表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
しめじ転生  作者: えのきマン
第二章 転生した。
20/76

13.ウサギ狩り







殺す、のか……


あのウサギを……?


ナイフで?


俺が……?


本当に?



……



ハァー……


ハァーっ……




ガササ



あっマズイ逃げる!



ダっ


ガシィ



動きは鈍く、すぐ捕まえられた。


雑魚モンスターということなのか……。


俺の腕の中に収まっている。暴れる気配は無い。かわいい。



殺す……?


手汗が。力が入らない。


でもやらなきゃあ…………。


フゥーっハァー……


ど、どうやって


どこを狙う?


頭? 首? 腹?


くっ首


ていうかノドか


やるぞ


ハァ


ハァ


……




ナイフの切っ先がウサギのノドを捉える


ごめん


ごめんよ




一気にナイフを押し込む!!!!!!


ズブッ……!


メキキ……


ブシ……ドクっドク……



ナイフが喉を貫く感触……


刃が肉を舐める感触……


鮮血が吹き出、灰色の体毛が真っ赤に染まる……


ビクビクと大きく震え、やがて静かになっていく……





驚くほどあっさりと



死んだ……






ぐぶ




ゲエエ……っ!



ビシャシャシャ……ボタボタ☆



血の匂いと肉の匂いと吐瀉物の刺激臭が混ざり合い独特のスメルを醸していく……


それを嗅いでまた



ォウエエ……ゴボボボっ



俺は何を吐いているんだ……何も食べていないのに……




















評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ