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魔道具使いの少女?  作者: えんじぇる153
36/46

ふっかつ!なのか...?(サラ視点)

34本目!


活動報告を更新しました。

水曜日までのお休みさせていただくことについてですのでよければお読みください。


再試を終えて帰ってきたぞ!!

単位落ちてなきゃいいいけど...


前回のあらすじ

・食べ過ぎ注意!

・フー爺に精霊魔法についてきたよ!

・精霊にも格があるんだって!

・エルフもいるみたい!

・明日は土精さんにお願いして温泉作ろう!


感想もらえるとうっれしいです!!

リゼちゃんがいなくなって3日が経った。


その間に黒の森に捜索するメンバーを決め、装備を整えてついに今日から捜索が開始される。


捜索するメンバーは死ぬ確率が高いことなどから志願制にしたが、リゼちゃんの部屋を作った面子など、リゼちゃんを見て発足した『リゼ親衛隊』のメンバーがほとんどだった。


砦の前に出発準備をしていざ、出発!といったところで黒の森の方向からリゼちゃんを攫って行った茶色の毛を持つフェスラーコがこちらに向かって飛んできていた。


それに気づいてボートルが戦闘準備をさせ、様子を伺ってるとフェスラーコの背中に誰か乗っているのが見えた。


その人物は地に降り立ったフェスラーコの背中から落ちるように降りて来て



「おねえ、ちゃん!」


「リゼちゃん!!あぁ...よかったわ...ごめんなさい、私のせいで...ごめんなさい」



降りてきたのは今から探しに行くはずのリゼちゃんだった!

こちらに走ってきたリゼちゃんを抱きしめ、自分の不注意で連れて行かれたことを謝っていた...


だけどそんな感動の再会を邪魔する声が聞こえた。



「サラはリゼを連れて後ろに下がってろ。まだフェスラーコの前だ...」



っ!そうだった、今はフェスラーコの前だから感動の再会なんてやってる場合じゃない...


私はゆっくりとリゼちゃんを連れて後ろに下がっていこうとした。


だが、リゼちゃんは私の手を振りほどきフェスラーコとボートルたちの間に走って行って、フェスラーコを庇うように腕を広げた。



「リゼちゃん!そこから離れて?危ないから...ゆっくり、ゆっくり離れて?」



フェスラーコを刺激しないようにこっちへ来るように促すが、



「まって!ライオン、さんは...えっと...お友達なの!

剣、むけちゃだめ!」



へ?お友達...?リゼちゃんと...誰が?

まっさかフェスラーコだなんてないよね!...ないよね?




「ライオンさん...?もしかしてそのフェスラーコのことを言っているのか...?」


「ふぇすら、ーこ?ライオンさんは、私を守ってくれる、の」



ボートルも疑問に思って質問してみたらリゼちゃんをフェスラーコ...もといライオンさんが守ってくれるんだとか...


リゼちゃんは仲良しアピールなのかフェスラーコの立髪を撫でている。

確かにフェスラーコはプライドが高く、誰かに...ましては人間に触らせることはほとんどないし、触ったら怒って一瞬で肉塊に変えられるだろう...



「ふむ、リゼちゃんちょっと聞きたいことがあるんじゃが?」


「ふーじぃ?なに?」


「その...ライオンさんじゃったか?ライオンさんから宝石を貰わんかったかの?多分、茶色の宝石だと思うじゃが...

もし貰ってたら見して欲しいんじゃが?」


「もらった、よ?...これ」



そんな中、フー爺はリゼちゃんに宝石をもらったか聞き、見せてもらっていた。



「ふむ...やはり聖獣石か...全くリゼちゃんもとんでもないものを持ってきたのぅ

ボートル、恐らくあのフェスラーコはリゼちゃんの従獣じゃな。

じゃからそんな警戒せんでも大丈夫じゃろ」


「その聖獣石とはなんだ?従獣というのはさっきからプライドの高いフェスラーコを撫でてるからわかるが...」


「聖獣石というのは聖獣がその者の生涯に付き従うということを示すものじゃよ。

じゃからそれをリゼちゃんが受け取って名前までを付けておる。ということはもうリゼちゃんの生涯を守り通すことをこのフェスラーコ...ライオンさんは決めておる。

それを我らにどうにかできると思わんがのぅ?」



フー爺はどうやらあのフェスラーコがリゼちゃんの従獣だって擁護してるみたい...



「でも、でも急にリゼちゃんを私の目の前で攫って行ったんだよ⁉︎」


「おねえ、ちゃん...それはわたしの、せいなの...わたし、暴走しそうだったから...」


「暴走?魔力暴走か...なるほど、それでフェスラーコはリゼちゃんを連れて行ったんじゃな...」


「え?リゼちゃんが暴走?どういうこと、フー爺?」


「使える魔力が多い子がたまになる症状なんじゃが、自分で自分の魔力を制御しきれずに周りに自分の使える魔法として放出するんじゃ。

リゼちゃんの場合じゃと時空間魔法があるからだいぶ危なかったのぅ...そこはライオンさんに感謝じゃな!」



そう言えば...確かリゼちゃんが連れて行かれる時は何かに耐えるように顔をしかめていたな...

あれは暴走をどうにか抑えようとしてたってことかしら...



「うん...ライオン、さんは...いいライオンさん...」


「本当に安全なんだな?」


「うん...だいじょうぶ!」


「...みんな撤収だ!武装を解除し、通常勤務に戻るいうに!」



考え込んでいたらボートルが撤収命令を出していた。


今の話が本当ならライオンさんには感謝しなければならないわね



「さて、リゼ?話しを聞きたいんだが...ライオンさんだったか?この大きさだと砦に入れないな...どうするか...」


「ライオンさん...小さくなって?」


「え?小さく?」



小さくってどういうことかしら?



「え⁉︎うそっ!小さくなっちゃったよ!」


「こんなことができるとは知らなんだ...」


「これで砦に入ることができるな、じゃあ俺の部屋に行こうか」



体のサイズ変えれるなんて...変な生き物...


はっ⁉︎ボーっとしてたらみんなに置いてかれてる⁉︎

っていうかリゼちゃん...ライオンさんに乗っちゃってるよ...


すれ違う人みんなに二度見されてるよ...


__________________________________________________



「さて、じゃあゆっくりでいいから何があったか教えてくれ」



執務室について腰を落ち着けたらボートルがそうリゼちゃんに質問をした。

私とフー爺はまずはボートルに任せて聞くことに徹した。



「わたしが...暴走し、そうになって...た

そこにライオン、さんきて...抑えてくれよう...としたけど、ダメで...

だから、危なくないよう、に...みんなからはなれた...」


「つまりライオンさん?は暴走を抑えることができるってことか?

それで離れた後はどこにいたんだ?」


「ライオン、さんのおうちに...」


「それは黒の森の中だよな...?いくら近くにライオンさんがいたって魔物とかいただろう?どうしてたんだ?」


「これで...隠れてた...」



そう言って何もない空間から唐突にマントを取り出した。


そのマントを見た途端にフー爺は身を乗り出して



「なっ⁉︎魔道具じゃとっ⁉︎リ、リゼちゃんや!それ、見してくれんか!」


「う、うん...」


「フー爺落ち着いて?リザちゃん震えちゃってるから。」



そのマント、魔道具なんだ...

でもリゼちゃん引いちゃってるから!



「ふむふむ...認識阻害と消臭...かの?確かにこれなら隠れておけるのぅ」


「聞いてないし...それでリザちゃん?それってどうしたの?」



そう聞くとリゼちゃんは途端に挙動不審になってあっちこっちに視線を泳がしている。


その視線がライオンさんにいったところで、はっ‼︎って顔になって



「えっと...ライオン、さんに...もらった...」



あーうん、これ嘘だな...

リゼちゃん嘘下手くそすぎるよぉ...


でも嘘作ってことは隠しておきたい何かがあるってことだよね...

マントはもともと自分で持っていた...?それとも作り出した...誰かにもらった...


うーん、考えても何もわからないなぁ...



「ふむ、ライオンさんが持っていたのか...

ライオンさんで思い出したが来た時にくわえていた木枝はなんだ?

デカイから外に置きっぱなしになっているがライオンさんの物なら後で運び入れておくぞ?」



ボートルも嘘だと分かっているようだけど、詳しくは聞かないことにしたようだ。

分かりやすいくらいに話題を変えてきたしね!



「うん、いいよ...ボートルさん、あの枝は...ライオンさんの贈り、物...生命樹の枝って、言ってる...」


「なっ⁉︎生命樹の枝だと⁉︎そういうことは早く行ってくれ!

すぐに回収するように言ってくる!」



ボートルは血相を変えて部屋から出て行ってしまった。

生命樹...?なんか聞いたことあるような?


こういう時はフー爺に聞くに限るね!



「ねぇフー爺?生命樹の枝ってそんなにすごいものなの?」


「すごいものじゃよ、生命樹の枝で杖を作れば回復魔法系の効果と風と土、樹属性の魔法威力も上昇すると言われておるのぅ...

他には...生命樹の枝を乾燥させ粉末にして薬に混ぜるとそれだけで効果が何倍にもなると言われておる。あとは葉っぱかの?葉っぱは飲めばどんな病気も治し、どんな怪我も治すと言われている神霊薬の材料の1つとしても有名じゃの。」


「へぇ〜じゃあライオンさんはすごいものを持ってきてくれたんだねぇ」


「興味なさそうじゃのぅ...まぁ儂も錬金術にはあまり明るくないから実感はできんが生命樹の葉っぱ1枚で最低でも金貨10枚はするぞ?」


「じゅっ⁉︎じゃああの持ってきた枝にはいっぱい葉っぱついてたから金貨何枚分...

ボートルが焦ったのもわかる気がする...」



確か持ってきてた枝って...普通に大きかった...

思わぬ収入源かな?


ークゥ〜


リゼちゃんのお腹の音か!

ふふっ顔を真っ赤にしちゃって可愛い!



「ん?そっか、お昼か!ボートル帰ってこないしご飯食べに行こうか!」


「そうじゃの、儂も朝を食べとらんもんでお腹が空いてきたところじゃったわい」


「うん...いく...」



みんなが立ち上がり移動しようとしたところで、ふと思ったけどライオンさんって何食べるんだろう?生肉?



「ところでライオンさんって何食べるんだろう?」


「ライオン、さん...なに、たべる?」


「普通に、ご飯食べるって...」


「へぇ、生肉っていうかと思ったよ!」



普通に料理してあるもの食べれるんだー


...あれ?じゃあ森の中ではどうしてたんだろう?

というかリゼちゃんは森の中で何を食べてたんだろう...

まさかリゼちゃんにサバイバル術なんてものはないだろうし...


これは昼食後にまた聞いてみないとね!


__________________________________________________



「まさかフェスラーコにご飯を作る日が来るとは思わなかったわ。

でもこうして見るとフェスラーコも可愛いわね...」



まぁそうだろうね...

食堂のおばちゃんは小さくなってライオンさんを見て可愛いと言っているがフェスラーコと知っているので撫でたりはしない。



「そしてリゼちゃんも帰ってきてくれてよかったわ!」


「ただ、いま...?」


「はい、おかえりなさい!

あら、口の周りにソース着いちゃってるわよ?じっとしてて、拭いてあげるから

...よし、拭けたわよ。」



リゼちゃんもだいぶおばちゃんに慣れてきたかな?

おばちゃんもリゼちゃんに怖がられなくなってきて満足そう!


っと、みんな食べ終わったみたいだね

お昼からは何をしようか...ボートルはまだ生命樹をどうするかで戻ってこないだろうし...



「お昼からはどうしようか?ボートルのところ戻る?

...リゼちゃん何かしたいことある?」


「お部屋に、ライオンさんの...ベット、つくる...」


「ベットかー...確か、あったかな...?

よし、じゃあベット作ろっか!じゃあとりあえず部屋に戻ろー!」


「なら儂はここで別れようかの、ボートルには儂から言っておくで気にせんでいいぞ」


「わかった!ありがとねフー爺!

よし、リゼちゃん部屋にゴー!」



フー爺は恐らくフェスラーコのことを報告に行くんだろう...

あぁ、リゼちゃんには普通に幸せに暮らして欲しいって思ってたけど、これからも色々やらかすんだろうなぁ...


__________________________________________________



「よし、じゃあ私は倉庫からベット持ってくるからリゼちゃんはここで待ってて!」



私はリゼちゃんにそう言い残し、倉庫へと走って行った。



倉庫で使ってないベットを探してたけど見つからず、どうしようと考えていると猫用のベットを見つけ持ち上げた。



「うん、小さくなってたしこれで大丈夫だよね!」



急いで部屋に戻ってみるとベットの上でライオンさんとリゼちゃんが寝ていた。


私が近づくとライオンさんは起きたが、リゼちゃんを起こさないようにか、動くことはなかった。


私はそんな姿を見て心のどこかに感じていたフェスラーコへの不安はどこかに消えていた。


ベットを部屋に置いてリゼちゃんのおでこにキスをするとライオンさんにお願いね。と小さな声で言って部屋を出た。



ふぅ...これからのことを考えると少し憂鬱だけどリゼちゃんの護衛が増えたって考えればプラスだって思える。


フー爺が領主様にうまく説明してくれてるといいんだけど...

溝にはまってた子猫を助けたら懐かれて飼うことにしました!

名前は雪花(ゆきか)ちゃんです!

白色の子猫で、可愛いったらありゃしない!!


次回、まだ続くよサラさん視点!

リゼちゃん暴食のあたりもお話です。



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