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魔道具使いの少女?  作者: えんじぇる153
15/46

お買い物なのか...?

14本目!


今回若干の下品な言葉?があります。

それと10本目で持ってきた魔道書の属性を雷から炎に変えました。

これは前とストーリーを変えた為です。

申し訳ありませんでした。


活動報告の方にも修正報告を載せさせてもらってます。


前回のあらすじ(サラ視点)

・ボートルにリゼちゃんの事報告!

・ボートル、リゼちゃんと対面!

・リゼちゃんいきなり全裸⁉︎

・そして土下座命乞い!

・もう仲間だから!


感想もらえるとうっれしいです!!

サラさんに手を引かれながら朝目覚めた部屋まで連れてこられた。

あと、なぜか全裸だった。


体をお湯で濡らしたタオルで拭かれまくりました。

お股の辺りを拭かれた時に変な感覚がして、女になっちゃったんだなって再確認した...


ん?なんで拭かれたかって?

俺も言われるまで気付かなかったけど漏らしてしまっていたらしい...


ぬぁぁぁああ!!恥ずかし!恥ずかしくて恥ずかしいわ!!!


見た目は少女だけど中身はいい歳こいた男だぞ?


で、でも体の構造が違うから仕方ないね。うん、仕方ない。



まぁそんなこんなで体拭かれて、下着を穿いて、白のサマードレスっぽいものを着てお部屋で待機中です。


このあとのお買い物に行く準備のためにサラさんが行っちゃったから大人しく待ってる。



はぁ...でも暇だなぁ...

あー、魔道書持ってきたよな!

分厚かったし読める時にちょっとずつ読んでいこう!


腕輪から魔道書を取り出して、1ページ目を読み始めた途端に


(え...?か、体が言うこと聞かない...

目と手が動いて魔道書を物凄いスピードで読んでるけど...っていうか読まされてる⁉︎)


そしてついに魔道書の最後のページを読み終わると体も解放された。


ぐっ、頭痛い...ついでにお腹も...


一気に入ってくる知識量が多すぎて頭痛がする...

でも頭の中には炎魔道の使い方が思い浮かんでくる。


とにかく魔道書を仕舞っとくか...

また見つかって問い詰められても困るし...


と魔道書をしまった瞬間に



「リゼちゃんお待たせ!さぁ!お買い物いこう!!」



脚のラインがくっきり浮き出る黒色のパンツに上は白色のノースリーブ。

幼く見える顔も相まって健康少女ってイメージがする。

それにしてもしまうのギリギリだったな...

次からは気をつけよう。



「さ、リゼちゃん!まずは服を見に行こう!!」



う、うむ行くけどそんな引っ張らないで!

行くから!逃げないから!


__________________________________________________


「はぁ...やっぱりリゼちゃんみたいに可愛い子は何を着ても可愛いんだねぇ...」



と妙にツヤツヤなサラさんとその隣に疲れ果て突っ伏してる俺。


あの後お昼ご飯のためにここの店に入るまでいろんな店に連れまわされ、着せ替え人形にされた。


最初に入った店で俺がお任せでなんて言ってしまっただけに抵抗もできなかった...


できるなら昼からはゆっくりしたいなぁ



「お昼からは運河の側に出てる露店でも見に行こうか!

あ、途中にあるスピーマ商会に寄って行こー

もしかしたらいいアクセサリーとか掘り出し物あるかもだし!」



お姉さんはまだまだ元気なようでうどんっぽい麺、その名も『ウッドウ』をチュルチュル食べてた。

うどんよりもコシはなく、あっさりな味付けで食べやすい温かいウッドウだった。


でもこの体の悲しいところかな一杯も食べきれず途中でギブしてしまった。

もったいないから残りはサラさんにあげた。サラさんは俺と違う味のものを6杯も食べてて一体その小さな体のどこに消えていくのか...


ま、とりあえず買い物を楽しみますかね。



__________________________________________________


スピーマ商会とやらのお店はすごくでかかった。

俺は人ごみが酷かったので店の外でサラさんを待つことに。



ふむ...またしても暇になってしまった...

それにしてもさっきからみんなこっちを見てるような?自意識過剰かな?でもリゼちゃんの体可愛いし...



「おい、そこの貴様」



でも鏡をしっかり見たのってマリモ◯コリのとこだけだし...

この後、手鏡も買ってもらお!



「無視をするな!」



ーパァン



いっつぅ〜...

え?なに?誰ですかこの太ったきもいおっさんは



「ようやく気づいたか。おい貴様、お前の連れはどこにいる?」


「え...あ、あのサラさんの、ことですか...?」


「そのサラとやらはどこにいる?」



えぇ...本当なんだよこのおっさん

いきなり俺を叩いてサラさんはどこかだなんて失礼にもほどがあるだろ!



「サラは私だけど?なにか?」


「おぉ、貴様がそいつの連れか。

そいつは俺が買い取ってやる。大金貨50枚出すからその人形を売れ。

玩具にして可愛がってやる」



何言ってんだこい...つ?

待てよ?

買い取る...人形...玩具...可愛がる...


ハッ⁉︎まさかこいつこういうことか!

買い取る(俺の姿)

人形(ラブドー◯)

玩具(大人の玩具)

可愛がる(意味深)


こいつリゼちゃんの姿でラブ◯ールを作るつもりだな!


そう思いついたら顔の血の気がサァーっと引いていくのがわかった。

それに気持ち悪さから震えてもくる...


さ、サラさん!いやだいくら...いや、中身が男であるからこそ!!

そんなの嫌だ!!


と思いながらサラさんの目を見て小さく首を横に振る。


それをみたサラさんはニッコリ笑って安心して?ってと言うと一歩踏み出し太った男を睨みつけた。



ひぅ...⁉︎怖い、怖いよサラさん!美人の睨みつける...

効果は抜群だ!



「どこの誰だか知らないけどね、あんまふざけたこと言ってると...ぶっ殺すぞ?」



サラさん口調変わりスギィィィ!!

え?だれ?これはあれだ、あんまり見ちゃいけないな!

下向いてます!!



「な、なんだ貴様は!せっかく俺が買ってやるって言ってるのにその口の利き方は!どうやら後ろの女共々死にたいらッ⁉︎」



男が怒鳴ってたと思ったら急に声が止まった。

不思議に思って見てみると、サラさんがいつの間にか男の後ろに回って片刃の少し長めのダガーを男の首に突きつけていた。



「死にたいのは貴様のようだな...

もし、これ以上なにか喚くようなら首が繋がってると思うなよ?

今回は忠告だけだが...次はないと思え」



そう言うとダガーを鞘に収め、私の手を引き何も言わずにスピーマ商会の中に引っ張って行かれた。


そして店舗の奥の部屋に入るとサラさんが心配そうな顔をして



「大丈夫だった?右頬が腫れてるじゃない!

スピーマさん!冷たい水とタオルを貸してもらえませんか?」


「えぇ、もちろんいいですよ。

君、持ってきてもらえるかい?」



そう扉の近くにいた人に指示を出したのは白髪が混じり始めの髪をした、ダンディなおじさまだった。



「初めましてリゼ様。ここスピーマ商会の長をやらせていただいてる、スピーマと申します。

先ほどは同業者が失礼いたしました。」


「...いえ、スピーマ様は...悪くない、です...」


「そうよ!スピーマさんは悪くないわ!

っていうか同業者?あいつだれよ?」


「彼は隣の国から先日やってきた商人で、アイクという者です。

まぁ御察しの通りいい噂は聞かなくて...その、年端もいかない少女を嬲るのが趣味らしく...」


「もういいわ、ありがとう。」



やっぱり変態だったか...

名前はかっこいいのに名前負けしちゃってるよぉ...

というかサラさんオコだよぉ...

めっちゃ機嫌悪いよぉ...


よし、ここはおれが!



「さ、サラ...さん。怒らない、で?笑顔がいい...笑ってれば、きっと...きっといいこと、ある...」


「そう...ね。ごめんねリゼちゃん?ちょっとカッとなって怒ってたわ...ここでの用事も終わったし、お買い物の続きを楽しみましょう?」



そうそう、それよ!

サラさん可愛いんだから笑顔でいて欲しいよね!

さぁいこう!


え?あ、頬を冷やしてから?

ア、ハイ...


__________________________________________________


あのあとサラさんが私にお詫びにとメダルネックレスを買ってくれた!

片面には何やら複雑な模様があってもう片方は何もない。

シルバーのシンプルなデザインで俺も気にいった!

早速かけさせてもらってるよ!



運河の側に店を構える露店を見に来たが、これは祭りの縁日を思い浮かべたが地べたに敷物を敷き、品物を並べていた。



「うーん...こっちの淡い青色もリゼちゃんの髪に似合うし...」



さっきからサラさんはずっとブツブツ言いながら真剣に選んでる。



「誰か!衛兵呼んでこい!!ケンカしてて危ねぇから女子供は近づくなよ!!!」



ん?ケンカ?物騒だねぇ...

世界のみんなおれになったら争いなんて起こらないと思う。

何せ怒らないし、怒っても疲れてすぐ収まるしね!


あ、やっぱなしで、気持ち悪いわ。



「んーリゼちゃんごめん。わたし行かなきゃ行けないんだよ。

国と契約したクランだから近くにいたからには行かなきゃ!

ここで待ってて?絶対だよ?変な人についっていったらダメだからね?」



んもぅ...俺は子供じゃないんだから!

いってらっしゃい!



「...気をつけてね...?」


「うん!すぐに解決して戻ってくるよ!」



そう言ってすごい勢いで走って行った。

足はえー...うわ、人多いからって壁走らないでください...



それにしてもまた暇になったな...

そう言えばスタンプまだ使ってないな...

さっき買ってもらったメダルネックレス買ってもらったしそれにスタンプしようかな。


腕輪からスタンプを取り出して首に掛けてたメダルの何もない方に押してみた。


だが特に変化はないので出来てないのかな?

魔力込めなきゃダメなんだっけ?


ふむ、もう一度...

魔力...魔力...魔力...魔力...


魔力を意識してもう一度スタンプを押してみる。

するとスタンプに体の中の何かが物凄く引っ張られ、抜き取られる感じがする。


あ、あ、待って!これどうやったら止まるの⁉︎

どどうすれば?メダルから離す?


ふぅ...やっと止まったよ...

なんか一気に倦怠感が体を襲ってる...


でもこれで成功だよね?メダルになにか魔法陣ができてるし!

とりあえずスタンプは締まって、メダルも服の下に隠しとこ。

サラさんに見つかったら言い訳効かないし...



「お嬢ちゃん?」



ん?だれじゃらほい...ッ⁉︎



「ん"〜!!ん"〜!!!」


「へへっ、悪いね。ちょっとだけ寝てておくれよ。」



いきなり後ろから口を塞がれて喋れなくされて、首のあたりにチクッと鋭い痛みがしたと思ったら体に力が入らなくなる...


た、たすけて...さらさ...ん...



今回自分的には文字数多めにしてみました!

文字数多いとなかなか大変ですね!今まで1話だいたい30分で書いてたのが45分に伸びてしまった。


次回、誘拐されたリゼの安否は如何に!

シリアスは...ないです。

少なくともリゼの視点ではないです

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