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二択鬼〈ギルティ〉  作者: 魔神


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15/19

~第十幕~ 「二択鬼〈ギルティ〉の章」其の肆

「道頓堀にて、散るがよい!!」

──キリッ。


……げんなり。

僕は、げんなりしながら立ち上がった。

……全く、意味が分からないや。


「よろしい。……では二問目だ。」

「ええっ!?まだ、あるのっ?……もう止めようよ、二択なんて酷いよ!!」


僕は必死に訴えるが、聞いては貰えなかった……。酷くない?ねぇ、酷いよね?そう思うよね、皆!


「ギルティ、俺。この前さぁ、なろうに小説を投稿したんだよ。でも誰一人読んで貰えなくて、ずっとPV"0"のままなんだー。俺の小説、面白く無いのかなぁ……。」

……しんみり。


「俺の小説は、"面白い"それとも"面白く無い?"さあ、どっち??」


「…………。」

正直、どうでも良かった。……小説書いてたんだ上司(こいつ)。一秒も興味無いけど、まあいいや。今回もテキトーに……。

──!?


──否!!

……前回はテキトーに話を合わせたら、頭をかち割られてしまったんだ。……つまり。


──今回は、その逆!!

今、考えている逆が正解なんだ!……そう、逆が正解に違いない!!僕は、なるべく言葉を選びながら上司に"NO"を突き付けた。


「面白く無くったって良いんだよ!沢山書いていれば、きっとその内面白い作品が出来る筈だよ。諦めないで、頑張ろうよ!!うん♪」


「…………。」

「…………。」


長い、長い沈黙が続き。(ただ)時間だけが、刻々と過ぎ去っていった。……嵐の前の静けさの様な嫌な感覚が、僕を襲い包み込んでくる。


「……え?逆じゃないの?今回は、そのままで良かった感じなの??えっ、ちょっと……。」


……わなわなわな。

「ガ……ガ……ガガ!?」

……上司(あいつ)は、突然カクカクと震え始めた。


「ど……。」

「……ど?」


「道頓堀にて、散るが良い!!カー○ルサンダー〈特級呪物〉!!!」

──スパーン!!

「ギャース!!」


僕は上司(あいつ)の持っていた斧で、脳天をかち割られた。


……フーフー!!

血の海で横たわる中……。上司(あいつ)の発する荒い息づかいが、(ただ)僕の耳に残り続けていた。


怒りに震えながら、その場を立ち去る上司。そして、恐ろしい形相で僕を睨み付け……。

──上司(あいつ)は振り向き様に、こう言い放った。


「俺の作品は────、カンストして"0"になっているだけだ!!!」


……おいおい、どんだけポジティブなんだよ。

〈男子生徒〉

仁科択一(にしなたくかず)、一問正解。

猛虎大河(たけとらたいが)、一問正解。

早乙女大好(さおとめひろよし)、一問正解。〈社会的に死亡。〉

錬金術師(あるけみすと)、一問不正解。〈勘のいいガキだった為、死亡。〉

一津凪(ひとつなぎ)、一問不正解。〈夢が(つい)えてしまった為、死亡。〉

零史州人(れいしすと)、一問不正解。〈中に人など居ない為、死亡。〉

〈女子生徒〉

美星味子(みほしみこ)、十問正解。〈無事生還、多分エスパー。〉

〈妖怪枠〉

二択鬼〈ギルティー〉、三問不正解。〈メンマを割り箸と思っていた為、死亡。撃たれる覚悟が無かった為、死亡。カンストしているだけだった為、死亡。ただし、不死身なのでセーフだが。……時給二十円、減給処分〉

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― 新着の感想 ―
カンストで0w どういう理屈だ〜(ToT)笑 このままだと死にすぎてギルティがやる気を無くしてしまうぞ〜w
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