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[不定期更新]拡張現実のリアリティ  作者: okashou
第1章:ARゲームの世界
4/4

3話:初戦闘

ARDは日本では5000万人程が所持しており、そのうちの3000万人程がBWRユーザーだ。


さらにその中でレベルが100を越える猛者たちが100万人程。


そのBWRユーザー全ての頂点に立つのが彼、大柳 剣斗である。


「えっ…ランキング1位って…というか、レベル583って!?何これ!?」


「あれ?言ってなかったっけ?」


「聞いてないよ!」


「俺、実は何度もBWRの大会に出て何度も優勝してるぞ?」


「本当に何で教えてくれなかったの!?」


剣斗は話していないが、大会に出た際に100人同時に相手をしたことがある。


しかし、


誰も剣斗を倒すことは出来なかった。


そんな事から付いた通り名が、『不敗の青(アンビーテンブルー)』である。


「ま、そんな些細な事はどうでもいいだろ?

 今日はハルに色々教えに来ただけなんだから。」


剣斗は小春に見せていたウィンドウを閉じる。


「些細な事ではないと思うけど……まぁ、うん、そうだね。

 今日はよろしくね、ケン。」


「おう、任せとけ。」


そう言うと剣斗はBWRの世界の説明を始める。


――――――――――――――――――――――――――――


「よし、とりあえずはこんなとこかな。」


あれから30分程で剣斗は説明を終えた。

(説明を見たい方は、後日投稿される3.5話をご覧下さい。よりこの小説をお楽しみ頂けると思います。)

(読まなくてもそのままお楽しみ頂けます。)


「うーん、なんか分かったような分からなかったような…」


「最初は誰でもそんなもんだよ。やってれば慣れる。」


と、剣斗は言うが始めて三日で把握した剣斗である。


「後は実戦だな……というわけで、そこにいるモンスターと戦ってもらう!」


そう言うと剣斗は小春の後ろ10m位の所を指差す。


小春は思わず振り向く。




そこには水色の液体と固体の中間のようなモンスターがいた。




皆様ご存知のスライムだ。


「なんか気持ち悪っ!?」


あまりにも気持ち悪かったので小春は叫んでしまった。


「BWRのスライムってなんでこんな気持ち悪いんだろうな…」


剣斗もそう呟く。


「ま、気持ち悪かろうが何だろうが戦ってもらうぞ?

 危なくなったら俺が助けてやるから安心して逝ってこい!」


「字が違くない!?」


などと意味不明なことを言いながら

小春はスライムの元に駆け出す。


その勢いのまま、剣を横に一閃する。


すると、スライムはその動きを止め…


「やっ…てない!?ちょっ…うわっ!?」


るわけもなく小春はスライムの反撃を食らう。


「痛っ!…くはないんだっけ。」


BWRの世界では攻撃を食らっても

痛みは感じず、攻撃を食らった場所に衝撃を感じるだけである。


「…さすがにアドバイス無しはキツかったか。今度はソイツをよく見てみろ?

 攻撃の予備動作があるから。


(予備動作…)


そう言われて小春はスライムをよく見てみる。


すると、スライムが左右に揺れ始める。


(これだ!)


その動きを見ると小春は後方に跳ぶ。


その直後に先ほどまで小春がいた場所に攻撃が繰り出される。


攻撃が終わった後に小春は再度スライムの元に駆け出し、剣を振るう。


「せぁっ!!」


今度は左斜め下から切り上げる。


小春の攻撃が当たり、スライムはその姿を光の粒子へと変える。


「やった!倒せた!」


「まあ、初めてにしては良かったと思うぞ?

 …あ、そうそう。倒すと自動的に経験値とお金が入るから覚えておけよ?」


「うん、分かった。…あ、レベル上がった。」


小気味の良い音とともにレベルアップを告げるウィンドウが現れる。

――――――――――――――――――――――――――――

プレイヤー名:HARU


職業:剣士(ソードマン)


レベル:1→2


ランキング:圏外


ステータス:


HP:52→112

MP:19→37

STR:12→21

VIT:10→16

INT:8→13

DEX:11→18

AGI:11→22


スキル:スラントを習得。


全モンスター討伐数:1

――――――――――――――――――――――――――――

どうも、okashouです。1.5週間ぶりの投稿となります。

…すみません、もう少し早く投稿するつもりだったのですが…

地下世界で決意してました。(undertaleやってました。)

次はもう少し早く投稿するつもりです。

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