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許婚は5歳男児

作者: ア煌

私、綾小路華代、12歳、綾小路家の一人娘です、昨日、牛車に乗り両親に連れられて許婚の家に行きました。


許婚と言ってもまだ5歳になったばかりの男児で一人息子、左近富鷹と言う名だそうです。


と、言いましても、両家同士による政略結婚になります、まぁ~、今のご時世ではしかたがないとは思っております。






牛車での移動は眠くなるくらいに遅く、道も所々に石が落ちているので乗り心地も良くない物です。






許婚のいる御屋敷に到着しました。


皆で御話をした後に、少しの御時間ですが二人きりにさせてもらいましたので御話をする事にしました。


「御聞きしますが、好きな食べ物はございますか?。」


富鷹

「御菓子。」


大雑把に御菓子と言われましても困りますね。


「御菓子と申されても色々あるのでどのような御菓子なのか教えて欲しいですわ。」


富鷹

「御菓子っ。」


「いや、ですからどんな御菓子か・・」


富鷹

「御菓子ったら御菓子っ!。」


こんの糞ガっキゃぁ~、・・・はっ?、いけないいけない。


気をとりなおして。


「ほほほほ、御菓子が御好きとは富鷹様も御目が高いですわねぇ。」


富鷹

「ふっ!。」


富鷹様は少し勝ち誇っているようです。


結局、御話は進まず、帰りの時間になりました。






父上様

「左近殿、本日は大切な御時間をいただきまして誠にありがとうございます。」


左近様

「いえいえ、こちらこそ、それに、二人が結ばれる事で両家の安泰が約束されるのですから些細の無い事ですよ。」


父上

「では、これにて失礼いたします。」


そう言って私と父上と母上の乗った牛車は我が家へと戻るのでした。






西暦2500年、高度な文明を失い、人類の生殖能力が消失しかけている世界での人類最後となるかもしれない婚約話でした。


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