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魔道具使いの少女?  作者: えんじぇる153
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番外編 1 : 精霊祭 (前編)

本編とは全く関係ない番外編です!

リゼちゃんはほとんどと言うか全く出てこないです!


今回の主人公はターリウス君です!


それとどこかで見たことあるような話かも?

僕自身もなんか頭に浮かんだのを文字にしただけなのでオリジナルなのか何かのパクリなのかいまいち覚えてません。



それではどーぞー^o^

「よーし、着地するよー」


「えっ、ちょっ!わっわっ!

もうちょっとゆっくり!」




俺は精霊祭の最終日、日が暮れた頃に彼女の精霊魔法の飛翔術で連れられて学院の屋上に忍び込んでいた。



「もうちょっと丁寧に降ろせよなぁ...」


「あははー、まぁ精霊様の花火が特等席で見れるんだから贅沢言わないのー」



そんなやり取りをしていると王都の夜空に火、水、風、土の精霊たちが集まっていく。



「...あ、精霊様の花火、始まったね...」



精霊たちの魔力が光り輝きドドーンと言う音ともに幻想的な光が広がっていく。



「ねぇ...手、繋いで?」



彼女にそうせがまれ手を繋ぐ。

手は繋いだまま2人で夜空に浮かぶ花火を見つめる。



「きれーだなぁ...」


「この光全部精霊様の魔力なんだろ?」


「そうだよ、この地の自然全てと繋がってるらしいから」


「自然と繋がる...?」


「んー...精霊自体が自然そのもの...的な?」


「ユーリは精霊使いだろ?これと同じこと出来んの?」


「精霊使いじゃなくて精霊魔法使いね?

それに私はちょっと空を滑空できたりする程度で最近話題の砦の天使ちゃんの精霊魔法と比べたら虫っけらよ!」


「でもこの前クラスのゴンザレスがフラれるって予言してなかった?」


「あー...予言は精霊魔法とは別物よ?

予言は生まれつき持っているスキルなんだよ

それに、実はね?最近どんどん予言ができなくなってきてるんだー


きっとスキルの寿命も近いよ」


「...へぇ、スキルって寿命とかあるんだ」


「あるある。

昔は天才予言者神童現るって感じでチヤホヤされてたけど二十歳過ぎればただの人ってヤツですよ」


「まだ17だろ...

まぁどーでもいいじゃん。

俺はお前が精霊使いだろうと予言者だろうとどーでもいいし。


はぁ...花火、終わっちまったな...」



あんなに夜空を明るく照らしていた光は消え、今はひたすら闇が広がっている。



「また1年後も花火を見に来よう、ここに。」



「.............ふっ、くくっ...

あーだめだ!ムリ!約束出来ないや!ごめん!」


「....え?」



ユーリから告げられた言葉が飲み込めなくて、理解できなくて彼女の顔をまじまじと見てしまう。



「1年間楽しかったよ。うん、でもごめん...全部忘れてくれないかな?

なんていうか、私いまそれどころじゃなくてさ


...面倒くさくなっちゃった、別れてくれない?」



は いや ちょっ どういう、こと?

忘れろって? 意味わかんねぇよ ユーリ!



それから自分でもいまいちどうやって家に帰ったか覚えていない。

ただ、急に彼女は俺から離れていった。



_______________________________________________


「おい!ターリウス!おい!」



休日の夜、そろそろ寝ようかと思っていた頃にクラスメイトのゴンザレスが家を訪ねてきた。



「はぁ〜今何時だと思ってるんだよ...

んで、そんな急いで何の用だよ」


「いいか?落ち着いて聞けよ?


...ユーリが死んだ。

ついさっき家で急に倒れたらしくて教会のシスターが来た時にはもう息を引き取っていたって...」



そんな、精霊の加護があるユーリが...


後編へ続く


感想はどんなんでもお待ちしております!

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