11-8 新ダンジョンに行ってきます。
すいません一日空いてしまいました……。
三人称です。
(ふんっ、あっさりと化けの皮が剥がれたか)
戦闘を後方から眺めるランドルフは、満足げな表情と共に心の中で呟いた。
その言葉通り、前方で戦うエスは全員が全員、苦戦しているようにしか見えないからだ。
ダンジョン突入後すぐに現れた魔物は、事前情報通りにフレイムドッグとレッドボーンの一団。
フレイムドッグはその名の通り、火属性で犬型の魔物。
全身に分厚い毛皮のように炎をまとい、その炎をもって近づいてきた相手を焼き、距離を取れば炎を火球にして飛ばしてくる。
動きも素早く集団で襲ってくるため、フレイムドッグだけでも非常に厄介な相手である。
前衛のプルストとバルガスは、その炎を警戒して思うように攻撃を繰り出せていなかった。
「くそ、あっちーなコイツっ」
「近づくのを躊躇させるのはもちろんですが、思った以上に炎の層が厚いですね。体の部分まで距離感が掴みづらいです」
動きに追いつくことは出来るが近づけば炎に焼かれるため、思うように攻撃できないプルスト。
火球と直接攻撃を織り交ぜた動きのせいでタイミングを取りづらいバルガスは攻撃の機会をことごとく逃し、僅かなチャンスにも思うようにダメージを与えられていなかった。
そしてその状況をさらに厄介にさせるのがレッドボーンだ。
人の形をした骸骨の戦士。属性は当然火属性。
鎧を着ていることもあり動きは鈍重だが、ひたすら火矢を撃ってくるため近づくのが難しい。
フレイムドッグだけに集中していると矢に撃たれ、想定以上のダメージを負ってしまう。
矢が尽きれば直接攻撃に変更してくるのだが、かといってすぐに尽きるわけではない。
近づいてくるのを待つ頃には相当消耗させられてしまうし、鎧があるせいで遠距離攻撃だけで蹴散らすのも難しいようだった。
「あたしの矢じゃ鎧を抜けないか……結構堅いなぁ。スキル使えば抜けるけど全部そうするわけにもいかないし」
「統率取れてますね~。障壁貼ると~一点集中ですぐ破ってきます~」
「連中散らばってるからまとめて吹っ飛ばすんは無理やなぁ。当てるんは簡単やけど数撃たんとあかんから面倒やわ」
そして遠距離攻撃と言えば、この場には専門家が居るのだが……。
パンッ、…………パンッ、…………パンッ、…………。
「…………」
何故かメインの【SVDカモシレナイナニカ】ではなくサブの【P220ノヨウナナニカ】を構え、前衛を援護するかのようにフレイムドッグを撃ち、時々思い出したようにレッドボーンも撃っていた。
重ねて言うが『援護するかのように』であって、『援護している』わけではない。
何故ならどう考えても前衛とは関係ない、後方で伺ってるだけの魔物も撃っているからだ。
ダメージを与えてはいるが、到底援護と呼べるものではなかった。
攻めきれない前衛、ろくにサポートできない後衛。そしてランドルフの記憶の通りパーティのことなど眼中に入っていないロロ。
ランドルフの目には、三流パーティの馴れ合い戦闘のようにしか映っていなかった。
(やはりこんなものか。ろくに訓練もせず遊んでばかりの者たちが、我らより強いなどということはあり得ないのだ)
その考えに至った決定打は、今話題の人物、イオンの戦う姿だった。
このダンジョンは洞窟の中ではあるが、広さは相当なものである。
ならばイオンが取る戦い方は自然といつも通りとなり、高高度から滑空しながらの斬撃を主体とした戦い方となる。
どうもフレイムドッグを狙ってはいるようだが、接触ダメージを恐れているせいかまともな攻撃は繰り出せず、ただ様子を窺うばかり。
天井付近からボーっと戦闘を眺め、そんなところをレッドボーンの火矢に狙われ慌てて回避するばかり。
今のところは回避しているもののその挙動はフラフラと危なっかしく、命中するのは時間の問題といった様子である。
端的に言って何もできていないのだ。
(入り口の封印では驚かされたが、所詮ただの模様並べ。あんな偶然はどこのクランにも起こり得る。だが高度で洗練された戦いというものは我らにしか出来ない。やはりこの世界には、確立された法と統治が必要なのだ)
自らが指揮を執り一ヶ月かけて解いた封印を、違うクランが数分で解いてしまったのはあくまで偶然にすぎないと断じるランドルフ。
それは目の前の状況から正しく判断したものなのか、それとも自分の仕事をたかが偶然で台無しにされたことから生じた思い込みなのか。
いずれにせよ、ランドルフは今まで以上に彼らを軽んじ、そして自信を強めるのだった。
「いやー、なかなかキツいなー」
「それもだけど熱いねー」
そんな風にぼやきながら、プルストたちはウォーレン隊と入れ替わり回復に入った。
ダンジョンに入ってから魔物の群れ二つと戦い、消耗していたからだが……。
(たった二戦で交代など、こいつら本当に噂だけの連中だったか)
まだまだダンジョンは序盤なので、一つのパーティで攻略していれば当然休憩する余裕などない。
なのにそれが当たり前というかのように休憩に入るエスその姿を見て、軟弱と断じるのは無理もないだろう。
(わざわざレベリングを切り上げてまで来る必要もなかったか、攻略に参加するのは次回以降で十分だったな。こんなクズ連中のために私の時間を浪費されるとは。大体どうして団長は――)
勢いづいて無駄な思考にふけるランドルフだが、それを止めるきっかけになったのは当の団長の言葉だった。
「思いっきり余裕の癖によく言うな。なんで戻ってきたんだよ」
(――余裕、だと?)
「剣を持ち替えたかったからな。やっぱ使いやすさよりも属性ダメージ優先にするわ」
「属性無しでやってたのかよ。しかも術スキルも全然撃ってなかったな。警戒してたからダメージも小さいし、消耗ほとんど無しか」
(無属性装備に術スキル無しだと? 馬鹿な。あのモーションは間違いなくクロススラッシュとヘビースラッシュだったはずだ。使ってないはずがない)
マスグレイブの言葉に疑問を覚え、続いた言葉は何かの間違いだと断じるランドルフ。
だが当の本人たちはその言葉が真実であるかのように、軽い調子で話を続けていた。
「炎のせいで本体までの距離感を掴みづらかったのは本当だからな、本気じゃないのに無駄撃ちするわけにもいかないだろ」
「だからって術スキルを自力再現して試し切りするなよ紛らわしい。出始めから終わりまでデフォルトのモーション再現しやがって」
「後ろで見ててもわかりやすかったろ」
「まあな。どの術スキルをどのタイミングで出せば当たるのか、見てるほうは参考にし放題だった」
「おかげさまで当たり判定の確認までバッチリですよ。できれば突き系スキルも使ってもらうのってできます? もうちょっと魔物の反応を確認したいんで」
「余裕があればやってみる」
(モーションの自力再現!? しかもそれが無駄な消耗を抑えながら魔物との戦い方を探るためで、さらに攻略情報作成のことも考えていただと!?)
このゲームの術スキルはスタミナ制ではなくMP制。魔法とは名乗っていないが、術スキルを使用するには魔力を消費する。
ダメージ計算に魔法能力値は関係ないとされているが、スキル発動のエネルギーとして魔力を使う。要は普通のRPGと同じく、攻撃系スキルを使うには魔法だろうが剣術だろうが関節技だろうが魔力が必要となる。
魔力は休んでいるだけで回復するものだが、物理職は基本的に魔法能力値が低い。
魔法能力値と一括りにされたその数値の詳細は公開されていないが、過去にプレイヤーが検証した結果から、魔力量、魔力強度、魔法耐性、それから魔力の回復速度も含まれているとされ、魔法能力値の低い物理職は魔力の回復に時間がかかってしまう。
したがって消耗を抑えられるのであれば抑えるのが常識なのだが、だからといって魔物にやられてしまえば意味がない。
事前情報があるとはいえ、初めて訪れるダンジョンで初めて戦う魔物。
最初から全力、とまではいかなくても、手を抜いていては相手の力量を測る前に消耗ばかり大きくなってしまう。
(にもかかわらず、コイツは明らかに手抜きをしていた。無い知恵絞った頭脳プレーのつもりだろうが、そのせいでパーティの消耗が大きくなっているのに気付かないとは。頭の悪い人間がリーダーをするからだ)
「お前は戦闘に関してなら頭回るよな、もっと他のことに生かせばいいものを。あともっと言葉で伝えられるようになれ。言わないから最初何やってるのかと思ったぞ」
「んなこと出来たら苦労しないっての……。大体今のだってバルガスに見せてたんだしな。デフォルト再現したのはお前らが見ると思って、ついでにやっただけだ。それでバルガスのほうはどうだ?」
「ダメージはほとんどもらっていませんし、フレイムドッグの動きは大体掴めましたので攻撃にも参加できますよ。ただ動きが速いので、多少後ろに抜けてしまうかもしれませんが……」
「あたしが後ろから抑えるわ。あの程度の動きなら余裕だし」
ほとんど攻撃を出来ていなかったはずのバルガスは、ダメージは大したことなかったうえフレイムドッグへの対応も大丈夫だと言い、キイに至っては最初からどうとでもなったと言うかのようだった。
そしてそれは誇張でも何でもない。
キイ自身はレッドボーンばかりを狙っていたが、それは前衛が魔物の特性を把握するファーストコンタクトの邪魔になってしまうからだ。
いくらフレイムドッグが炎を纏っているとはいえ、一瞬で矢を焼き尽くすほどの火力ではない。弓で攻撃は可能だし、動きも問題なく追いつける速さ。
むしろ、今までわざと苦手なレッドボーンの相手をしていたにすぎないのだ。
「でも骨の相手が減るから、矢が飛んでくる量が増えるかな?」
「私が撃つ」
そう口にしたのは、拳銃をホルスターに収め背中の狙撃銃を準備していたロロ。
「こっちならレッドボーンを撃ち抜けるから問題ない。それとクリティカルポイントも見つけた」
(クリティカル、だと? ……まさか、今まではクリティカルポイントを探していたとでも言うのか?)
「ポイント聞いていい?」
「犬は首の付け根。骨は眉間」
ランドルフの疑問を肯定するかのようなタイミングで答えるロロ。
ほとんどの魔物にはクリティカルポイントが設定されており、設定されたポイントに近ければ近いほど、クリティカルヒットの発生確率が上昇する。
頭が弱点の魔物に対して、足を攻撃してもクリティカルヒットが発生したという報告もあるにはあるが、発生確率が非常に低いのは間違いない。
それに対してクリティカルポイントに近い部位、それもポイントの中心に近ければ近いほど発生確率が上がるとされている。
(どうせ口だけだ、そんなに速くクリティカルポイントを見つけられるわけがない。メイン武器を使わず手抜きをしてパーティに迷惑をかけるなど、やはりこいつは他人のことなど考えていない)
だが目視で確認できるものではないし、実際にその部位を狙ったとしても目に見えて発生確率が上昇するわけではないので、最初に報告された部位はまず疑いの声でもって迎えられるのが普通であり、そして度重なる検証の末ようやく認められるものだ。
ランドルフの疑念は、普通のプレイヤーなら誰でも抱くものだった。
ロロの戦い方は、基本的に遠距離からの一発必中。
手数よりも一撃ごとのダメージ量で勝負するのだから、クリティカルポイントを知ることは大きな意味がある。
一度見つけてしまえば狙うだけであり、そうなればロロ本来の力を発揮するのみ。
先ほどまでは【P220ノヨウナナニカ】で怪しい部分を探っていたのだから、サポートになっていなくて当然だったのだ。
もちろんいつもこんな戦い方をしているわけではない。
普段は【SVDカモシレナイナニカ】でしっかりとダメージを与えながら探っていく。でなければ自分がやられてしまうので当然だ。
今日はエスという頼もしすぎるパーティと居るからこそ取れた手なのだ。
だが決して手抜きや弾代節約をしていたわけではない。
一つは単純に残弾数を気にしてのことだ。
通い慣れたダンジョンならともかく、初挑戦のダンジョンではペース配分が難しい。
後半のことを考えて弾を節約するのは当たり前だし、弾が無くなったロロは役立たず同然。
最初から全力で飛ばすわけにはいかないのだ。
それともう一つは、わざと威力の低い武器を使用して、クリティカルヒット時の反応をわかりやすくするためである。
クリティカルヒットはダメージが大きくな分、仰け反りモーションも大きくなる。
だが元が威力の大きい武器だと、その違いを見落としてしまう可能性がある。
剣や槍ならその手に伝わる感触から判断出来るが、遠距離攻撃ではそういうわけにもいかない。
威力の大きな武器よりも、小さいもののほうが判別しやすいのだ。
「私は~レッドボーンの矢を防ぐことを優先にしますね~。回復はできますが~それ以外は減りますので接近戦は皆さん頑張ってください~」
「支援が減るのはいいけど矢は大丈夫なの? あっさりアースウォール消されてたけど」
「障壁系の防御魔法を展開すると~そっちを優先的に攻撃し始めるようですが~、それがどこに展開されたかなんて関係ないようなんですよね~。なので障壁を囮に使えます~」
障壁系の防御魔法というのは、プレイヤーに代ってダメージを引き受けてくれる壁やバリアのような魔法のことである。
全身を覆うアーマータイプや、部分的にしか防げないがその分強固なシールドタイプと言ったプレイヤー追従式。
指定した地点に設置したあとは動かすことのできない、設置式のウォールタイプ、ドームタイプ等がある。
魔法の耐久値を下回る攻撃は無効化してくれるのが特徴で、上回った場合でもある程度減衰してくれる。
要は魔法がダメージを肩代わりしてくれるのだ。
ちなみにプレイヤーのステータスを向上させ防御力を上げる魔法もあるが、こちらはプレイヤー自身が攻撃を受けるため、無効化と言えるほどの効果は無い。
その代わり魔力消費量は少ないし持続時間も長い。プルストやバルガスが無意識に使っていた身体強化魔法も、これに属するとされている。
もちろん防御力だけでなく攻撃力を上げる魔法もある。
そういった違いから強化系は長時間の戦闘、障壁系は短時間の突撃や緊急回避向きとして使い分けられている。
「いきなり天井方向に向かって撃つのが気になったので~見てたら気付いたんですよね~。ちょっと試しましたが~かなり楽になりそうですよ~」
「そっか、天井ね……」
「所詮は能なしの骸骨いうことやな。ならうちは犬コロ相手にして、それから骨砕いてくわ」
「矢が怖くないなら後回しでいいもんね」
(はっ、やはり馬鹿どもか。レッドボーンは接近戦こそ本来の力を出す。動きは遅いが一撃は重い。食らい続ければたった一人しか盾役の居ないパーティは長く持つまい)
プルスト、バルガス、キイはフレイムドッグに対応。
アヤメもフレイムドッグを優先に攻撃し、それが終わってからレッドボーンへ攻撃。
エリスはレッドボーンの矢を抑えつつ全体のフォロー。
ロロだけがレッドボーン優先だが、手数はそれほど多くない。
どうしても最後にはレッドボーンが残ってしまう。
そして遠距離から矢を撃ってくるレッドボーンだが、相手から近づいてきたのならその限りではない。
動きは鈍重だが、その代わり一撃ごとに大きな力を乗せた攻撃を行ってくるのだ。
そのためレッドボーンを最後に残し、接近戦を挑むことこそ悪手なのである。
今まではアヤメが遠距離でレッドボーンを始末していたため、接近戦での力を知らないからこその愚策だとランドルフは考えた。
だがその考えは、続けて聞こえてきた声により一旦停止することになってしまった。
「それでは、私はレッドボーンを相手にしますね」
先ほどまでほとんど何もできていなかった人物とは到底思えないほど、至って平常な声のイオン。
それを行動で表すかのように片手にポーション、そして反対側の手には、あろう事か半分だけのドーナツがあった。
半分だけなのは既に食べたからではなく肩に乗った精霊が抱えているからなのだが、いくらなんでも平常過ぎである。
セーフティゾーンでもないのにおやつを食べるなど、普通のパーティだったら怒鳴り声が聞こえてくるだろう。
もちろんそんなことでどうこう言う者など、エスに居るはずもないのだが。
「あれくらいの矢の発射間隔なら一射撃たれて次を撃たれる前に接近できます。なので攻撃される前に切ってしまいます」
「撃たれる前に切っちゃえば関係ないもんね。でも矢を避けるの大変そうだったけど、そっちは大丈夫?」
「すいませんご心配おかけして。避けるのは簡単だったんですけど、矢が熱かったのでつい大げさに避けてしまって……」
「それであんなにフラフラしてたんですね~」
「ウィンドアーマー使ったら集中的に狙われるんだから仕方ないよな。ダメージはあるか?」
「ポーション一つで回復できる程度だったので大丈夫です。避ける感覚もわかりましたし、次は大丈夫です」
「じゃそっちはイオン頼んだ。無理しない程度にな」
「私がフォローする」
「二人居れば大丈夫だね。あ、ドーナツ一個ちょうだい」
「私もお願いします~」
(矢を撃たれる前に切ってしまう? フラフラしていたのは熱かったから? ……ふんっ、どうせただの強がりだ。崩れ始めるのはここからだな。しかも初心者とワンマンプレイヤーの組み合わせだ。完全に終わったな)
仲間に付いていくため、実力以上の力を発揮せざるえない状況。
そんな状況に追い込まれればすぐに消耗しきってしまい、やがて戦力外、そしてパーティの崩壊へと繋がるのは火を見るよりも明らかである。
それが、本当にただの強がりであったのなら。
加えてレッドボーンを相手取るその二人は、BLFO最速と呼ばれるプレイヤーと、BLFO最長の射程距離を持つプレイヤー。
それを覚えている者なら、本人の長所が全く生かされなかった二度の戦闘を見ただけで結論を出すような真似はしないだろう。
(それにしても巫山戯たやつらだ、この状況でのんきにくつろぎおって。結局、現状報告を一言二言しただけで連携の相談もない。こんなもの作戦会議ですらない、ただの雑談だ。こんな連中を見ているだけでも苦痛だというのに、攻略はまだ始まったばかり。くそ、こんなことならもっと有意義な時間の使い方をすべきだった。大体――)
結論に至ったランドルフは悪態をつくことに忙しいらしく、その事に気付く暇はないようだったが。
4/11誤字修正しました。
属性に関して多数の突っ込み、ありがとうございます。
追加で説明を入れるか、突っ込みを参考にさせてもらって本文修正(多分両方)しますので、出来次第どこかの後書きに記載します。今話が終わるまでには。
とりあえず更新優先で……。
Q:魔法の耐性がMNDなの? MENじゃなくて?
A:ゲームによって違うので、その辺はスルーしてください……。何故かMENは状態異常耐性のイメージがあるので……。
あと全く関係ないですがマウスが死にそう。ホイールさんが荒ぶっております……。