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しめじ転生  作者: えのきマン
第二章 転生した。
34/76

27.新天地へ

 







 

 そうだ……。


 蔑まれても構わない……。


 死ぬ前の、前の世界の、あの頃よりはまだマシだ……っ。


 多分……っ。


 掴んでみせる……。


 何度死ぬような目に遭っても……!


 ユニは夢が無いとかどうとか言っていたが……。


 あるよ。


 確信がある。


 俺は


 なる


 オオオオオ……ッ



 


 「その気持ちの悪いポジティブさはどこから来るのやら……(小声)」


 「じゃあとりあえずギルド戻るわよ」


 「ぇ……?」


 「登録し直すから」


 「アンタのせいでパーティー組み直しなのよ。一旦外しちゃったからね。もっかい行くわよ」


 「ぉ、ぁ……はい。すません、した……」





 ギルド



「あ、こんにちはー!」


「エイミィ、パーティーの再登録って出来るかしら」


「はい。前と同じですね」


「まったくどっかの馬鹿のせいでとんだ手間だわ」


「いえいえ。冒険は山あり谷ありですから……」


「はい登録完了です。深い絆で結ばれたパーティーとして末永く頑張ってくださいね」


「それはゴメンだわ」


「フフフ。これからどうされるんですか?」


「ガデランに行こうと思ってる」


「あっじゃあここは離れるんですね」


「うん。お世話になったわね」


「はい。新天地での活躍、期待していますよ」


「じゃ、早速行ってくるから」


「はい!」




「頑張ってくださいね!」 ニコッ




「ぉ……す」




 顔を合わせる事が出来ない。


 恐らくは満面の笑みで挨拶しているんだろう。


 ……何故そんな笑顔を向けられる?


 昨日あれだけの事をしておいて……



 …………




「何俯いてんの早くする」ドゴッ


「ぉぶっ……すませ」



 ギイィ……



「お達者で〜」



「ふ〜……フフフ、あー面白かった。ユニさんは良いオモチャを見つけましたね……」



 
















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