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桃源郷物語(日本昔話の過去と未来)

作者:山田成樹
水頭症の持病をもつ十八歳の高校生”ゲンジ”が主人公。

高校三年生のある日、ゲンジは真っ暗な空に浮かぶ月から、鎧を纏ったひとりの男と、恐竜のような巨大生物が降りてくる夢をみる。
夢から覚めたゲンジが愛車CRM80に乗り、夢でみた富士の樹海に行ってみると突然辺りが真っ暗になり、暗黒の空に浮かぶ月が放つ光の中から鎧を纏った男が現れる。それからまもなく現れた巨大生物を鎧の男が倒したところでゲンジは気を失う。
一夜明けて気がついたゲンジが家に帰ると、母親を人質にとった三人の男に囲まれる。
大男ふたりを従えた少年の超能力で全身の毛細血管を破壊され、瀕死の重傷を負ったゲンジが倒れて気を失った後、気がつくと母親の姿は消えていた。

二年後、ゲンジの前に再び現れた男は自らを”モモ”と名乗り、一千年程前から十八年に一度、ゲンジが二年前に見た大蛇(オロチ)と呼ばれる巨大生物が棲む異世界を行き来しているのだという。そして十六年後、再びその“来たるべき刻”がきたときには、お前も一緒に行かなければならないと言われてしまう。突然そんなことを言われたゲンジはモモと一悶着があったものの、行方不明の母親を探すにはこの男がなにか知っているだろうと考え直し、モモが用意した特殊なハイブリッドユニットを持つR35_GT-Rに乗り込むと、以後行動を共にするようになる。
それからゲンジはバイクツーリング等のアクティビティをモモと共に過ごす事で、肉体的にも精神的にも成長していく。

こうしてモモという存在の影響を受けてゲンジが急速に成長していく十八年の間に、世界は大きく変化していった。
それは例えばウェアラブル端末の進化や自動車関連の新しいテクノロジーといった明るい話題もあったが、新種の鳥インフルエンザをはじめ豚や牛といった家畜がウィルスの感染で絶滅の危機に瀕していったのである。

一方、この混沌とした状況を利用して中国政府を裏から操る組織の全容が次第に明らかになっていく。
物語後半、宿敵”黒龍”とその背後の組織が次第に明らかになっていく中で、ゲンジが待ち受ける運命や如何に!?
プロローグ
2021/05/26 22:55
【第一話】源太郎
2021/05/26 22:58
【第二話】大蛇
2021/05/26 22:58
【第三話】藤原陽子
2021/05/26 22:59
【第四話】きびだんご
2021/05/26 23:00
【第五話】桃太郎
2021/05/26 23:01
【第六話】郷太郎
2021/05/26 23:02
【第七話】空飛ぶF1
2021/05/26 23:02
【第八話】鬼退治
2021/05/26 23:03
【第九話】アマテラス
2021/05/26 23:04
【第十話】黒龍
2021/05/26 23:05
【第十一話】平清将
2021/05/26 23:06
【第十二話】楠木将成
2021/05/26 23:07
【第十三話】来るべき刻
2021/05/26 23:09
【第十四話】白龍
2021/05/26 23:11
【第十五話】青龍
2021/05/26 23:11
【第十六話】緑龍
2021/05/26 23:13
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