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ドリーマーズ・ハイ、あるいは夢の世界における少年少女たちのサイケデリックな日々  作者: 畳屋 嘉祥
0章 試行ログ.txt、あるいは夢見る法典のヒロイックな妄想
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試行ログ.txt






 父さん、母さんへ。


 先立つつもりは無いですが、もしそうなればその不孝をお許しください。

 極力二人で戻ってこようとは思っていますが、どうなるかは分かりません。

 ですが最悪、あいつだけでも絶対に叩き起こしてきます。

 なので、心配はいりません。

 安心して待っていてください。


 あなた方の息子より。








 ◇








 一日目。記録開始時刻:午後九時。

 初日ということもあり目立った体調変化は無し。


 空腹・喉の渇きは感じるが我慢できないレベルではない。限界は見えていないので、長期戦になる覚悟も必要か。


 眠気はまだ感じない。初日であるため当然。眠気は重要なファクターであるとみられるため、明日以降の推移を見守ることとする。


 特記事項:なし。








 ◇








 二日目。記録開始時刻:午後九時。

 時間の流れが遅く感じる。想像よりも苦痛が大きい。


 空腹が酷い。喉の渇きも同様。耐えられなくはないが非常に苦痛。精神面に影響が出るのは時間の問題。


 眠気も確実に強くなっているが波がある。時折強烈な睡魔あり。空腹の苦痛によって引き戻されるのは不幸中の幸い。睡眠不足によると思しき吐き気を感じる。


 特記事項:なし。








 ◇








 三日目。記録開始時刻:午後九時過ぎ。

 アラームに気付くのが遅れ、定刻に記録開始できず。


 空腹、限界。胃が鳴る度に吐き気とめまい。耳鳴りが止まらない。


 眠気、限界。気を抜けば眠りそうに。太腿にフォークを突き刺し対処。


 特記事項:何かを見た? はっきりと思い出せない。







 ◇








 四日目。記録開始時刻:午後十j

 

 特記事項:








 ◇








 日目。記録開始時刻:

 

 特記事項:




























 まってろ













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