

「どんな仕事ですか?」

「はい、私の仕事は、ここに連れてこられた奴隷達の遺伝子解析とその登録、そして、兵器化されそうになっている奴隷達を帝国に知られないように治療することです。」

「結構です。他の軍医たちはどうするのですか?」

「はい、他の軍医たちには私の洗脳用精霊が侵入していますので、問題なく治療することができると思います。」

「良いでしょう。それでは、仕事に取り掛かって下さい。」

「はい。」

 女が踵を返し、この部屋を出て行く。

 俺は少女へと視線を向ける。

 信用できねぇよなぁ。

 少女の姿となったパクデルの頭を鷲掴みにする。

「眠れ。」

 少女が一瞬で昏倒する。

 ベッドに寝かせた後、この部屋の鍵を掛ける。

 そして、俺は床に、直接寝そべって、ウロボロスに分体を作製した。

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