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魔道具使いの少女?  作者: えんじぇる153
6/46

味方なのか...?

6本目!!


前回のあらすじ

・収納輪超便利!

・コンタクトはいずこに?

・暗殺者『仮面』

・薬をごくり

・コンコン「入るわよ?」


感想もらえるとうっれしいです!

「起きてる?入らせてもらうよ?」


やばい!誰か来た!

ハッ!この腕輪どうしようバレたら取り上げられちゃうかな?

えぇーい!外して自分の身体を覆いかぶせてうずくまって隠す!



ーガチャ



「あ、起きてた?よかった〜ちょっと検診したいんだけどー...

って、あはは...だいぶ警戒されてるみたいだね〜

じゃあまずこうしよう!私はここからあなたがいいって言うまで近づかない!だからここで自己紹介しない?」


うぅ...腕輪隠すのに勢い良くうずくまりすぎて腕輪が当たった胸の辺りが痛い...


ん?入ってきたのは俺を抱きしめてポンポンしてくれた人じゃん!

いい人っぽいし隠さなくてもよかったかな?


それにしてもあのレモンの香りいい匂いだったなぁ...

また嗅ぎたいなぁ...


ハッ!俺変態みたいじゃんかぁ!!



「じゃあまずわたしからね!

わたしの名前はサラよ!呼び方はなんでもいいわ!

得意なことは料理で家庭料理って言われる物なら大体なんだって作れるわ!

あとお風呂に入るのが好きね!身体も心も休まるから休みの日には良く大衆浴場にいってるかな!」



目の前の小柄だが可愛らしい女性はサラさんと言うらしい。

じゃあ次はあなたの番ね!名前教えてくれる?と不安げな顔で聞いてくるので断りづらくなってしまったな。

仕方ない答えてあげよう!

この場合は元の名前じゃなくてリゼって言うべきだよね?身体は女の子だし?


俺の名前は...と言おうとすると

「...ッ⁉︎」


いっつぅ⁉︎なに?喉がいきなりキュって締められたんだけど⁉︎


〔言葉遣いを治してください〕


え?...あぁ!!さっきの薬か!どこがダメだったんだ?最初から引っかかったってことは俺ってのがダメなのか?


「えっと...私は...リゼ、です...」


やっぱそういうことか、まぁ女の子の見た目で俺って言ってたら違和感ありまくりだよなー

元が男といえど私に直すべきか?言葉遣いも...敬語でいけばなんとかなるかな?



「そっか!リゼちゃんっていうのね!よろしくね!

それでリザちゃん?どこか痛いところはないかな?お姉さん一応お医者さんの勉強してたから直せるかもしれないんだけど...」



うわぁ...サラさんの俺に対する態度が子供に対する態度だよ。まぁ今は子供っぽいけど少女って感じの年に見えるよなぁ...


よくよく考えてみた胸の辺りがとても痛い...

どうしよう?さっき強くぶつけすぎたかな?

これはサラさんに報告すべきだよね?


「ここ...ここが、いたい...」


と言いながら自分の胸の真ん中を抑えて痛いことを最大限アピールする。


うっ...胸を抑えたらまた痛みが振り返してきて涙出てきた...



「っ‼︎...ね、ねぇリゼちゃん?お姉ちゃん近くに行ってもいいかな?

少しずつかもしれないけど、あなたのその胸の痛み取ってあげたいから...」



あ、マジっすか?

でもやっぱすぐには取れないかー治療魔法とか期待してたんだけどねー


でもちょっとずつでも取れるなら治療してもらおーっと!

ってことでサラねーちゃんカモーン!


ここは頷けば来てくれるよね?


ーコクン


許可を得たサラさんが俺のベットまで近づいてきていきなり俺をギュッてしてきた。


「っ⁉︎」


ギュッてされると胸が押されてもっと痛いんですけど⁉︎

うぅ...なんか近頃泣きすぎな気がするなぁ

ほら、めっちゃ涙出てきたし...



「大丈夫よ...あなたはもう1人じゃないわ。私はあなたの胸の痛みが同じようにとは言わないけれどわかってるつもりよ。

だから...だから私はなにがあろうとあなたの味方であり続けるわ。

これから2人で頑張りましょう?」



えぇ...ドユコトですか?

まぁ味方でいてくれるなら嬉しいけどさ?


それよりもいい匂いすぎてーーー!!!

そろそろ寝るかなぁ

また明日あげます!!


次回はサラさん視点です!リザちゃんが目覚めてから内容的に重複する部分もあるかも?

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