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終末時計

作者: 朝馬手紙。

なんだもう世界終わるのか

せっかくカップ麺食べようと

思ったところだったのになぁ


すっごく悲しいけれど

ウルトラマンが来てくれたけど

どうやら間に合わないみたい

涙が渇くのもタイマーが鳴くのも…



あぁ、やり残したことないかな

この部屋には大きなゴミ袋と

山のような教科書たちが並ぶ

アルバム、手でちぎった

写真、切り刻んだ

データ、全部消した

告白、間に合わない

もうとっくに…とっくに…

あの人達は幸せになりました


もういいんだ気にしてない

だから瞼閉じて夢を見る

でも大丈夫かな

残り数秒の瞬間に

あの時みたいに怖くなって泣いてしまわないかな…?

それだけ

それだけが、ああ、心残り





なんだまだ世界続くのか

それともココが地獄だって

教えて欲しかったのになぁ




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