第十回 ゲスト:レミリア・スカーレット
〜BGM的な何か〜
阿求「はい始まりましたー。阿求の駄弁り第十回、パーソナリティの稗田阿求で〜す」
霊夢「同じくパーソナリティの博麗霊夢です」
阿求「霊夢さん復活!」
霊夢「イェーイ」
阿求「もう二度と風邪なんか引かないでくださいよ?」
霊夢「善処するわ」
阿求「そう言えば霊夢さんにこんなお便りが届いていたんですよ」
霊夢「何?」
阿求「霊夢風邪ですか……。あんたそんな脇ばかり出してるから……」
霊夢「なっ! これはセクハラじゃない?」
阿求「許容範囲内です」
霊夢「お前の考えを改めさせたい」
阿求「後こんなことが書いてありました。
ケツに一皮むいたネギを挿すと早く治るらしいですよ。
本当ですかね」
霊夢「あれは迷信だから」
阿求「……試したんですか?」
霊夢「あっ……」
阿求「…………」
霊夢「そんな哀れんだ目で見るのはやめろ!」
阿求「さて。今日は阿求の駄弁りが始まって第十回目になりましたが、ネギを突っ込む霊夢さん心境はいかがですか」
霊夢「後で覚えときなさい。え〜と、考え深いわ。もう二桁にいくのね」
阿求「それだけこれが人気だとゆうことですよ」
霊夢「そこはうんとは言えないな」
阿求「言ってくださいよ!」
霊夢「無理だわ〜」
阿求「もういいですよ。
では第十回目のゲストを紹介します。永遠に紅い幼き月、レミリア・スカーレットさんです!」
レミィ「皆、今晩は。レミリア・スカーレットよ」
阿求「今日は宜しくお願いします」
レミィ「こちらこそ宜しく頼むわ。ラジオ番組は初めてだけど、まあどうにかなるだろ」
霊夢「相変わらずねレミリア」
レミィ「あんなほどじゃないわよ、霊夢」
阿求「凄まじいカリスマを感じるんですが」
霊夢「無駄にね」
レミィ「無駄って言うな!」
阿求「あっ! なくなった気がします!」
レミィ「なくなってないわよ!」
霊夢「いつものレミリアね」
レミィ「まったく。私が出てあげるだけありがたいと思いなさいよね?」
霊夢「はいはい。わかったから」
レミィ「う〜」
阿求「そう言えばレミリアさん」
レミィ「何?」
阿求「輝夜さんより歳上って本当ですか?」
レミィ「あれ? 嘘に決まってるでしょ」
霊夢「そうなの?」
レミィ「当たり前でしょ。あいつは私が生まれる前から月で生きてたんだから。それ以前に竹取り物語自体生まれる前だわ」
阿求「あのニート嘘つきましたね」
霊夢「後で締め上げましょう」
阿求「そうですね」
レミィ「おいおい……」
阿求「じゃあちょっとした疑問も解消されたところで、お便りのコーナーにいきましょうか」
霊夢「このコーナーは、リスナーから寄せられたお便りの内容を、ゲストと私たちが捌いていくコーナーです」
レミィ「今日は何通くらい来たのかしら? まあ私だから百は下らないでしょうけど」
阿求「二通ですね」
レミィ「はぁ?」
阿求「だから二通です」
レミィ「冗談でしょ?」
阿求「ならいいんですが」
レミィ「あり得ないわ。この私が来てあげてるのにお便りが二通しか来てないなんて」
阿求「知名度が低いですから」
レミィ「それは私に言っているのか? それともこの番組に言っているのか?」
阿求「両方ですかね?」
霊夢「私に振るな」
レミィ「ふ・ざ・け・る・な! 私は夜の王にして気高き吸血鬼、レミリア・スカーレットよ!? 全国民が知っていて当たり前のカリスマよ!?」
阿求「妹さんに人気持ってかれたんじゃないですか?」
レミィ「ぐっ! いやしかし!」
阿求「世の中は妹萌えなんですよ。きっと」
レミィ「うっ 確かにフランは可愛い。私の自慢の妹だけのことはあるよ。フランになら別に人気を持っていかれても構わない」
阿求「優しいですね」
レミィ「あ〜? 別に優しかないわよ。ただ私はあの子のお姉さんだし、勝ちを譲るくらいの度量はあるわよ」
霊夢「さすがお姉さんね」
レミィ「まあそれが美鈴だったらどうなってかはわからんが」
阿求「具体的には」
レミィ「そうね〜。焼く?」
阿求「聞かなかったことにしましょう」
霊夢「そうね。それよりもお便りよ」
阿求「ですね。では最初のお便りはR.N:曼陀羅悪鬼丸さんからいただきました。
れみりゃおぜうさまに質問。
ぶっちゃけ咲夜さんに人気投票で負けたときどんな気分よ?
ちなみに私の中では
咲夜さん>美鈴>小悪魔>パチェ≧フラン>>>(越えられぬ壁)>>>レミリア」
レミィ「こいつ私に喧嘩売ってるのか?」
阿求「どうですかね? それで、実際どうだったんですか?」
レミィ「どうともしないよ。咲夜はかなり畏縮していたが、従者が好かれるのは悪い気はしない」
阿求「そんなもんですか。後ついでにこんなことも書いてありました。
PS.あとおぜうさま、こんな吸血鬼と戦ったら勝てる?
⊃『HELLSI◯G』」
レミィ「こいつが私の運命に抗えたら、もしかしたら勝機はあるかもね?」
霊夢「勝つことがまず前提なのね?」
レミィ「当たり前でしょ?」
阿求「凄い自信ですね」
レミィ「そうそう私が負ける訳ないからね。希に例外がいるけど」
霊夢「いゃ〜」
阿求「つまり霊夢さんは人間ではないと」
霊夢「人間だから!」
阿求「では続いてのお便りです」
霊夢「おい!」
阿求「R.N:ココノエ・ヴァーミリオンさんからいただきました。
カリスマ(笑)溢れるおぜうさまに質問」
レミィ「(笑)なんてつけるな。後おぜうさまってなんだ、おぜうさまって」
阿求「おぜうさまって以前に『地上で最速にして最強』とか何とか言ってたらしいじゃん?
もし本当にそうなら同じ吸血鬼同士、ギルティギアのスレイヤーとか月姫のアルクェイド(本気モード)に勝てる自信はある?」
レミィ「たぶんスレイヤーはどうにかなると思うけど、アルクェイドの方はどうかしらね? もし戦った時の運命を見ると、少し難しいかもね」
霊夢「レミリアがそう言うなんて珍しいわね」
レミィ「相手を称えられない奴は、自分に言い訳をしている証拠だからね。私は相手の力は必ず認めるようにしているよ」
霊夢「つまりアルクェイドはレミリアより強いかもしれないの?」
レミィ「いくら私でも、星を相手にして勝てるかどうかなんてわからないわ」
阿求「そりゃそうですよね。では続きを。
後、もう一つ。
ところでレミリアさん
レミィ「何か用かしら?」
阿求「カリスマブレイクしてますか?」
レミィ「こいつも喧嘩売ってるのか? してないわ」
阿求「そうですかありがとう。れみ☆りあ☆うー!すごいですね」
レミィ「…………」
霊夢「レミリア」
レミィ「後で殺す」
阿求「さて、お便りもなくなったことですから、エンディングにいきましょう」
霊夢「今日は来てくれてありがとうね」
レミィ「別に、暇だったら来てあげたのよ」
阿求「また来てくれますか?」
レミィ「そうね。今度は親友を呼んで四人で話しましょ」
阿求「はい」
霊夢「次回のゲストはルナサ・プリズムリバーです」
阿求「お便りは、R.N:(ラジオネーム)をお書きのうえ、ゲストにたいする素朴な疑問や、聞いてみたいこと、適当なことを“感想に書く”に書いて、金曜日までに送りください。
では最後に恒例の甘い一言をお願いします」
レミィ「あなたの運命。これからは私のために使いなさい」
霊夢「前から思ってたけど、これって甘い一言じゃなくて告白の台詞よね」
阿求「いいんですよ、細かいことは」
霊夢「そんなもんか」
阿求「では今日はここまで。お相手は稗田阿求と」
霊夢「博麗霊夢と」
レミィ「レミリア・スカーレットがお送りしました」
三人「バイバ〜イ」




