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しめじ転生  作者: えのきマン
第二章 転生した。
14/76

7.怒られる






ザッザッザ……



「…………」



「……」



…………


…………



な、なんか喋った方がいいか……?


気の利いた、なんか、ジョーク、いや天気の話……


いや自己紹介自己紹介まずは好感度を稼


「ユニ」






「ひゅ?」


「いや、ひゅじゃあなくて、ユニね。私の名前」



「あっおひゅひゅ、よろしくお願いしまふ、よろしくお願い……」


「あおっぼぼ僕は


「あー別にいいわよ」


「ぼっ……。…………



…………



ザッザッザ……





……



ゆ、ゆ、ゆ、



……ユニ。


………………"ユニ"。



ふ、ふひゅひゅ、きたなこれ。


完全にキているなこれは。


ユニ。ユニ。ふふひ……。


これからどんどん親密になっていくんだろうなあフホホホヒ……。



さてと……。


キリッ。


ユニは、いわゆる獣人系の女の子だ。


銀髪碧眼で、冒険者風の、いや実際冒険者なのだろう。そういう出で立ちをしている。


歳は俺と同じくらいだろうか。だが冒険者としての風格がそう見せるのか、だいぶ大人びたように見える。


頭から犬か狼かそういう系統の耳が生えている。


が、人間の耳も付いている。


一見シュールだがそう感じさせない魅力がある。


そう、はっきり言ってかっ、可愛い、と思う。


かか可愛いから何でもアリなんだっひゅ。


はああ……。


キリッ。


これから俺たちは二人でどんな経験をするんだろうねフヒヒ……。



あ、そうそう冒険者風の出で立ちといっても結構軽装で、皮のジャケットに薄いシャツとショートパンツという感じだ。


こんなろろろろっろろ露出度のたた高い服装で大丈夫なんだろうか……??


それに、その、スタイルも


「アンタさあ」


「ぉはっ……?」


「何なのさっきから私のことジロジロ嫌らしい目で見て。気持ち悪いんだけど」


「…………。ぃゃ…………」


「ツっ(舌打ち)」



「いや……」


「前行って。キモいから」


「あ、いや、……はい……」


「ツっ(舌打ち」



ザ……



ザッザッ……




……


…………


ま、まあこれから……




後で笑い話になる、だろ、うん


な、まあ、うん……




ザ……ザ……



ザ…………


















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