作戦!美人警官を見るために!
今俺は、次はどの店をねらおうか、考えているんだぜ。
何より宝石が好きだから…。
お、この店にするかな…。
「修理も受け付けます!LALA」
LALAってかっこいいじゃねえか!
ん?なになに…。
俺は、※のところをみた。
「LALAの名前の由来は、この店を真剣に守ってくれる
美人警官さんからつけてもらいました!
10代のお若い方も、ご年配の方も、気楽におこしください!宝石、鉱石のことなら
なんでも受け付けます!」
び、美人警官!?
よ、よっしゃぁ、こりゃあ、顔を見ないとな。
明日やると、捕まってしまうから…。
…決行は明後日かな…。
「王、隠れなくていいぜ…。」
「ここが落ち着くだけだ。」
王というのは、俺の相棒さ。
部屋の端っこで、あぐらをかいている。
「んで、今日は何を盗んだんだよ。」
「あっれえ?聞こえなかった?
驚くなよ〜…。ダイヤ70カラット分だぜ!」
「へえ、やるじゃねえか。おまえにしちゃあ。」
「あのね、王くん、僕だからできるの。
僕ちゃん天才だもんね〜。」
「…よく言うぜ。」
そして、俺は明後日LALAに行くことを伝えると、
それっきり王は黙ってしまった。
どうやら寝たようだ。
時計を見ると夜中の2時を回っている。
そもそも、俺らに時計なんか必要ないんだけどな。
それより、美人ってどのくらい美人なんだろうか…。
気になって眠れねえや。
さて、俺も明後日に備えて、作戦を考えるか…。