第七回 ゲスト:アリス・マーガトロイド
〜BGM的な何か〜
阿求「皆さんこんばんはー。パーソナリティの稗田阿求です」
霊夢「同じくパーソナリティの博麗霊夢です」
阿求「春です」
霊夢「花見です」
阿求「博霊神社でのお花見はいつですか?」
霊夢「今日やってるわよ?」
阿求「Σ(゜□゜;)?」
霊夢「昼間から夜まで、たぶんまだやってると思う。私はいったん抜けてきたの」
阿求「なんで誘ってくれないんですか!? 友達なのに!?」
霊夢「友達? 友達(笑)。やめてくださいよ、同類にされちゃうんで」
阿求「同類って何!? 私はそんなに残念ですか」
霊夢「阿求さん、気づいてなかったんですか!? あなたが世界規模で残念だと思われている事実を!?」
阿求「世界規模!? 私ってそんな認識されてるんですか!?」
霊夢「それはもう。Twitterでは、阿求残念過ぎw、とか。友達いない阿求wwww、とか書かれているんですよ!?《※1》」
阿求「草生やしてんじゃねぇよ! 刈り取るぞ!」
霊夢「まあそれは置いといて」
阿求「置いとくな!」
霊夢「花見だったら明日もやるから、その時来なさい。私も収録があったから飲めなかったし」
阿求「霊夢さん。霊夢さ〜ん」
霊夢「あっ、馴れ馴れしく抱きつくのはやめてください」
阿求「あっ、すいません」
霊夢「さて、そろそろゲストを紹介しようと思います」
阿求「あれ? なんだか役割が逆に……」
霊夢「花見に呼ばれなかったアリス・マーガトロイドさんです」
アリス「前の台詞いらないでしょ!」
阿求「あれ? アリスさん花見に誘われなかったんですか? ぷぷぷっ」
アリス「変わり身早っ! あんただって誘われなかったでしょ!」
阿求「……それは……言わないお約束さ」
霊夢「アリスも明日来なさい。そしてスイートマジックしてなさい《※2》」
アリス「その話はもってくるな!」
阿求「東方の可愛い方担当なんですから、それくらいはしてくださいよ」
アリス「魔理沙が承認しないわよ」
霊夢「その時は早苗にやらせるから大丈夫よ」
アリス「じゃあ霊夢がやればいいじゃない!」
阿求「霊夢さんは顔芸担当なんで役割が違いますよ(笑)」
霊夢「ちょっと本気だせばアリスより可愛くなるわよ?」
アリス「ならいつも本気出しなさいよ」
霊夢「本気出さなくても可愛いアリスにはわからないのよ! 常日頃顔芸担当言われる人の苦労を! ちょっと可愛くなるのだけでも許可が必要なのよ!」
アリス「初耳もいいところだし、絶対今作ったでしょその設定!」
霊夢「さあ? なんのことかな?」
アリス「絶対嘘だ」
阿求「さて、メタい発言のオンパレードが終わったところで、お便りのコーナーいきましょう」
霊夢「このコーナーは、リスナーから寄せられたお便りの内容を、ゲストと私たちが捌いていく人気コーナーです」
阿求「とゆうか、これしかコーナーがありませんからね」
霊夢「そして今回は前回よりお便りが届いています」
阿求「さすがアリスさん。地底アイドルより人気ありますね」
アリス「それは言わないの!」
霊夢「では最初のお便りは、R.N:曼陀羅悪鬼丸さんからいただきました。
東方のかわいい担当のアリスさんに質問!
アリスはお母さんとの仲良いの?
あと、幻想郷で一番仲良いのて誰?」
アリス「お母さんとは……最近会ってないからな。どうだろう? でも悪くはないわよ。
一番仲がいいのは〜」
霊夢「パチュリー?」
アリス「(゜Д゜#)!」
阿求「アリスさん、顔赤いですよ」
アリス「そんなことないわよ!」
霊夢「文から聞いたんだけど、最近入り浸りらしいわね?」
アリス「それは……ほら! パチュリーとこの図書館には、珍しい魔道書が置いてあるから」
霊夢「ふ〜ん(ニヤニヤ」
阿求「そうですか(ニヤニヤ」
アリス「そうなのよ!」
阿求「では次のお便りです。R.N:ココノエ・ヴァーミリオンさんからいただきました。
アリスに質問
アリスってよく『友達が居ない』だの何だの言われてるけど、実際はその辺りどうなの?
もし良かったら、俺が友達になってやるぜ!!
よかったですねアリスさん! 友達ができますよ!」
アリス「人をボッチみたいに言うな! 友達くらいいるわよ!」
霊夢「例えば?」
アリス「例えば!? え〜と……あなたとか、阿求とか」
阿求「あっ、すいません、なんで呼び捨てなんですか?」
アリス「あっ、すいません。ってなんで!?」
阿求「えっ、友達とかやめてくださいよ、こっちまでボッチみたいに思われるじゃないですか(笑)」
霊夢「なら私がアリスの友達になるわ」
阿求「えっ?」
アリス「霊夢……」
霊夢「あっ、ボッチの阿求さんじゃないですか、ボッチの(笑)」
阿求「今日はなんでそんなにボケ倒すんですかー!!!」
霊夢「気分!」
阿求「気分でボケ倒さないでください! 後、胸を張るな!」
霊夢「では最後のお便りです。R.N:牡蠣大好きさんからいただきました。
アリスさんに質問。
アリスさんは、家事やスペルカード等の日々の生活を人形と共にしていますが、今まで何体の人形を作りましたか? また、作った人形の中には、魔理沙さんや霊夢さん等の幻想郷の住人の人形も有るのですか?
霊夢さんに質問。
貴女のスペルカードに、宝具「陰陽鬼神玉」が有りますが、何処に隠し持っているのですか?
あと、見ていて凄く重そうですが、どれくらいの重さなんですか?
阿求さんに質問。
「文々。新聞 第百九季文月の一」の「第九代阿礼乙女現る」の記事に「御阿礼の子生誕祝賀会が博麗神社で催される」と書いてあったので、恐らく霊夢さんに初めて会ったと思いますが、どんな印象を受けましたか?
じゃあ一人づつ答えていきましょうか? まず私から。
あれね、霊力で大きくしたり小さくできるの。でも元は私の顔くらいの大きさよ。因みに私はあんまり使わないんだけどね」
アリス「どうして?」
霊夢「普通に殴った方が私は強いのよ」
アリス「納得」
阿求「じゃあ次は私ですね」
霊夢「あの時は、阿求は赤ん坊じゃなかった?」
阿求「霊夢さんは三〜四歳くらいですかね?」
霊夢「確かそれくらいだったけど……阿求は覚えてるの?」
阿求「覚えてますよ。一度見た物はバッチリ」
アリス「それで、どうだったの?」
阿求「なんだか暗い感じでしたね。目なんか『自主規制』目かよって思うくらい死んでましたよ」
霊夢「そんなんだったけ? 覚えてないわ」
阿求「ですから、最初の印象は暗い、ですかね」
アリス「じゃあ私で最後ね。今までか、正直何人作ったか覚えてないわ。暇があれば作ってたから」
阿求「だからボッチだって言われるんですよ」
アリス「言うな! 後は幻想郷の住人か。魔理沙とか霊夢とか、後はパチュリーとかも作ったことはあるわね」
阿求「私はないんですか?」
アリス「あまり接点がなかったからね。今度作って持ってきてあげる」
阿求「ありがとうございます」
霊夢「さて、そろそろエンディングです」
阿求「今日はありがとうございました」
アリス「私の方こそ、楽しかったわよ」
霊夢「ありがとう。明日の花見も来てね」
アリス「是非」
霊夢「次回のゲストは、春馬鹿、リリー・ホワイトです」
阿求「ついに春ですね。お便りは、R.N:(ラジオネーム)をお書きのうえ、ゲストにたいする素朴な疑問や、聞いてみたいこと、適当なことを書いて、四月五日金曜日までに送りください」
霊夢「待ってるわ」
阿求「それでは最後に、アリスさんの甘い一言で終わりたいと思います」
アリス「手……握っていいかな?」
阿求「勿論さ!」
霊夢「では今日はここまで」
阿求「お相手は稗田阿求と」
霊夢「博麗霊夢と」
アリス「アリス・マーガトロイドがお送りしました」
三人「バイバ〜イ」
※1
言われていません。
※2
アリスの可愛さ満点なので、是非見てください。