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Epilogue9 ―VS―

  

 太陽は頂点に輝き、雲が風に流されていく。

 見渡す限りの湖と空。


 ひどく足がおぼつかない。俺たちの足元に広がっているのは澄み切った色の湖だった。足の裏から伝わってくるのは柔らかいようで固い感触。試しにすこし蹴ってみると、砂のように水が跳ねて、また地面のように固まる。

 俺たちの足の下を、魚が泳いでいく。

 物理法則すら無視したフィールド。

 さすが師匠ってとこか。


「ふむ……恐れ入る。湖の地面など、永劫できぬ体験であろう」


 魔人二コラフランも目を細めた。


「それにたしかにこの空間なれば、わしらも本気で戦えようぞ。のうエヴァルル嬢? おぬしも人間が周りにいるなかでは本気を出せずに、やきもきしていたのではないか?」

「…………。」

「じゃがわしらの目の前にいるのは、正真正銘の怪物じゃ。どれだけ力を注いでもわしら単体では敵わぬほどの難敵……ここは共闘といかぬかのう?」

「潰せ――〝星眼ワームアンク〟」


 不意打ちだった。

 ウィがつぶやいた瞬間、俺たちが立っている水の地面が陥没した。それと同時に、師匠が杖を振る。

 俺とエヌの身体の周りに薄い光の膜が生まれた。

 いつか見たことがある魔法壁。師匠の防護魔法だ。


「しばらくキミたちはそこでじっとしてるがいい」


 重力の雨が降り注ぐなか、師匠は平気な顔をして杖を振り上げた。

 バギン、と割れるような音が上から鳴り響き、ウィが舌打ちする


「やはり効かぬか」

「いつか言っただろうウィ? 重力はこの世界に存在するすべての力のなかで、もっとも弱い力なんだよ。僕には効果などないよ」

「――なら、これは?」


 風が蠢動する。

 天獅エヴァルルが、瞬きの時間よりもはやく師匠の背後に移動してきた。その移動速度に大気が揺れ、暴風が吹き荒れる。街中でこんな移動をされたらそれだけで建物が壊滅しかねない移動術。

 エヴァルルは拳を、師匠の背中に叩き込む。

 その全力の一撃は山を割るほどの威力――のはずだったが。


「キミは魔力を持たないんだったね? この世界に満ちる力のひとつが欠けるということは、物事を理解する術をひとつ失っているということだよ。かわいそうに」

「なっ」


 エヴァルルの拳は、師匠の背中のすぐそばで止められていた。

 見えない壁が彼女の拳をぴたりと防いでいた。

 押し込めようとしても、ぴくりとも動かせない。


「これはどうじゃ――〝雷門(サンダラ)〟」


 間髪を入れず、魔人二コラフランが虚空に魔方陣を描く。

 そこから召喚されたのは強烈な雷。爆発するような轟音と光が生まれ、数億ボルトもの紫電が師匠を襲う。


「電磁力は悪くない。この世界で二番目に力を持つものだ。だけどそれだけじゃあまだまだ足りないよ、魔人」

「ぬっ!?」


 師匠の杖が雷電を弾き、四散させる。

 俺とエヌは防護魔法を纏っているから被害はない。だが、生身のエヴァルルはさすがに直撃でもしたら無事では済まないのだろう。後ろに大きく跳んで距離をとった。

 一瞬の攻防。それだけで俺にも実力差が理解できるほどの圧倒的な力を見せつけた師匠。

 俺はこんなやつの弟子だったのか。

 苦笑する。


 着地したエヴァルルは大きく息を吸い込んだ。策もなしに近づくのは危険と判断したのか、肺に溜め込んだ息を破壊の音波に変えて、口から解き放つ。

 とっさに耳をふさぐ俺とエヌ。


「いい発想だよ天獅」


 師匠は杖をくるりと回して、足元に打ち付けた。

 周囲の水が跳ねあがり壁となった。

 音波は水の壁を破壊しようとするが、常に吹き上げる水を完全に破ることなどできない。


「ただ威力が高かろうが単調な振動波なんて、防ぐのもわけはない」

「捻れ――〝狂眼マッドセクト〟」

「〝魔動砲〟」


 ウィの両目が輝き、師匠の立っている地面がぐにゃりと歪む。

 師匠にはなんの影響もないが、師匠の注意が一瞬足許に逸れる。その瞬間、二コラフランが虚空に巨大な砲筒を召喚した。


「――放て」


 光が生まれる。

 瞬間的にならエヌすら凌駕するほどの大きな魔力が大砲のなかで膨れ上がり、収縮されて師匠へと撃ちこまれる。

 膨大な光の奔流に、とっさに腕で目を覆う。

 なんとか薄目で見たその視界のなかで、師匠は銀色の光を纏って平気な顔をしていた。


「魔力は純度が大事だと、キミも知っているはずだよね魔人? そんな量ばかりの攻撃では僕の魔力壁には傷ひとつつけられ――」


 目くらましだ。

 本命は、上に跳んでいたエヴァルル。

 彼女は落下しながらその拳で師匠――ではなく師匠が持つ杖を、全力で殴りつけた。


 バギッ!


 さすがに反応できない師匠。

 手の中の杖が砕け散る。


「魔法を使うためには、魔力を決まった法則でどこかに走らせる必要がある……おぬしがそれを〝声〟と〝杖〟で行うことくらいは知っておるよ。なんせわらわはおぬしの姉だからの」

「……やるじゃないかバカ姉」

「そして悪いが、声も防がせてもらうよ。焼き尽くせ――〝焔眼ディーノヴーベ〟!」

「トビラ!」


 エヌがとっさに俺を抱えて退避した。

 俺と師匠がいた周囲一帯が、すべて炎に包まれる。

 さっき魔獣の大軍を燃やした魔法だ。

 ウィがやったのか……俺は舌を巻く。


 もちろん空気が焼けると、吸い込むと害になるものしか大気中に残らない。師匠は魔法壁で自分の身体を守っているが、さすがに焼けた空気のなかでは魔法を唱えるために息をすることができなくなる。

 自分の服で口をふさぐ師匠。

 そこに、


「さすが魔眼王殿。ではわしも……〝闇撃(レイン)〟」


 魔人が召喚したのは、黒い雨だった。

 焼けた空気に降り注ぐのは毒。

 師匠の身体や空気に触れると、瘴気を発生させて黒い霧となる。


「おぬしは天才じゃ。おぬしより賢い魔法使いは歴代でも存在しないであろう。しかし、どれだけ賢くてもおぬしは人間。この環境下で動けるのはより優れた種族……天獅くらいなもんじゃ」


 師匠の隣に立っていたのは、エヴァルル。

 焼けた空気だろうが、毒の霧だろうが、彼女には関係ない。

 エヴァルルは師匠の首を掴んだ。魔法壁に守れているから力で絞めつけることはできない――――が。


「あなたが人間である限り超えられない壁がある。それは、速度の限界。体の内部の強度」

「――っ!」


 エヴァルルは師匠を思い切り、上空に投げ飛ばした。

 音の速さも越えて一瞬で上昇した師匠。


「ぼくのほうが、体は強い」


 天獅はさらに速い速度で空を駆け、回り込んでいた。

 なんつう膂力だ。

 師匠は空中で足を掴まれ急停止する。

 そのままエヴァルルはおもちゃの人形をたたきつけるかのように、地面に向かって思い切り振り下ろした。


 ギュンッ!


 上昇を上回る速度で急降下させられ、そのまま湖の地面に激突する師匠。

 隕石が落ちたときのような衝撃波が起こる。

 ウィや二コラフランですら、それぞれ魔法を使ってやり過ごすほどの衝撃。

 遠く離れていた俺とエヌも、伏せてなんとか耐える。

 あまりの衝撃に毒の霧も焼けた空気も吹き飛んでいた。


 師匠は、寝転んだまま動かない。

 あれだけのことをされて生きているほうがおかしい。

 

 いくら優れているとはいえ、無事では――


「……まったく。汚れちゃったじゃないか」


 むくり、と起き上った。

 俺たちは言葉を失う。

 まるで無傷だった。あれだけの急上昇、急降下、急停止をさせられて、内臓機能が保つわけがない。いくら体の外を魔法で守っているとはいえ血を吹きだして倒れてもおかしくないはずなのに。


「……なぜじゃ」

「何度言ったらわかるんだい?」


 師匠は呆れていた。


「体の外とか内とか、そんなことを決めているのはボクたち人間だよ。自己を確立しすぎた人間の傲慢ってやつだよ、本質的には外も内もなにも変わりないのにさ。キミも人の概念を捨てた存在なら、それくらいの思い込みに囚われていないでそろそろ成長したらどうなんだい魔人? 目に見えない場所を魔法で防ぐことくらいすこし魔法をつかえればたやすいことだよ。そこの弟子にだってできる。それに、」


 師匠は軽く指を振った。

 薄い魔力が虚空に魔方陣を描く。

 そこから現れたのは、一本の杖。

 さっき壊されたはずの杖だった。


「ボクも愚かじゃないからね。壊されたときの予備(バックアップ)くらいいくらでも用意しているさ。……それじゃあつぎ、いってみようか」

「ほんとにあなた、ばけものね」


 まったくだ。

 エヴァルルがぽつりとつぶやいたその言葉は、俺たち全員の心境を代弁していた。






「――遅い。協力して攻撃するのならすこしでもタイムラグを縮めることを心がけないと防御に隙が生まれないよ」


 幾度目かの攻防か覚えていない。

 さすが噂に名高い『魔人』と『天獅』と『魔眼王』、攻撃のレパートリーは驚くほど多い。単純な魔法だけでなく、環境や道具を使った攻撃がときには重なり合い、ときには罠として発動する。見ているだけでも目まぐるしく変わる戦闘に、俺は観察するのがやっとだった。

 しかし師匠も一筋縄ではいかない。

 ただ立って防ぐだけではない。移動し、攻撃をいなす。

 手数は三人のほうが圧倒的に多いが、まだ一度の師匠の防御を破ることはできていなかった。

 それどころか師匠は、まるで先生のようにアドバイスを送る。


「浅い。もっと深く純度を高めないと魔法攻撃は通らないよ。中途半端に威力を高めても疲れるだけ。ギリギリのラインまで無駄なものを捨てるんだ」

「ぐっ」

「もっと観察しなよ。考察しなよ。なぜボクに攻撃が届かないのか、なぜボクの力が強大なのか……理由のない強さなんて世界にはひとつもない。キミたちひとりひとりが理解できなくても、力を合わせるとなんとかなるかもしれないよ? 理解できない相手を倒すことなんてできない。知ることとは、強くなることと同義なんだ」


 魔人が唱えた転移魔法が、巨大な魔物を召喚する。

 天獅が撃ち放った蹴りが、大気ごと吹き飛ばし鳴動する。

 魔眼王が発動した見えないナニカが、師匠を喰らおうとする。


「――――〝絶冥(ザ・ウォール)〟――――」


 師匠が唱えた魔法は、師匠に襲い掛かるすべての攻撃を切り裂いて消滅させる。


 このままじゃ、魔力や体力が先に切れてしまう。

 魔人はすでに息を荒くしているし、天獅は汗を浮かべている。魔眼王に至っては片目から血が滲みだしている。

 それなのに。


「……なんか、楽しそうだな」


 俺はそう感じていた。

 誰かが笑ってるわけでもない。

 誰かが叫んでいるわけでもない。

 繰り広げられているのは、最小限の動き最小限の消費で最大限の力を引き出すための高レベルの戦いだ。戦いに余計な部分は捨てている。

 だけど、楽しそうだった。

 どこがと言われれば、わからない。


「……トビラ」


 エヌもまた、同じように感じたのだろう。


「あたしも……混ざってきてもいいかしら」

「ああ。俺もやるぜ」


 意見は一致。

 俺はエヌと視線を合わせ、ゴツンと拳を合わせた。

 エヌの鼓動を感じる。

 自然と俺たちを守っていた魔法壁が消えていった。


「先に行くわ――〝流星(ソニック)〟」


 倒すべきはひとり。

 チビで生意気でドSで、いつもわかった風な口を利くあのガキだ。


「〝EX-Move〟!」


 俺も、自分の身体を座標転移させる。

 縦軸ではなく、横軸に。


「「「なっ!?」」」


 俺が師匠の正面に出現した瞬間、驚く魔眼王たち。

 無理もない。おまえらに比べたら俺なんてまだまだ脆弱な男だ。この戦いに飛び込んで力を発揮できるような実力はない。

 ――だが。


「〝X〟!」


 俺はすぐに上空に転移する。

 その瞬間、俺の背後まで迫っていたエヌの蹴りが師匠の身体に直撃する。

 死角からの不意打ち。

 急襲は……しかし、止められる。

 師匠の杖はエヌの蹴りを軽々と受け止めていた。すぐに離れるエヌ。

 でも、それでいい。

 俺はたちはひとりで闘ってるわけじゃない。


「ふたりで闘ってきたんだ!」

「――〝加速(アップ)〟――」


 ギュン、とエヌの姿が消えた。


「〝X-Ripper〟!」


 同時に俺は『英霊の剣』の形を戻し、上空から斬撃を打ち下ろす。

 フィールドすべてを切り裂くほどの威力を込めて撃ったが、やはり師匠が軽く杖を振っただけで弾かれる。

 斬撃の転移すらキャンセルさせられるとは思わなかったが、まあ想定外ってほどではない。


「――〝加速(アップ)〟――」


 エヌがさらに加速。

 魔力を制御しているから金色の光は見えない。残像すらとらえられない速度で駆けるエヌもまた、自分が抑えられるギリギリの速度まで上げる気だ。


「――〝加速(アップ)〟――」


 エヌの移動は流れるようになめらかなんだろう。エヴァルルの高速移動と違って、まったく風が起こらない。空気が乱れない。

 神懸った走りだ。


「まさに『神速(ウルカヌス)』……一番弟子、キミはようやく自分だけの力を得ることができたんだよ。キミはキミだけの力を得ることができたんだ」


 師匠はくすりと笑った。


「でも、まだまだだ!」


 師匠は杖を空にかざす。

 構えたのは俺たちだけじゃない。戦況の変化を見守る魔人たちも、なにが起こるのかじっと警戒する。


「――――〝限速(スロゥ)〟――――」


 ぴたり、と。

 時間が止まったかのように、俺たちの動きは停止してしまった。

 エヌが驚愕の表情を浮かべる。師匠の後ろから蹴りを叩き込もうとしていたのか、背後で足を蹴り上げていた。

 魔人は目を見開いて、慌てて指を動かそうとする。しかしほんのわずかしか動かない。

 天獅もとっさに距離をとろうとするが、踏み込む足はかすかにしか力を伝えない。

 魔眼王だけは冷静に、じっと動かずに師匠を見つめていた。


 まるでスローモーションの世界。

 意識だけは変わらないのに、物質の速度だけが低下した世界。

 そのなかでいつも通り動いていたのは、師匠だけだった。

 てくてくと歩いてそこから離れていく。


「さてキミたちに問う。ボクを倒そうとするならば、必ず理解しなければならない問題だ。ボクは散々口を酸っぱくして言ってきたけど、相手を知らなければ相手を乗り越えることなどできない。それなのにキミたちは、誰一人としてボクの力を――属性を知ろうとはしなかった。まったく、愚かなことだよ」


 属性。

 これはこの世界において、必然的に重要なもの。

 使える魔法を決める素質。

 素質を言語化したもの。


「キミたちに問う。ボクの属性はなんだと思う? この問いに正当したときにこそ、ようやくボクと互角に戦える知識(きっかけ)をキミたちは得るだろう。互角に戦える力を得ることができるのは、おそらくこのなかでたったの一人だけどね」


 師匠はすこし離れたところで立ち止まると、杖をまた軽く振った。


「それじゃあ再開だ――――〝復限(ボーダー)〟――――」


 ギュン、といきなり速度が戻る。

 俺は落下を再開し、エヌは蹴りをやめてまた移動に戻る。

 魔人は魔方陣を描くのをやめ、天獅は唇をかみしめた。


「……いつもそうよのう」


 魔眼王ウィだけは、どこか悲しそうにつぶやいた。


「いつもおぬしは、わらわたちの及ばぬところでものを考える。誰も理解できぬ力を駆使し、誰も追いつけぬ領域で闘っておる。おぬしがわざわざこうして、わらわをたち強くするのかようやくわかった気がするよ」

「言ってみなよ、バカ姉」

「寂しいのであろう?」


 ウィは迷いなく言った。


「幼き頃から、おぬしの遊び相手はわらわくらいのものやった。しかし魔眼をいくつも抱えた危険な子でさえ、満足におぬしを楽しませることなどできんかった。おぬしとの勝負にわらわが負けるたびに、義父(ルカ)がわらわではなくおぬしを『可哀想だ』と言っていた理由がようやくわかったわ。おぬしはただ、全力を出したいだけよのう……わらわたちがいま、楽しんでいるのと同じように。おぬしの領域に足を踏み入れることができる者を待っているだけであろう? なあ、寂しがりの弟よ」

「だとしたらどうなんだい?」


 師匠の返事は、淡泊だった。


「キミはボクを楽しませてくれるのかい? 魔人がボクを楽しませてくれるのかい? 目的なんて不純なものを抱えた状態で、キミたちは本当にボクを遊ばせてくれるのかい? そんな力があるというのならはやく見せてくれよ、おせっかいなバカ姉」

「ないであろう」


 もはやウィは戦う気力を失っているようだった。

 力なく首を振る。


「わらわには到底及びつかん。おぬしと育ち、幼き頃からそれはよおく理解しておる。魔人もすでに老体であろう……いまよりさらに成長してゆくおぬしを追いかけることなどできぬであろう。天獅はそもそも魔法が使えんからのう、おぬしを満足させるという点ではもとより不可能」


 それは、魔人も天獅もよくわかっていたのか。

 ふたりもまた、もはや戦う気はなさそうだった。


「……しかし、おぬしの弟子たちはどうであろう?」


 ちょうど師匠とウィの間に着地した俺。

 あとは言う必要もない。


 俺はようやくわかった。

 なぜ師匠が俺を弟子にしたのか、ようやくわかったのだ。


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