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《200思考の一言メモ》


【シュチュエーション】


200のアイデアとはシュチュエーションのアイデアである。


どれだけ、今まで人が使っていないシュチュエーションを作り出し、深められるかが大事だと思う。


そして、読み手側は、それを感覚的に捉え、面白いとか、面白くないとか、本当の意味で思って欲しいと思う。




【起承転結】


起承転結のパターンを知る上で最も効率良く200の構造内容を知れるシステムは4コマ漫画だと思う。


1コマ目の起から4コマ目の結まで、プロット分けし、分解し、分析すれば分かりやすい様に思う。




【進化について】


実験的なものを含め、変わったものや新しいものなどは1箇所でしか使えない。


ある程度長いショートショートや短編なら、3、4箇所は新しいアイデアや手法を入れ込める。


しかし、200でそれをやると訳が分からなくなる。


キャラクターが目立ち過ぎたらシュチュエーションを抑える。


文法や手法で新しい事を試しみるなら、ストーリー自体は分かりやすいものにする―など、制御しなければ訳が分からなくなってしまう。




【オチについて】


同じストーリーであっても常に2、3個は違う角度の物を用意しなくてはならない。


ただ、こだわって理論調で頭が良いと思われるオチより、バカだと思われてもイイから、面白いと思われるものを選択する事はアリだと思い、俺個人はそうする事もある。




【組み合わせの造作】


パッと思い浮かんだ単語でも良いし、テキトーに辞書を引いて出た言葉でも良いので、とりあえず2つの単語を見つける。


ソレラ2つを組み合わせる事によって、小説のアイデアになる事があり、時にはそのままタイトルになる事もある。




【形式とジャンル】


形式にはそれぞれマッチしやすいものがある。


日本にショートショートというを形式を確立させた星新一はSF作家だった。


感動という所にポイントを置いた場合いのラブストーリーや青春ロマンなら、ある程度長く書かなくてはならない様に思うが、200の場合い、逆に短いもので戦うという意識を持った場合い、オチがあったり、ストーリーの内容自体にインパクトがあったりするものであり、自然とコメディー、ホラー、SFなどになってしまう。


ホラーにはホラーの、SFにはSFの、ミステリー、サスペンス、それぞれに200の技があり、派生したジャンルも含め、形式という部分にこだわりを置いてしまうと、大量のアイデアや文法を知識として身に付けておかなければならない様に思う。


その為、ジャンル別に観察し、色んなタイプの200を見分ける事が何より大事であり、最も成長に繋がる様にも思っている。



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