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魔道具使いの少女?  作者: えんじぇる153
21/46

お爺ちゃんなのか...?

20本目!


前回のあらすじ

・羽を胸の中に入れたよ!

・鞭でおしおきしてもらおうとした。

・サラさんの火傷痕を治したよ!

・食堂へレッツゴー!


感想もらえるとうっれしいです!!


朝ごはんを食べたあと、わたしはサラさんにまた手を引かれながらとある場所まで連れて行かれていた。



「いやー本当はね?昨日の買い物から帰ってきたら案内しようと思ってたんだけどいろいろあったからさ、

と言う訳でここが今日からリゼちゃんのお部屋です!!」



そう言いながら開けた扉の先に見える部屋はこれぞお嬢様の部屋!みたいな部屋だった。


白色の壁紙に薄いピンクに白のレースの模様がある腰壁、照明は部屋の大きさにあったシャンデリア、ベットは天蓋付きで、可愛らしい大きなクローゼット、ドレッサー、大きめの猫足のソファ、などなど....


なんだこれ...え?ここがおれのへや?



「どーよ!リゼちゃんのためにこの部屋作ったのよ!楽しかったわ!

ちなみにここの右隣の部屋が私の部屋だから何かあったらいつでも来ていいからね?」


「うん...ありがとう...」



もはや笑うしかない...

こんな少女チックな部屋だなんて...ハハハッ....


でもこれお金掛かってるだろうなぁ...

今更嫌だなんて言えないよ...



「ほら、こんなとこで立ってないで中に入りましょ?」


「うわぁ...」



中に入ってますます場違い感がする...

でもベットはフッカフカで気持ちいし、俺の体にしてはベット広いからゴロゴロして遊べる。


よしっ!ここ気に入った!少女チックがなんだってんだ!

ここで俺は悠々自適に過ごすんだ!



「さてと...私はこの後お仕事行かなきゃだからリゼちゃんここで待っててくれる?

お昼ご飯までには終わらせてくるから、お昼はまた一緒に食べましょ?」


「うん...気をつけて、ね?」



そっかーサラさんもここで働いてるんだもんね、俺ばっかりに構ってられないよねー...

なら仕方ない!今の俺の仕事はサラさんに心配かけないようにここでおとなしく待ってることだ!


ってことでサラさんとバイバイしてちょっと経った頃。


あ"ぁ"〜ちょーひま!

なんかこの世界に来てから暇になること多すぎな気がする。

前世?では毎日毎時せっせと働いてただけに暇が苦痛だ。



...コンタクト!そうコンタクトもらってきたじゃん!あれ付けてみよ!


腕輪からコンタクトを出してドレッサーの前でつけようとコンタクトを取ったとこで気付いた。



「あれ、これカラコン?だ....ハートのカラコン、初めて見た...」



真ん中にピンクにハートが入ったコンタクトだったがとりあえず付けてみてドレッサーの鏡を見てみる。


鏡の中の自分の瞳を覗いてみるが普段と変わらない。



「あれ?確かに、つけたはず...」



どゆこと?

でも目は痛くないからまぁいいか...?



__________________________________________________


「リゼちゃん?リゼちゃーん、起きてー!

あ、やっと起きたね。そろそろお昼だけどご飯行かない?」


「...ぅん...」



ん〜....ふぅ...

あれ?寝ちゃってたっけ?


コンタクトをつけた後、暇だった私は窓を開けて外に見える林をボーと見ていたら、空からライオンが舞い降りてきた。

あまりの出来事になにもできずにライオンをガン見してたらいきなり体が縮み初めて、窓からサッカーボールくらいの大きさになったライオンっぽい生き物が部屋に入ってきた。


少し取り乱したが、そのライオンさんは頭がいいらしくて喋りはしないものも、俺の言葉を理解していた。

だからライオンさんを撫でたり、最近のことをライオンさんに喋ったりしていたらいつの間にか寝ちゃっていたらしい。


窓、閉まってる...ライオンさんが閉めて行ったのかな?行儀のいいライオンさんだなぁ...



そんなことを考えながらお昼を食べ終わった。

今日も相変わらず美味しゅうございました。おばちゃんありがと!!



「さて、ご飯も食べたし、お昼からはフー爺に挨拶しに行こっか?」


「ふぅじぃ...?」


「そ、フー爺。フーロイズっていうお爺ちゃんなんだけど、ここで1番の年上で多分これからのリゼちゃんの先生やってくれるかな?

だから今日は挨拶に行こうと思ってね!あ、安心して?優しいお爺ちゃんだから!」



ふむ、ここで1番の年上のお爺ちゃんにご挨拶ってことか...

ボートルさんの仲間だから悪い人ではないんだろうけど...


組長みたいな人だったらどうしよう!!


__________________________________________________


あー!待って!ストップサラさん!まだ心の準備が!!


ーコンコン


「フー爺いる?わたし、サラとリゼちゃん連れてきたよ!」


「はいはい、よく来たね。入っていいよ」



ヒィ〜!!心の準備がぁぁあーーー....あ?

あれ?中にいるのは怖い感じじゃなくて優しい感じのお爺ちゃんだった。



「お嬢ちゃんがリゼちゃんじゃな!儂はフーロイズ、皆からはフー爺と呼ばれとる。

ぜひフー爺と呼んどくれ?またはじぃじでも良いぞ?」


「じぃじ...?わたし、は...リゼ、です...」


「おーおー、きちんと挨拶ができて偉いのぅ。アメちゃんいるかの?」


「...いる」


「おぉ...さすがフー爺!わたしでさえ初めて会った時警戒心MAXだったのにもう大丈夫だ!!」



怖くて隠れていたサラさんの後ろから出てフー爺からアメ玉をもらって口に入れる。

なにアメだろこれ?イチゴっぽいけどどっか違う気がする...


というか...え?俺って警戒心MAXだったっけ?

サラさんには綺麗な人だなくらいしか思ってなかったと思うけど...



「まぁとりあえず座るといい。

さて、今日はボートルからリゼちゃんの魔道回路の本数を調べるってことじゃったが?」


「そうそう、わざわざギルドまで行くのは面倒だし、あそこにリゼちゃん連れてきたくないわ!

ってことでフー爺お願いね!」


「魔道回路...?」


「あぁ、魔道回路って言うのは...」


「まぁ待て、その説明は儂の仕事じゃ。それで魔道回路というもにはの?」


魔道回路、まとめるとこういうものらしい。

魔法を使うには魔力が必要。

その魔力を作るのが魔道回路で、本数には個人差があって多ければ多いほど強力な魔法が使えてその先の魔導も使えるようになるということ。

魔道回路は成長によって増えるが子供の頃と歳が入ってから成長せず、そこまで長生きするものもいないため、だいたい子供頃に決まった本数は基本増えないとのこと。

平均すると成人で20本くらいが普通。

フー爺は978本らしい。くそ、魔術チートは貴様か!

今の俺くらいの歳、10歳くらいだと10〜15本くらいで、15、6になると成長が止まるらしい。


とりあえず俺の魔道回路を測るということでフー爺の手を握って目を瞑って待機中。



「万物の構造、意味を示せ。〈解析魔法(トレースマジック)〉」


「どうかなフー爺?」


「これはまた...とんでもない天才児を連れてきおったのぅ...

魔道回路は246本じゃ。」


「に、246...?」


「うむ、この歳でここまで多いと将来が楽しみじゃのぅ。

ついでに適正属性も見てみるか...」


「リゼちゃん、もうすでにわたしより魔道回路が多い...」


「む、これまたとんでもないのぅ...適正属性は全属性か...

しかも聖属性も持っとるとは...」


「全属性持ちで聖属性さえも持ってる...

あ、じゃあ私の手の痕を治したのも聖属性なのかな?」


「そう....だよ...?」


「なんと⁉︎もうすでに聖属性の治療魔法が使えるのか⁉︎

それに火傷痕を治すとなると〈天光息吹(エンジェルブレス)〉かの?末恐ろしいお嬢ちゃんじゃの...」



ん?〈天光息吹(エンジェルブレス)〉って難しい魔法だったのかな?でも俺は魔法チート系だったか!これは異世界転生っぽくなってきたぞ!



「ふぅ...久しぶりに驚かせられたわい。さて、この後はどうするかね?

どこかに行くなら儂もご一緒させてもらえんかの?暇で暇でしょーがなかったんじゃよ。」


「うーん...どうするリゼちゃん?」



うーんこの後っすか?さっき見たライオンさん気になるから外に行きたいけど野生っぽかったし会える可能性は低いから...



「ほん...ここでほん、読みたい...ダメ?」


「ほぅ?本を読みたいのか?

そうかそうか!確かに本を読むのは楽しいことだ!きょうリゼちゃんが来ると聞いて絵本の類を取り寄せておったんじゃがそれを読むかの?」


「うん!...よむ、それよむ!」


「じゃあ私は部屋に本取りに行くついでに紅茶でも入れてくるよ〜」


「うむ、悪いのぅ。

さて、ここに積み上げてるのは全てリゼちゃんのために取り寄せたものじゃ、好きなだけ読むといい。

気に入ったのは部屋に持って行って本棚に入れておくといい。」



フー爺取り寄せたって...30冊以上あるけど...

まぁ俺の暇つぶしができたな!まずは絵本からこの世界のことを学んでいこうかな...


『フェスラーコの大冒険』?表紙には昼間見たライオンさんの絵が載っている。

あの空飛ぶライオンさんはフェスラーコって名前なのか?

フー爺に聞こうと思ってフー爺のソファの近くに行ったら



「ん?どうしたんじゃ?

あぁ!読んで欲しいんじゃな?よかろうよかろう。」



そう言って私をヒョイっと抱えて自身の膝の上に乗せて私の持ってきた絵本を読み聞かせしてくれた。


ライオンさんがいろんな動物にあって友達を増やしていくっていう内容だった。


なかなか面白かった。

何せ自分の知らない生き物や、ドラゴンやケルベロスなんていう空想上の生き物まで出てきてたから。


だけど誰かの膝の上に抱えられて読み聞かせのコンボはすごい。

午前中あんなに寝たのになぜか眠くなってきた...



「おや、お眠の時間かの?

小さい子はよく寝てよく食べて元気に育つのが1番じゃからの。

そのまま寝てていいぞ。」



って言いながら私を抱きかかえ、背中をポンポンと叩いてくれる。


あ、待って!そんなことされたら...わたし...眠くなって...きちゃう...zzz



「今は何も知らずに幸せに眠る時間じゃ...

いつか来る困難までしっかりと育つといい...」



そんなフー爺のつぶやきが聞こえたような聞こえなかったような...

まぁいいや、おやすみ...zzz

結局今回もコンタクトの能力は出なかった...

でもヒントと能力を行使してます。



次回、サラ視点です!

その次はフー爺視点です。

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