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4-6 買い物です。パーティです。【幕間】


短いです。

※ある飲み屋での二人


「久しぶりじゃんプルスト」


「よぉマスグレイブ」


「こんなところで飲んでるっつーことはようやく攻略に戻る気になったか? 生中と枝豆とトリカラと炙り明太頼む」


「はーい生中と枝豆とトリカラと炙り明太ですねーありがとうございまーす」


「さっきゲイル山行ってきたばっかだよ。生中お替りー」


「はーい生中ですねーありがとうございまーす」


「やられて酒飲んでるっつーわけか。さすがのお前らもあそこは無理だったか」


「まーなーボスは倒したんだけどなぁ」


「はぁ? 初見でそれはいくらなんでも盛り過ぎだろ」


「ボスはエレメントゴーレム。風属性。イベントアイテムは【風精霊の封石】だった」


「……マジかよ」


「マジだー」


「にしちゃ気ぃ抜けてんな。ボス倒しただけっつーことはその後にイベントあって失敗したか?」


「それならよかったんだけどなー」


「違うのかよ。お前にしちゃ珍しく重症だな。まぁ理由は聞かんが攻略方は教えろ。お前らのやり方は参考にならんがヒントにはなる」


「あー……」


「なんだそれも言えないのか? いつもの人外すぎて参考にならない攻略報告でいいんだぞ」


「そういうわけじゃないんだけどな。エレメントゴーレムはデカいだけで動きはウィンドゴーレムが基本。それプラス攻撃魔法。大技は溜めてる間に殴れば止まる。発狂は攻撃にもなる防御魔法張って歩いてくるだけ。頭叩けば数秒魔法が外れるからその間に叩く」


「デカいってどれくらいだ」


「約五メートル」


「でけぇ。そんなもんの頭叩くのにどんなスキル使ったんだよ」


「上から魔法とか」


「アヤメちゃんか……あんな正確にコントロールできるやつ他に居ねぇっての。上から降ってくるタイプを作るしかないな……」


「あと開幕大技だったな」


「鬼か。まぁボスは何とかなりそうだな。それよりゲイルファルコン地帯はどう突破したんだ」


「そっちはなぁ……」


「そっちは?」


「……いや今回は俺達だけじゃなかったんだ。そいつのおかげだからな、ボスも含めて」


「……エスに助っ人? おいおいそんなすごいプレイヤー今までどこにいたよ」


「俺が知るかー。生ともろきゅう」


「はーい生ともろきゅうですねーありがとうございまーす」


「お前が知らなきゃ誰が知ってんだよ。キイか、アヤメちゃんか」


「うちのは誰も知らねーよ」


「おい本気で分からんぞ。生中頼む」


「はーい生中ありがとうございまーす」


「俺達も分からねーよ」


「そいつが原因でへこんでんのか。そんなすごいプレイヤーか」


「すごいっつーかなんつーか」


「いいから言ってみろ何でも」


「ぶっ飛んでた」


「……お前らから見てもぶっ飛んでるって俺達から見たらどんなことになるんだよ……」


「冷ややっこ追加で」


「はーい冷ややっこありがとうございまーす」


「でそいつはどんなことしたんだよ。ぶっ飛んでても何やったかくらいいーだろ」


「本人も隠してないみたいだったしいいんだろうけどなぁ……」


「その割には言いづらそうだな。……そんなに変わったやり方だったのか?」


「……すまんやっぱ話すのやめさせてくれ。今度また本人と会うからそれが終わってからな」


「まぁそんな特殊な方法聞いてもすぐ再現できるわけないし別にいいけどな」


「悪いな」


「そう思うならお前のとこのエリスちゃんくれ」


「このおっぱい魔人が」


「うるせえシスコンが」


「……生お替りー」


「……ハイボール」


「はーい生とハイボールありがとうございまーす」


「まぁまた会うんだったらさっさと仲直りでも何でもしろ。酒がまずくなる」


「分かってるってーの……」



プルストが無駄に凹んでるのは次話で。


それと皆さんお気づきかもしれませんがエレメントゴーレムは属成の数だけ種類が居ます。

今後出てくるかは未定。

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