《新200世界/革命》
連載21本目である。
200というもの自体がマイナーである部分だけは、とりあえず終わらせた様には思い、触発されたテンションで200に乗り出す人間とは別に、作品に付いてのクオリティーを高めるユーザーが現れるのは当たり前の事で、コメディーに関しては、コスミ君という、俺の相棒ユーザーが乗り出し、楽しみに思い、非常に嬉しく思っている。
連載にコメディー理論を挟み込み、コメディー200が出てた。
SFはそうでも無いがホラーも出て来た。
恋愛には特に興味が無く、パロディーとしてしか書いた事はないが、やはり、「その他」「文学」などの逃げジャンルも消えてはおらず、度々見掛けはするが、無論「その他」であろうと「文学」であろうと構いはしないが、形式上はコメディーを真似た様なもの、意識したものでも、結局は、ジャンル設定の段階で「文学」「その他」と表示しているものが多く、悲しく思えてしまう…。
【ニヒャッカーズ】という200作家チームを作った。
別になんでも無い。理由はない。そして、意味を持たせるつもりもなければ、敢えて持たせたく無いとすら思っており、俺自信がリー
ダー等でなければ、荒らしチーム意識を持ち出した、そういったものでは無いので、そこはココで書いておきたく、また、そういったものも必要もないのである。
200が広がり、ストップを掛けたつもりが、さらに広がった事で分かる様に、広げるのは、それほどに難しく無い事であって、1番は、シンプルに、とにかく、良い200を書く事であり、人に何かを思わせれる200を書く事でしか、実力を見せる事は出来無いのであって、自信と実力が伴うからこそ、多少の強気は許されるのであって、また、その責任を取りながら前に進まなくてもならず、対応する自信があるからこそ、やれている訳で、荒らし時代の経験を生かし書いたものもあれば、ジャンルとして、定着し、広げるという意識を完全に打ち消して作った部分も沢山ある。
俺個人の性質の話をすれば、広げる方に向いてはいる。
サイトのやり方と、俺のやり方のバランスを計りながら、広げる方向に徹していた。
宣伝のヘタクソな人間はお願いをする。
「○○な感じで××といった様な、△企画をやっています。良かったらご参加下さい」
―では、誰も来ないのである。仮に来ても、集まる作者の質は求められなく、お願いを入れた分だけ、断らせて頂くのにも気を引かなくてはならない。
そして、こういったやり方では、宣伝した人間自体に対する反感は無いだろうが、周りのヤル気は起こらないのである。
「200は難しい。革命である。誰にでも書けるわけではない」―と、言って見せた方が、実は周りも乗り出しやすく、また、事実を書けば、理論を追及すれば、200の利点は現れ出すものでもある。
「200面白そー、書いてみよー」とは別に「とーよーゴトキが何様だ。こんなヤツゴトキ、俺の200で倒してやる」―と、どんな形であれ、とにかく周りが200に乗り出す形であれば十分であり、それさえも「300文字です」「500文字です」と、反発しながらでも、反発しながらでも、基本的には書き手さえ、増えれば良いのであり「200が何様だ!俺は300だ!」「2000だ!」と、とにかく、「嫌い」「ムカつく」と、いった気持ちで書けば「オーケーです」の方向に風を向け、結果はご覧の通りである。
下手な人間は4~5本。上手くいっても10本程度。後は連載や通常の短編に行く者も多い。
その程度なら誰にでも出来るが、200を書き続けるのが難しいのである。
ニヒャッカーズには一切のルールが無いという以前に組織ですら無いと思って欲しい。
だからリーダーというものもいらなければ、考えを纏める必要もなければ、全てに対し、ソレゾレで理論を出せば良いのである。ただ、逆に、だからこそ、自分の考えを出し合えば、レベルアップに結び付きやすく思え、形は1つ作ってみた。
荒らし時代ならばボスをしていたが、小説家はソレゾレでしかないと、報告板で何度も書いた。
もちろん事実である。
いくらコミュニティーで繋がっていても、サイトで繋がっていても、小説というものを中心に置くと、結局は自分の作品を書くのは自分でしかないのであって、その段階で、200という文字を追及し、また、研究するわけだが、ココは沢山書いた事もあって、俺自信も乗り出したくなり、また、期待の意味を込め、しばらくは待っていたのだが、結局は俺が作ってしまい、語り合いたくは思うが、他の人間の考えを聞くと、ムカつく、怒るでは無く、呆れるというものに近い感情は出て来てしまうのは事実であり、自分自身嫌な部分でもある。
「頭わりーな」…と、そこから入り、それだけ言われていれば済むものを…「どこがですか?w」等と聞いてくれば、説明をする様にした事により、そう聞いて来る者も少なくなってしまった。
200に関してならココが悪い。ココがダメとハッキリ言ってしまえば、俺だけの感覚でしかなく、そこだけを聞き、何か思えるのであればと、これまでふざけたり、言葉を投げやっていた分、そして、実験的な方向に進んだ事もあり、感想交換はやりたくなったのである。
コスミ君とメールや電話、それから、書き込みをやり合う中で思うのが、人間としての2面性を含んでいる点であり、これは俺の性質でもある為、共感出来る部分が多々あり、大体の人間というより、99パーセント以上の人間が片方なのである。
この部分に関しては、ちゃんと調べ、勉強すれば、右脳なり、左脳なり、技術型や、アイデア型や、色んな言い回しはあるのだろうが、そんな事は知らず、いつもながらの独自理論を書かせて頂くが、とにかく、書く時は入り込んでしまっえば良く、逆にそれしか無いのであり、編集の時はひたすらバカにすれば良い。
文体やストーリーパターンの話とは別に、書き方、単純に書く時の方法自体を俺は2つ使っている。
まずは分かりやすく、大きく2つのテーマにしてしまうが「考えて書く方法」と「何も考えずに書く方法」である。
無論、その大きな分類の中には「タイトルだけ決まっている」や「出だしだけ決まっている」等といったものもあるが、全て理論化しなくてはならず、ドチラかには当てハメる事は出来、俺自信、出だしだけ決まっている…と、いうものは沢山あったが、オチを決めて作った、という事はまず無く、ココに関しては、俺の物でいうと【透明人間】と【グルグル】だけである。
この2つに関しては、200に出逢い、ハマるまでの予定では、2000か3000か4000か、そこらの数字はハッキリしないが、まぁ、それらしい形にはしようと思い、2つ共、削りまくりの良いトコ取りで、押し込んだ作品でもあり、いつでも、これで長編は書けますよ…という意識はある。
200は見方を変えればアイデアのメモ帳でもある。
しかし、メモ帳だからといって落書きでは無い。
小さく舐められやすいメモ帳を、どれだけ素敵な作品に仕上げる事が出来るか?
アイデア200の名作程、価値のある小説は他に無いと俺は思うわけである。
By/200帝王