表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

その一

これは作者の体験をもとにしたフィクションです。

『大丈夫、大丈夫…だって…』



 ある街に一人の女の子がいました。名前はリカといいます。リカは極度の人見知りでした。それでも、ナノハという友達がいました。リカもナノハもお互いが大好きでした。幼稚園からずっと一緒だったのでリカはナノハさえいてくれればいいと思っていました。

 小学校にあがってナノハはみんなの輪の中心にいるようになりました。リカにはナノハ以外の友達が出来ましたが、それでもリカにとってはナノハが一番でした。徐々にナノハはリカ以外の子ばかりと遊ぶようになりました。リカはおとなしい子で、派手なナノハには物足りなかったのです。そして、二人はしばらくの間それぞれの友達と遊ぶようになりました。

 久しぶりにリカとナノハは遊ぶことになりました。ナノハはその後友達と遊ぶ予定でした。凄く楽しみにしているナノハを見て、リカも嬉しくなりました。しかし、集合時間になってもナノハの友達は現れませんでした。とうとうナノハは泣いてしまいました。どうしてと、嘘をつかれたと、仲間はずれにされたんだと、わあわあ泣いてしまいました。リカはとても驚きました。ナノハが泣くところを初めて見たからです。

 そして、リカは一つのことを決めました。


 ー何があっても、どんな扱いを受けてもナノハの側にいよう。笑顔でい続けよう。だって…ね?絶対に裏切るようなことはしたくないから。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ