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しめじ転生  作者: えのきマン
第二章 転生した。
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14.続ウサギ狩り




基本的に前の話を全く読まずに続きを書いているので、前後で描写の食い違う事が多々あると思われます。申し訳ございません。









うっ……


うう……



ゴホッゴホッ



足元に血まみれのウサギが横たわる。


俺が殺したんだ……。




け、経験値は……。


スライムが1らしいが……。


こいつは……?


ひゃく……?


いやそんなには無い、か?


20、30……。


とにかく一匹では足りないのか……?


もっと殺さないと……。



探す……探せ……どこ……




グルル……



おっ……?




グルルルル……




後ろから何かうなり声が……



ゆっくり振り返ると、そこには黒い、狼のような生き物がいた。


目が赤い。


牙をむき出しにしている。


血の匂いにつられていたのか、なんなのか。


明らかに俺に敵意を抱いているようだ。


どうみても雑魚という風ではない。


逃げるか






ゆっくりと





後ずさって


「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」


うお来た!!!!!!!!



凄まじい速さで!!!


一瞬で!!!!!


ウオォ狼が!!!!!


首に食らいついてくる!!!!!!


牙が!!!


牙が俺の首を!!!!!!


大きく太く鋭い牙が俺のノドを抉ってくる!!!!!!


因果は巡る!!!!!!!


殺すものは殺される!!!!!!!


喉を抉るものは喉を抉られるのか!!!!!!!


血が!!!!!


温かい血が!!!!!


脳が震える!!!!!!!


体が痺れる!!!!


極度の失血と痛みと恐怖が俺を凍らせる!!!!!!


手に力が入らない!!!!!!


ナイフ!!!!


ナイフは何処にある!!!!!!


ああ握っている!!!!


感覚が無い!!!


感覚が無かったのだ!!!!!!!


ハァハァっ!!!!!!


握れ!!!!


いや握っている!!!!!!



ならば



いくぞッ



オオオオお……ッ!!


ブンッ



ザクッ



「ギャウウン……ッッッ!!!!!」


ブシュっブシュシュウーッ




残念ながら俺は


死ねない




喉を抉るものは




抉られるのだッ




















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