四章~六章 キャラクター紹介
四章~六章より登場した人たちのざっくりとした説明となります。
なお、これから出番の増える演劇部のメンバーについては記載しておりません。
四章
稲影 珀露 (いなかげ はくろ)性別:男
多重人格の少年 中学3年生
月乃の故郷である田舎町で暮らす少年で、田舎の中学生をまとめている横矢の参謀的役割も担っている。緑羽とは双子の兄にあたる。
元々二重人格であったが『白塗』を手にしたことで更に人格が増え、多重人格者となった。
チャンバラの際にはシンプルな剣を一本持って戦うが、ときおり『白塗』などに身体を使われて予期せぬ勝利を収めてしまう。
剣の正体を知った大和先生の話により武川と三夜子の2人と剣の舞を行い敗北、その後剣を引き渡すが、『白塗』の人格は残ったままで、受け入れることを決意した。
剣:レベル5『白塗』 種類:片手剣 形状:ホワイトソード
刃から鍔、柄にかけて全て真っ白の剣。付属の白い筆を刃に走らせることで色を塗り能力を発動できる
能力:刃に塗った色の属性攻撃
横矢 緋鳴 (よこや ひなり)性別:女
中学生のまとめ役 中学3年生
田舎町の中学生をまとめているリーダー的存在で、前リーダーだった月乃を尊敬している。
珀露のことが好きなのだが、素直になれない性格故にその思いはまだ伝わってはいない。
チャンバラの際には薙刀のような長柄の道具を使用する。
稲影 緑羽 (いなかげ ろくは)性別:男
中学3年生
珀露の双子の弟。一見すると女の子のように見え、初めて会った時も武川達には女の子だと思われた。とにかく元気過ぎる歯止めが利きにくく、月乃とほぼ一晩電話で話したり珀露が持っていた筆に気付いて飛びかかったりしている。
チャンバラの際には小刀程の道具を両手に持つ二刀流スタイル。
『白塗』 (しらぬり)
ホワイトソードがモデルの意思を持つ剣に入っていた人格
レベル5の一振りで珀露が所持。本来は剣の中にある人格だが特異体質により珀露の中へと入ってしまった。きまぐれな性格で勝手に珀露の身体を借りてはチャンバラに参加している。
珀露の本当の人格は一切手だし出来ないが、もう一つの人格には身体の動きを制限され。それにより所持していたレベル5の板が武川に渡り、増えた能力により敗北した。
武川と三夜子に敗北後、他の珀露と話し合った結果共に過ごすことに。
五章
蒼凪 花正 (あおなぎ はなまさ)性別:女
武士が好きな従姉妹 パズル部学外部員
小学生時代武川と共に過ごしていた従姉妹。小学校卒業と共に別れ、また再び居候のために訪れた。
中学時代は剣道部の有名な学校で剣道をしていたが、卒業後は高校に通わず自己流の剣術修行をしていた結果、実力は武川と同等ぐらいに。
刀剣が好きになった武川の横で武士が好きになり、侍になるための行動をしていた変わり者でもある。
自身の誕生日の日、山で修行の最中に『模抜』を発見し持ち主となった。
剣:レベル5『模抜』 種類:その他 形状:竹光
極度の隠蔽能力を持ち、普通に腰にさげていても気付かれないほど。しかしデメリットとして使用者の存在感の消失というものもあるが、花正なら大丈夫だろうと思われている
能力を除けばただの模造刀だが、花正の武士紛いの剣術には合っている
能力:鞘から抜いた最初の物質の通過
通り魔の剣狩り 性別:男
剣狩りからの使者にして、自らの剣の能力発動のために本物のカッターナイフを持って通り魔行為を行っていた。一見すると切りさき魔のようだが話しが通じない相手でも無い。
花正から手に入れたABRh-の血液で一撃必殺の能力を手にするも『模抜』の板により増えた能力で不発に終わり、その後現れたホウさんにより気絶、剣守会へと連れて行かれた。
剣:レベル3 種類:その他 形状:カッターナイフ
能力:投与した血液による能力変化
六章
アルクス
剣狩りからも剣を狩った牧師
突如町中に建った教会へとやって来た謎多き牧師。その正体は神の名の元に悪しき刃、剣を回収していた人物。
自らの剣に加えて剣狩りより回収したフランベルクも使用して武川達と勝負するも敗北。その後は回収していた剣を全て剣守会に引き渡し、自らも剣守会に加入した。
剣:レベル3 種類:両手剣 形状:エクゼキューショナーズソード
死刑執行人の剣という名を持つ剣。振り下ろすという用途に特化しているため先端が丸くなっており、突きには使えない。強力な能力に見えるがいくつかの弱点も存在する
能力:能力の無力化
陽花 紫音 (ひばな しおん)性別:女
転校生にして三夜子の幼馴染 二年C組 演劇部
小中と三夜子と同じ学校で「みゃーこ」というあだ名を付けて呼ぶほど親しい仲。萩浦とは高校まで同じで転校先の高校まで同じもはや腐れ縁の仲。三夜子のルームメイトである押川と出会った瞬間意気投合し、学生寮は三夜子、押川との三人部屋に。
萩浦と共に剣士団というグループに所属し、剣が集まるアルクス牧師の教会と演劇部の調査の為に転校して来て、三夜子の誘いを断り演劇部へと入部した。
剣:レベル2 種類:その他 形状:ヴァジュラ×2
持ち手の両側に四枚ずつ刃が付いている特殊な剣で、振り回すことで一回に最大8発の攻撃を可能にする。能力にはデメリットがあり、怒りやすくなる
能力:身体能力の強化
萩浦 翔一 (はぎうら しょういち)性別:男
転校生にして武川のルームメイト 二年A組 パズル部
夏休み明けに転校して来て、武川の寮のルームメイトとなる。
アルクスによる陽花の危険に真っ先に飛びだし。後に合流した武川、月乃との勝負に敗れスパイであることを話し、協力することでアルクスに勝利した。
その後剣士団は剣守会と同盟を結び。自らはパズル部へと入部した。
剣:レベル3 種類:片手剣 形状:ファルシオン
刃の部分に空気を通す穴の空いた剣。ハーモニカのようなこの穴に空気を通すことで能力を発動することが出来る
能力:衝撃波の放出
七々橋 双海 (なのかばし そうみ)性別:女
三夜子の姉で、大和の妹にあたる七々橋家の長女。両親が居なくなり、剣を手にしたことで願いを叶える為に家を出ていたが、一区切りついたからと急に帰ってきた。
さすがは三夜子の姉と言うべきかかなりの変わり者で、陽花曰く三夜子と押川を足して二で割ったような性格。
その他種にあたるブーメラン型の剣をギターケースに入れて持ち歩いている。現状能力などは不明。
四人組の剣狩り
剣狩りからの刺客であったが、実力はそれほどでもなく、一人はアルクスに、他三人も陽花に倒され剣守会に連行された。
ここまでで六章、ようやく折り返し地点という所です。四~六章は『夏休み編』となっているのですが、六章の始まりですでに夏休みは終わっていましたね。
次回より第七章、『強敵遭遇編』となります。
次のキャラクター紹介は九章が終わったころでしょうか。
それでは、