森宮なんとか公園!!
「フンッ、あいつが獅子那賀喜助か。案外弱そうでござるな」
「じゃあな、バイバイまた月曜な~」
「うん、バイバイオッチー」
「バーイオッチー、あ、みさき明日大会あるんだろ?」
「ん?まぁ、あるけど?それがどうしたの?」
「いゃぁ、なんでもない…頑張れ」
「うんありがとう、頑張って絶対優勝する!」
「じゃあ、バイバイまた月曜~」
「じゃあな…」
なぜ服部が俺たちを尾行してるんだ?
まぁいい…明日はみさきの応援でもしにいくか
ボフッ
「あ~、疲れた~……」
「母ちゃん腹減った~……腹減った~!!腹へっ」
「うるさい!」
「はい…しゃーせん」
「ねぇーお兄ちゃーん、リナも腹減ったからミカンゼリー買ってきてー」
こいつは、獅子那賀 莉奈
俺の妹で、俺をパシリに使ってるアホだ
「は?いややし。なぁ、母ちゃんもなんかいってやー」
「リナ……母ちゃんのソフトクリームも、頼んでね」
「は?何でやねん、いやいや、そういうことじゃなくて、俺をパシリに使うなっつぅことを、」
「おい、喜助…つべこべ言わんと言ってこいや!」
「はぃぃ!」
ガッチャッ
「はぁ~なんだよも~」
プルルルルルル
ブルルル…カチッ
「ん?どうしたみさき」
『この女は預かったでござる』《ワイワイ》
「は?あっ、お前まさか、今日来た服部ってやつか!?」
『いや、えーっと…さぁねーでござる(汗)』《そのブランコ次ぼくが乗るからね》
「いや!ござるって言ってるじてんで服部だろ!」
『違うでござるもーん(汗)違うでござるもーん』
「なんやねん!ござるもーんって、なんやねん!まぁ、いいゎ、どういうことや、?」
『女を助けられなかったなら、仲間を裏切ることになる…せいぜい頑張るでござる…あ、あと、こちらは、部を、なくすことができるでござる…言いたいことはもぅ、わかるだろ?』
「……いや、わからん!」
『だから、仲間を助けない部などは潰すと言ってるのでござる!』
「断る!」
『じゃあ、この話なりたたないでござるよ?3話なりたたんでござるよ?』
「は?なに?3話?まぁいいや、ぜってー助けるからな」
ブチッ…プープープープー
「おい、オッチー」
「ん?あ、オタ!」
「話の内容は大体わかっている、早くいくぞ!」
「おぅ!」
……
「早く!何モタモタしてるんだ?」
「場所聞いてない」((泣))
「え!?…」
「まって、周りの音で考えてみる…」
《ワイワイ》《そのブランコ次ぼくが乗るからね》
ん?騒ぐ、ブランコ?公園?…
森宮なんとか公園!!
「オタ、わかった」
「どこだ?」
「森宮なんとか公園だ。行くぞ!」