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[不定期更新]拡張現実のリアリティ  作者: okashou
第1章:ARゲームの世界
3/4

2話:私、買ったの!

「BWRを買った!?人に勉強しろとか言っておきながら!?」


教室内に大声が響く。


「い、良いじゃん別に!私だってやってみたかったんだもの!」


「…いや、そこはまだ大した問題じゃない。ハル、ゲーム嫌いじゃなかったか?」


「別に嫌いではないよ?普段あんまりやらないってだけで。」



今明かされる衝撃の真実ゥ~



「ええ…もっと早く言ってくれれば面白いゲームとか薦めたのに…」


「ケンが勝手に勘違いしてただけじゃん。」


そんな会話をしながら剣斗たちはBWRの話に移る。


「というわけで、色々教えて欲しいんだよね。」


「まあ、良いけど…じゃあ…」


剣斗は時計を見る。

時計は午後1時半を指している。


「2時半にAR公園の中央広場で待ち合わせな。」


AR公園とは、ARDの開発に伴って作られたARDを使って遊ぶことができる専用の公園だ。


「ん、分かった。それじゃ、遅れないでよ!」


そう言うと小春は教室を出る。


「…元気だな、アイツは。」


剣斗も、それに続いて教室を出る。


――――――――――――――――――――――――――――


「しまった…早く来すぎた…」


剣斗は教室を出た後、すぐに家に帰り私服に着替えて家を出たのだが、時計を良く見ていなかった為、時間が分からなかった。


ちなみに、剣斗の私服は白のTシャツの上から青のパーカーを羽織って、下は黒の長ズボンを履いている。

靴は黒のスニーカーだ。


「まさか2時に着いてしまうとは…仕方ない、先に始めてるか。」


剣斗は首にあるARDのスイッチを入れ、ウィンドウを操作する。そして、BWRのプレイ開始ボタンを押した後にこう言う。



「ARフィールド、展開!」



そうすると、他人の姿だけは変わらず周囲の景色だけが変わった。そしてもうひとつ、剣斗の姿も変わっていた。


右手に黒色と赤色が混ざった剣を持ち、青色の軽鎧を身につけ、下は茶色がかった布のズボンを履いている。

(イメージとしてはFE覚○の剣士のような感じ。)


「さて、この辺の敵は…ん?あれは…」


剣斗の視線の先に居たのは…



「たーすーけーてー!!」



中型ボスの植物型モンスター、マンイーターに追いかけられている小春だった。


「何やってんの!?」


マンイーターはこの辺の敵の中ではずば抜けて強く、低レベルではまず敵わない。


「あっ!ケン!助けて!」


「言われなくとも!」


そう言うと剣斗は一瞬でマンイーターの下に近付き、一閃の下に切り捨てた。


「あ、ありがとう…」


息を切らせながら小春が礼を言う。


「アホか!いきなりあんな高レベルのモンスターに挑むヤツがいるか!」


「で、でも凄かったよケン。あんな強そうなモンスターを一瞬でやっつけるなんて!」


「…まあ、伊達にやりこんでないからな。」


そう言うと、剣斗は小春に自分のステータス画面を見せる。


その画面に小春は驚愕する。


「えっ………」


小春も街中でレベル100を越える人は見たことがあるが、剣斗はそれを遥かに越えていた。


――――――――――――――――――――――――――――

プレイヤー名:KEN


職業:剣士(ソードマン)


レベル:583


ランキング:第1位


ステータス:

HP:36723

MP:12562

STR:2263

VIT:2058

INT:1976

DEX:2023

AGI:3245


スキル:全習得済み


大型ボス討伐数:23276


中型ボス討伐数:56724


全モンスター討伐数:1276524

――――――――――――――――――――――――――――

どうも、okashouです。28日二度目の投稿となります。

ちょっと小説内で描写し忘れたところがあったのでここで描写させて頂きます。(小春の私服)


小春の私服は水色のTシャツの上から灰色のパーカーを着て、

下はブルージーンズを履いています。靴は白のスニーカー。

運動するのにスカートなんかで来るわけないよなぁ?(初期設定)


小春のBWR内の装備の描写は次話くらいで書く…のか?



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