登場人物紹介 9話終了時点
注意事項。
・今回はただの登場人物紹介です。話の進行はありません。
・ネタバレを含んでおりますのでご注意ください。
・エリスの種族など一部本編でも明記されてない情報が平気で書かれていますが、特に問題ないと思われる内容は記載しています。今後出るかどうかもわからないので。
・あくまで九話終了時点の内容となりますので、今後変更されていく可能性があります。
・書いてるうちに調子に乗ってしまったので、キャラのイメージを大きく損なう恐れがあります。本文中でのやりとりは本編とは一切関係がありませんので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
【イオン】
本名:新 碧
種族:鳥族
本作の主人公。地味系女子高生。両親は離婚して父と暮らしている。ただし今でも二人の仲は良いため全く気にしていない。父の経営する自動車整備工場の仕事を手伝っている。
親友から誘われてVRゲームを始める。本来空を飛べないとされていた鳥族であっさり(?)飛んでしまい、飛ぶのが楽しすぎるので深く考えず本当に好き勝手に飛び回ってしまう。その結果、初期装備でワイバーン単独撃破、低レベルなのに最前線ダンジョンで大暴れ、公式イベントのリレーで四分の一週以上差が付いた状態から五人抜きして優勝、といったことをやってしまう。現在はそれがどういったものか理解しているものの、もちろん当時はさっぱり理解してないので、理解した今でもいまいちピンときてない部分がある。ダンジョンで知り合ったことときっかけにクラン:エスに加入。頼れる妹も出来た。ようやく親友とパーティを組むことが出来たので、ゲームをするのが一層楽しみになっているらしい。ただし親友と混ぜるのは危険である。
「迷惑でした?」
いいえ。むしろもっとやっていただいて大丈夫です。
「そうですか? では今まで通り好きに飛びますね」
お願いします。
◇学校関係
【マリーシャ】
本名:佐々木 真里
種族:猫族
イオンの親友兼、イオンの夫(自称)。イオンに一目惚れ(?)して猛アタック。数ヶ月がかりでモノにした頑張り屋さん。学校では公認カップルになっているらしい。実は空気に敏感らしいが、イオンが絡むと機能しないことがしばしば。というか暴走する。ゲームでは片手剣と魔法を使って近、中距離で戦う。キイほどではないが耳も鼻も結構いい。また尻尾の動かし方に関しては相当なモノ(イオン談)である。
「ふっふっふー羨ましいだろー(ふりふり)」
うちの猫も可愛いので。
「ほほう。イオンも認めるこのあたしと張り合おうと」
ちなみに貴方のモデルです。
「それじゃあその子も可愛いよねー」
適度にアホで毎日暴れ回るナイスガイです。
「アホなの!? 暴れるの!? 雄なの!?」
【シーラ】
本名:東 志乃
種族:狐族
イオン、マリーシャの友人。親友と言わないのはイオマリを見てるとあのレベルにはなれないと思ったから。でも周りから見たら親友レベルの仲の良さ。ただしやってることは保護者に近い、知的クールなメガネさん。マリーシャとの付き合いは小学校から。狐族で魔法役。魔法は攻撃から回復まで幅広く使い、尖った性能より手札の多さを重視している。イオマリに振り回される苦労人のように見えるが、あらかじめわかってればむしろ楽しめるらしい。そうじゃないから苦労するわけだが。
「私も振り回す側に行こうかしら」
お願いします。
「あら、あっさり許可するのね」
代わりに男どもが犠牲になりますので。
「潰しちゃダメよ?」
わかっておりますとも。
「男子が居なくなっても、私戻らないわよ?」
ゴメンナサイ行かないでください。
【リード】
本名:相田 和彦
種族:犬族
イオンのクラスメイト。ゲームを始める前はマリーシャ繋がりで最低限言葉を交わす程度だったが、最近はかなり会話が増えている。現実ではマリーシャからフツー・オブ・フツーと言われるほど、頭も体力も容姿もフツー。ゲームでは片手剣と盾、スタンダード種族で前衛というものすごくフツーな構成。もうちょっと頑張れ。ノリの良いマリーシャと遊ぶ機会が多く、ゲームやマンガの貸し借りなども結構している。マリーシャがBLFOを始めたのも彼が誘ったのがきっかけ。誘った理由はお察し。地味な努力が実ってパーティ組めるようになったので、本人的には満足しているらしい。そこで満足するからダメなわけだが。
「そんなこと言われてもな……」
頑張れ、男子高校生。
「アドバイスくれよ、人生の先輩」
その結果が今の君だ。
「…………」
【ウェイスト】
本名:西 雅人
種族:猪族
イオンのクラスメイト。リード以上にイオンとの会話は少なかった。無口なので余計に。ウェイスト(西)とシーラ(東)をセットで東西さんと呼ばれたことがあるらしい。二人とも冷静なので呼んでもいろんな意味が込められた笑顔になるだけだけど。帰宅部なのにガタイがいい。それを生かしたわけじゃないけどゲームでも盾役。STRとVIT(そんな数値無いけど)極振りを目指してるらしい。一応ゲーマーでゲーム知識に限ればシーラの上を行く。あとカーヲタ。ゲームではチューニングし放題だけど本物をイジったことない高校生なので、まだ現場に夢を見ている部分がある。イオン宅にお邪魔したらその夢が壊れるのかどうなるのか。
「…………」
なんか喋ってください。
「はやく行きたい」
夏休みに入るまで待ってね。
「…………」
だから喋ってください。
◇エス
【プルスト】
種族:犬族
クラン:エスのリーダー。黙ってれば見た目の良い残念イケメン。剣を集めるのが好き。剣の腕は相当のもので、『一対一なら大抵の魔物を切り捨てる』などと噂されることもある。ただし本編ではそんなに活躍してるシーンは無い。頑張れ。何かトラウマ抱えてるようだが、それについて進展があるかどうかは全くの未定。というか多分ない。やっぱり頑張れ。デリカシー?何それ美味しいの?
「そろそろ新しい剣が欲しいんだが」
頑張れ。
「俺にもメタルイーターと戦わせてくれよ!」
戦うよりもっと難しい試練を与えるから、それに合格したら考える。
「手に入る可能性があるなら何でもいいぜ!」
耐性つき始めた……。
【キイ】
種族:猫族
エスの斥候役。耳と鼻の良さを生かした索敵に定評がある。だがイオンが加入してからは空からより広範囲を偵察してもらえるため、野外フィールドでは若干ヒマに。しかし屋内ではやっぱり大活躍。乱戦でも敵の魔法とか大技発動を的確に察知できるので危機回避も可能なうえ、メインに弓、サブにダガーを使うので攻撃範囲も広く、更に移動速度も速いというオールラウンダー。ダメージ量はそこまで大きくないものの、どんな状況でも戦えるため非常に頼りにされる。特に放っておくとすぐ突っ込むプルストの相方として重宝される、スレンダーボディのお姉さん。周囲におだてられた結果、装備をチャイナドレスに変更した。実はかなり嬉しいらしい。ちょろい。
「的にするわよ」
その美脚を見られるなら喜んで。
「び、美脚とか言うんじゃないわよ」
ちょろい。
「…………」
痛い!
【アヤメ】
種族:狐族
エスの攻撃魔法役。派手に吹っ飛ばすのが大好き。基本的に面倒なことが嫌いで、いつもダレてる。でもやる気になったら即座に本気で吹っ飛ばす。攻撃魔法の扱いに関してはトップクラス。威力はもちろん器用さでも。ただ吹っ飛ばすだけではないらしい。笑わせるとご褒美にアメちゃんをくれる。背丈はちんまい。態度はどでかい。
「どれくらいや?」
……これから吹っ飛ばされるくらい?
「わかっとるやないかー」
死なない程度にお願いします……。
【エリス】
種族:鼬族
エスの回復魔法役。回復、補助、敵の妨害と、サポート系の魔法全般を使用する。ただし今の時点では活躍シーンが全くと言っていいほど無い。今後は出番があるはず。アヤメが攻撃魔法のエキスパートならこっちは回復補助のエキスパート。おっとりした喋り方だが、言うときは結構言う。ちなみに脅威(誤変換)度は全キャラトップクラス。キイが羨ましいとか考えず、無条件降伏して崇めるくらいには。
「御利益はありませんよ~」
本当ですか?
「むしろ吸い取られたと言われたことがあるので~」
そうですか……。
【バルガス】
種族:熊族
エスの盾役。攻撃にも参加するけどきっちり守ってるから不思議。攻撃は最大の防御。頼れるお兄さんはリアルでは妻子持ち。バルガスだけログイン率が低いのはこの辺が理由。クランの頭脳労働担当。困ったことがあれば彼に聞け。ただし腹黒注意。もうバルガスがリーダーでいいんじゃない?
「いえいえ。リーダーは牽引力のあるトラブルメーカーでなければ」
前半はともかく、後半は必要ですか?
「私が面白くありませんので」
やっぱり腹黒……。
◇その他のプレイヤー
【レイチェル】
種族:兎族
おねーさんずその一。総合武具店バトルデイズの店長。ああ見えてかなり仕事が出来るらしい。可愛い子にはとても優しく、そうでない子も可愛くするために頑張る。男にはいろいろ厳しいが仕事はきっちりする(はず)。来店直後のイオンに超人的感覚で目を付け徹底的に丁寧な対応をした結果、見事固定客化。さりげなく着せ替えチャンスをうかがっている。イオンの前ではものすごく猫を被っているが、次の来店はイオン単独ではない。果たして……。
で、何を着せるつもりなんですか?
「まずメイド服。うちの制服のリニューアル検討してるから着てみてって言って着てもらう。それから試作品の動きやすさを聞いてみたいってことで、敢えて動きにくそうなゴスロリ。もちろん暑くなってきたら浴衣、秋にはショールをメインに文学少女っぽく、冬はサンタワンピ、それから」
ありがとうございました。
【リンジー】
種族:猫族
おねーさんずその二。屋台でドーナツを売っている。居ない日は素材採取か新作の試作してるらしい。基本的に売ってるのはドーナツだけど、裏メニュー的にスペシャルパフェを作る。お菓子なら何でも作ろうとするけど他に何作ってるのかはそのうち。最近はイオン効果で売り上げ伸びてるのでウハウハらしい。
「試食っていうのはこういうことに使うもんだよねー」
何かにつけてタダであげてますよね。自分にも試食させろとか言われないんですか。
「いつもあの量買ってくれるならいいよーって言ってるー。そしてみんな諦めるー」
ですよねー。
【メグル】
種族:鳥族
おねーさんずその三。何でも屋クラン:よろずやのリーダー兼、営業兼、実働部隊。クラン内でも何でもしてるらしい。公式イベントでイオンを気に入って、何かと気にかけてくれるようになる。陽気+ピンク髪、性格よし見た目よしなので結構人気があるらしい。インタビュー時にイオンのサポートで翼を動かせることが判明。飛べる日は来るのか?
「お願いですから飛ばせてくださいよ!」
よろしい。ならば特訓だ。
「何でもやりますよ!」
エクストリームコースとSHIRASEコースと最終鬼畜コース、どれがいい?
「どれもヤバそうですよね! え、私の扱いもそっち系ですか?」
冗談です。なのでもうちょっと待ってね。
「了解ですっ。ふふふ……これで私も……」
やっぱり特訓……。
「まってー!」
【マスグレイブ】
種族:熊族
クラン:ナイツオブラウンドのリーダー。同じリーダーでもプルストとは違って頭も回る。プルストと飲むことが多い。公式イベントでは解説役として登場。煽っておきながらあっさり負けたので次回リレーに出場しなければならなくなった。今のところ便利な解説さんとしての出番しかないが、戦闘での出番はあるのだろうか。
「どっちでもいいぞ」
適当ですね。でも予定はあるんでアップしといてください。
「それ、アップしてるあいだにスルーされるパターンじゃないよな」
そうなったら今後の予定が変わるんで大丈夫……………………………のはず。
「沈黙長いぞ」
【ルドルフ】
種族:馬族
クラン:ホースメンのリーダー。公式イベントにガチ参戦して二回とも優勝を逃した。そのことで周囲からは多少叩かれたらしいがクラン内ではそんなことはなく、むしろ士気は上がっているらしい。イオン以外には圧勝だったので。公式イベント後、“しょんぼりさん”から“すっきりさん”になったので機嫌が良いらしい。心の中でイオンのことを女神扱いするイタイ人だが、それと機嫌と関係あるのかどうなのか。
「早く出番をくれ!」
なんで?
「めが……じゃない、イオンにちょっかい出そうとするやつらを葬るためだ!」
それって隠れてやった方がよくない? 本人には知らせないまま裏でさりげなく本人をフォローする、実は陰の功労者だった的な。
「……それもアリだな」
裏方げっと。
【巌】
種族:熊族
クラン:黒帯のリーダー。公式イベントで二回とも入賞を逃す。期待はされていたものの全員が物理特化のクランなので、『やっぱりダメだったかー』という言葉も多かったらしい。ツボにはまれば強いが弱点も大きいクラン。そして本人は女性が弱点。
「俺にも出番を寄越せ」
なんで?
「彼女に礼をしたい。それだけだ」
それって(以下同文)
【ジークフリート・フォン・ヴァレンシュタイン】
種族:犬族
クラン:暁の不死鳥のリーダー。重度の中二病患者。バカ。アホ。セクハラ魔神。ただし本人はセクハラだと気付いてないので余計にタチが悪い。上手くノせれば扱いやすいらしい。次回登場はあるのかどうか。
「勇者が必要ないというのは世界が平和だという証拠。すなわち! この私が必要とされる時代は」
ありがとうございました。
◇精霊
【グリーン】
イオンと契約している風精霊。愛称はぐりちゃん。イオンを姉と慕う、しっかり者の妹。ツンのないツンデレ。ですのさん。普段はマスコット、戦闘ではイオンの魔力ブースターとして頑張る。元は常識人だったはずが、最近流されつつあるのが悩み。姉に似たのか甘いものが好き。本人は手のひらサイズなのに、イオンと同じ量を平気で食べる。どこに入ってるのやら。
「たまにはドーナツ以外も食べたいですの」
公式イベント後の屋台巡りで、一番食べてたのはどこの誰でしたっけ。
「ほ、本編に出てない事実は存在しないのと一緒ですわ」
せっかくルフォートの屋台に追加しようと思ったんですが……。
「たこせんとリンゴアメとベビーカステラを所望しますわ!」
…………。
「はっ」
【森の精霊】
ルフォート(最初の街)の西側にある森にいる精霊さん。名前はまだ無い。これといって何かしているわけではないが、さりげなくイオンにヒントを与えることも。イオンによって食べることの喜びを覚え日々堕落しているらしい。
「気付いたのですが、アレは堕落ではありません」
と言いますと。
「新しい私になるための変革です」
それを堕落というのでは。
「変革です」
そうですか……。
◇NPC
【アーニャ】
三話に登場。セカ村に住んでる。毒を受けて寝込んでいたが、イオンが薬草を採ってきて回復。そしてイオンにタルトを作ることに。
【ランツ】
三話に登場。セカ村に住んでる。アーニャが毒にやられることになった元凶。宿屋の店主だったがあまりのヘタレっぷりに取り上げられる。
【雑貨屋の奥さん】
三話に登場。セカ村の雑貨屋の奥さん。アーニャの状況をイオンに話した人。ついでにタルトの味を語り尽くした。
【ラザ】
六話に登場。セカ村に住んでる。ランツの父。引退して息子に宿を譲っていたが、息子がヘタレすぎたので取り上げ、また自分で経営することにした。昔は冒険者をしていたらしい。
【コーブ】
六話に登場。ニデスに住んでる。ラザの昔の冒険者仲間。風精霊をまつる祭壇の管理をしている。
【バルダー】
九話に登場。オレストに住んでる。そこそこ大きな家に住む程度には儲かってる。鉱山関係の仕事をしているらしい。
【コラック】
九話に登場。オレストに住んでる。医者。バルダーの奥さんの主治医。
【ノナ】
九話に登場。オレスト冒険者ギルド裏の道具屋の店主の娘。倒れた店主の代わりに仕事をしていた。
◇その他の人たち。
【新 徹】
イオンの父。自動車整備工場を経営している。カーヲタ。
【イオンの母】
名前はまだ無い。
【藤原 信也】
イオン父の整備工場で働いている。
【斎藤】
イオンのクラスの担任。ほぼ名前だけの登場。
【ブライアン】【キャップ】【ビスタ】【オルフ】
ホースメンのメンバー。名前はもちろん競走馬から。
【黒田 智子】
イオンのクラスの副担任。採用二年目の愛され先生。
「なんで私が最後のなの?」
1/30 リンジーの種族を修正、プルストの紹介を若干修正しました。
一応名前のある人は全員書いたはず。
あの人は?ていうのがあったら突っ込みお願いします。
本編の更新は明日から。