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じゃんけんで一番強いのは

作者: 紅真

最初グー、じゃんけん、ぽん。

 ある時、グーとチョキが誰が一番強いか言い合いをしていました。

「一番強いのは俺だね、俺はダイヤモンドのように硬い」

「なら私は、レーザーカッターよ。これであなたより私が強いわ」

「なら俺は、ウルツァイト窒化ホウ素だ。地球で一番硬い石だぞ」

「そ、それなら私は……」

「どうした? 早く言えよ」

「うるさいわね! 今考えてるの」

「無理だね。ウルツァイト様には勝てないね。

 パーはどう思う? 俺が一番強いだろう?」

 すると、パーは少し悩んでからこう言いました。

「そうだね~。僕じゃ君たちに勝てそうにないや~。だから僕はね、君たちが怪我しないように、この両手で優しく包み込むことにするよ~」

「パー君……」

「パー、お前ってやつは」

 グーとチョキはパーの肩に手を置き言いました。

「負けたよ」

 その瞬間から、じゃんけんで一番強いのはパーになりました。

皆さん、パーが必勝ですよ。

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