第四十一話 ギンリョウソウを招く唄
人間は創造主がつくった傑作である。だが誰がそう言うのか――人間である。
~ガバルニ~
「はぁ……」
大きなため息をこぼすと、彼女は机にその豊満な体を預けた。
小覇王と呼ばれるその人は、今自分自身が直面している問題に頭を悩ませていた。
「一手、そうよ。あと一手足りない」
孫策はどうしたら良いものかと椅子に深く腰掛ける。
反董卓連合以降、各勢力の動きが活発化している。もはや己が持つ野心を隠そうともしていない。抑えるべき漢王朝が既に虫の息の今、大陸を巡る戦いの足音がすぐそこまで来ている。
露骨に動きを見せているのは、広大な領土と大量の戦力を持つ袁紹。
おそらくはあの波才がいる公孫賛軍が標的だろう。
袁紹自体はどうという事はないが、彼女が持つ戦力は強大だ。曹操のような精強さは持ち合わせていないが、十万という膨大な兵の数はまさに「戦いは数だよ、兄貴」を再現したかのような力を誇る。
さらに袁紹の富んだ土地と財産は、その膨大な兵を養ってなお余りある資源だ。戦が長期にのぼれば、その差が顕著に見えてくるはずだ。
対して公孫賛軍は三万と少し。更に土地がらからか、商業の中心から離れてしまっている。兵も資源も袁紹には叶わない。
恐らく大多数の人間が、袁紹の勝利を確信するだろう。
ならば私は少数派の人間だ。
動きこそ表で見えてはいないが、裏ではどう動いているのか。
波才は袁紹が高笑いして上を向いている内に、何をするつもりなのか。この地からじっくりと見定めるつもりだ。
彼らの影に埋もれ気味であるが、主君である公孫賛も中々のくわせものだ。
以前は人が良く、腹の探り合いもできない小娘かと思っていたがどうして。軍議での彼女の動きは中々に面白い。
なんせ軍議を袁紹や曹操のように中心いるわけでもなく、私達と同じ外野から操っていたのだから。
一見ただの有象無象のやからと思わせ、己の何気ない一言で中心の人間に自分の望む言葉を引き出させる。
これは同じ外野でも、私達のような人間にはできない。何故なら私達は目立ちすぎる。
江東の虎の娘、人を集めるべく広める武勇が彼らの警戒心を煽ってしまうのだ。
だが公孫賛は違う。聞こえる噂は平凡な君主、故に誰も気にも止めない。
どうしても私達や曹操、劉備といった人間の影に隠される。それを知ってかどうかは知らないが、彼女は逆に利用しているのだ。
友である劉備、そして単純な袁紹は私達と違って与し易い。
何より袁紹が総大将という立場にした事が、裏目に出てしまった。
董卓が不振な死を遂げた話題が出た瞬間、それまで疲れた風貌であった公孫賛の目が、一瞬鈍く輝くのを私は見た。
面倒くさいことや、難しい話が嫌いな袁紹にすかさず話題を振り返す。そして私達の上に立つ袁術にも声をかけたのだ。
この二人はそれぞれが私や曹操、劉備といった人間にことごとく手柄を奪われている。
最後に洛陽の一番乗りを果たし、ようやく手柄の一つも立てたかと思えば、その董卓がまだ生きているのではないかという話を振られたのだ。
下手をすれば自分たちの活躍が無になり、あまつさえ逃亡を許した責を咎められる。
とうていその話は認められるものではない。口々にその噂に対して罵倒を飛ばし始めた。
ここまでならばまだ私達も声を上げる事が出来た。
董卓の副将である賈駆が洛陽で公孫賛の配下となっている以上、その公孫賛自体がこのような動きをしている以上何かがあるという事は明確だった。
しかし彼女はそれを潰してきた。劉備にも声を上げさせたのだ。
董卓云々以前に、苦しむ民を見て悲痛な思いであった劉備は、「それよりも今は洛陽をどうするべきかと思うぞ。劉備はどう思う?」と言う言葉を振られた後、すぐさま同意を示し救済案を取り上げた。
不味い、このままでは話が流れる。そう思った時にはもう遅かった。
曹操が声を上げるが、既に流れは四人もの勢力を確定している者達に向かっている。
『総大将である袁紹がそう決めた、ならそれしかないだろう。それとも曹操、お前はお前が認めた総大将にもんくがあるのか?』
『何ですって!?曹操さん、それはどういう意味ですの!?』
『まぁまぁ、袁紹も落ち着いて。それよりも今後どうするか、洛陽の街についての事が重要だろう。まさか曹操は洛陽の街を放ってそんな根の葉もない噂に兵を裂くつもりか?それはあんまりだぞ?』
お人好しの劉備が、険を深める。
何より総大将が決めた方針は連合の方針。それに逆らえるはずがない。逆らうのならば連合から抜けるしかないのだ。
抜けたのならば、一番疑わしき公孫賛を追求する事すら不可能。
さらには最後の最後に根も葉もない噂を信じて洛陽の民の手助けを行わない。適当な理由をつけてすぐさま帰っていったという、曹操自身に対する信憑性にも繋がってくる。
結局曹操は苦々しい顔で公孫賛を睨み付ける事しかできなかったわけだ。そのまま董卓は死んだと決定づけられた。
少なくともそんな二人が袁紹如きに出し抜かれるという事はないだろう。
旧董卓軍を吸収に成功した彼らの軍は、もはや大陸の一強にも数えられてもおかしくはあるまい。
故に、その戦いは大陸中のものが見守るものになるであろうが。
「問題は私達……か」
このままでは私達は見守る以前に、そもそも土俵に上がる事さえできないだろう。
せっかく波才達から玉璽を託されたというのに。
玉璽を片手に馬鹿な袁術から上手い具合に引き出せれば、あとはあの猿は勝手に木に登って落ちるだろう。
だが落ちた猿を締め上げるはずの私達は、数と手が足りないのだ。このままではまた木に登られ、反撃を受けてしまう。それでも負けない自信はある。袁術の兵如きに負けるほど、孫呉の兵は脆弱ではない。
だが、時間を取られてしまう。
じっくりと準備していては遅いのだ。電撃戦の如く、電光石火で戦いを終わらせる必要がある。
そうでなければ、今ある資源を無駄に消費し、例えこの地を取り戻したとしても統治が行き届かなくなってしまう。それでは意味がないのだ。
「……本当に、どうすればいいの」
これは孫家が生きるか死ぬかの瀬戸際。私達は一方後ろに足を退けば、あとは崖の下へと真っ逆さまであるというのに。
だが何も湧かない。考えれば考えるほど泥沼にはまっていく。ここ最近冥琳もその事で行き詰まっているのか、いや他の武将達も随分とぴりぴりしている。
「お母さん……あと、あと少しなのに」
一手、そう大きな一手が彼女達には足りなかったのだ。
■ ■ ■ ■ ■
気分を変えるべく、孫策は街へと繰り出した。
まだいくつか仕事は残ってはいたが、こう陰鬱な気分では何もする気が起きなかったのだ。
「こんな時は、お酒を飲むのが一番なんだけれど……」
果たして、この胸の中で渦巻く苦悩がはれるかどうか。
彼女自身でさえ、それは解らない。ただこうして一人悩み続けていても、何も解決しないのもまた事実。
「……そういえば、確かこの先の通りの屋台。いいお酒とつまみを出してるって兵士達が噂していたわよね」
向かう途中、誰もが孫策へと声をかけてきた。
商売を営んでいた店の店主が、遊んでいた子供達が、会話をしていた老人達が、誰もが彼女へと尊敬と親しみを込めて声をかけてくるのだ。
孫呉の民全員が実に幸せそうに笑っており、その笑みは何よりもかけがえのない自分の助けになるはずであった。
だが、今の自分にその笑顔はあまりにも重すぎるものであった。
原因は分かってはいる。
彼らの期待に応えられる自信が、今の私は持てないのだ。この笑顔は私が行ってきた事に対しての結果であり、何よりも支えとなるもの。
だがこの時ばかりはそうは感じられず、ただ己の心を絞めるものとなっている。
そう感じてしまう愚かな自分になおのこと苛立ち、彼女は額に汗を浮かべながら笑顔で彼らとの会話を切り上げる。そして逃げるように歩みを進めた。
何をしている孫策。それが江東の虎の娘がのすることか。
歩みは早くなるばかりであった。走り出さぬよう己を抑えるのに精一杯であった。
いったい自分は何から逃げているのだろうか。この心の底から沸き上がる焦燥感に苛立ちを覚える。
気が付けば彼女は目的地のすぐ近くまで自分は来ていたようだ。
情けない、そう呟いて静かに目を閉じる。
焦っても何も始まらない。嘆いていても何も起こらない。逃げていても何も残せない。
落ち着きを取り戻すために息を整えると、「よしっ」と呟いて再び歩き出した。
この険呑な心の汚濁、まずは酒を飲んで流し去るべきであろうか。その上でまた考えればいい。
きっと新たな光が見えてくるはずだ。
そう心を落ち着かせた彼女の目には、例の屋台の姿が見えてきた。
なかなか小綺麗な屋台だ。大筆で書かれたであろう看板が横には置かれており、もくもくと調理中なのか湯気がのれんの間から立ち上っている。
名を『安心院』、何故か安心出来ないのは気のせいであろうか。だが屋台から漂ってくる匂いは、実に食欲をそそるものであった。
噂に相違はないようだ。これは酒の方も期待できるというもの。
先ほどの陰鬱な面持ちはどこへ消えたのか、孫策は笑みを浮かべて屋台に近づく。するとのれんから見え隠れする女性の後ろ姿がぼんやりと目に入った。どうやら先に先客がいるらしい。
こんな昼間に酒を飲むなど、なかなか粋な人間ではないか。
と、全く自分の軍師の事を顧みず、文字通り胸を弾ませながら思いながら彼女へと近づく。
するとどうだろう、どうもその後ろ姿は自分の知っている人間のような気がしてならない。
「え?祭?」
のれんからのぞく白髪、そして服装はどう考えても自分のよく知る武将にしか見えない。
「昔はのぉ、冥琳も祭様祭様と言って甘えてきたものじゃが。今やあのようにかわいげが無くなり、今のように酒を飲んでいるとすぐに仕事しろだの口出ししてくるんじゃ」
「あ~そりゃ眼鏡が原因だな」
「なぬ?眼鏡とな」
「よくよく考えてくださいよ、眼鏡なんて本の虫ぐらいしかつけてないでしょう。本呼んでガッチガチにかたまちゃったから、きっと祭さんが酒飲んでると怒鳴るんですよ。だから眼鏡をたたき割ってあげれば、きっと彼女が眼鏡に蓄積していたお堅い成分が全部抜けるはずです」
いや、それはおかしい。
……ちょっと待て。この声はまさか。
「おおぅ、それは名案じゃ!やるのぉ店主、これはわしの奢りじゃ。飲め、うまい酒じゃぞ!」
「それウチの酒……ま、いっか。いただきます」
「うんうん。それにしても……そうか、まさか冥琳が鬼になった原因は眼鏡にあったのか。ならば一刻も早く冥琳の眼鏡を破壊しなくては!」
「……馬鹿言わないの祭。そして単経、何であんたがここで祭に変な事吹き込んでるのよ。というか祭、貴方真名を単経に許したのね」
流石にこのまま見ていては、冥琳の眼鏡が危ない。というか今の冥琳にそんな無謀なまねをする事は、火に油ではなくガソリンをぶちまけるに等しい。
声をかけざるをえない、というか何をしてるんだこいつら。
屋台に立つ波才の前掛けには、何故かデフォルメされた蜀の関羽が描かれていた。
仮面は狸の妙な物をつけており、見ようによっては……いや見なくても変質者だ。
「おお、策殿ではないか。ほれほれ、まずは一杯」
「……まぁもらうけど」
なし崩しなしに席につく。どうも祭は完璧に出来上がっているようだ。
祭は信用が出来る歴戦の将、それがこうまで心を許すなら少なくとも敵ではないはずだ。
「……!?」
っちょ!?何このお酒。すんごいおいしい!
のどごしが柔らかく、ほんのりと鼻孔を清涼の酒の香りが通り過ぎる。それでいてさっぱりと煩わしい後残りが一切無い。
しかもこれ、お酒の主流である濁り酒じゃない!?
「ほら、前話していた米から作るお酒ですよ。出来具合はいまいちですが、まぁあとは少しずつ試行錯誤を重ねていくつもりです」
「嘘……これでも美味しいのに更に上があるの!?祭、もう一杯ちょうだい」
「ううむ、これは単経が出した少ない酒じゃからそう焦らず、ゆっくりと味わうべきじゃぞ」
「祭さんの言う通り、孫策さんそれ数少ないんだから味わって飲んでくださいよ。幽州にだってあと十数本しかないんですから」
「……雪蓮」
「ん?」
「真名よ真名。祭が許しているんだったら私だって託すわ。このお酒に誓ってね」
「ようするに、もっとよこせと」
「そういうこと♪」
苦笑しながら波才は最後の一本である純米酒のふたを空けて二人に差しだす。二人はそれを愛おしそうに見つめると、とくとくと自分の器に注ぎ始める。
孫呉の女はそろいもそろって酒好きのようだ。
「っで?なんで単経がここにいるわけ?」
「普通それを最初に聞くもんじゃないですか」
ほんのりと顔を赤らめながら、うっとりとした目で波才を見る。どうやら随分とお気に召したようだ。
しかしお酒を飲んだ女性というものはどこか無防備であり、なかなか目のやりどころに困る。
波才は仮面の下で頬を赤くなり、慌てて背を向けた。
「以前お邪魔するといったでしょう」
「そうねぇ、でもこの時期に来るって事は何かしらの思惑があるんじゃない?」
「単経、皮とつくねじゃ。つくねはからしで頼むぞ!」
「はいは~い。……それじゃぁ、私は何を望んでいると?」
「私達と仲良くしたい、とか。貴方達、公孫賛軍の今の立ち位置は結構危ない所にある。例え袁紹を倒したとしても、その先にある曹操との戦いは疲弊している貴方達にとって厳しいものになる。」
「策殿は何か頼まれないのか?」
「へ?ああ、じゃぁ祭と同じ物をちょうだい」
「はいはい、今焼きますね。……う~んまぁそんな所ですかね。反董卓のように、反曹操の同盟を組みたいのですよ。袁紹は飲み込めますが、曹操は取り逃がす可能性が高くて高くて。曹操の領土は全部くれてやっても構いません。また、南方面は全て孫呉が取り締まって構いませんよ?」
「ふ~ん……つまり天下を二分するって事?」
「さぁてねぇ。劉備もついでに取り込んでおきますので、そこらへんの折り合いはお二方でつけてくださいな」
「随分勝手なお話ですこと……」
「た~ん~け~い~つまみはまだなのか?」
「「少し黙っていてください(なさい)!」」
本当にこの世界の人間は剛胆と言うべきか、唯我独尊と言うべきか。マイペースにも程があるものだ。
「どちらにしろ、それには孫呉の独立が必要不可欠。袁術との同盟は負担にしかなりません。あんな時勢すら読めぬ愚か者につきあってられるほど暇でもないのですから」
「同感ね……でもねぇ単経。今貴方一人じゃない、どうやって私達に手を貸すつもりなの?」
「それは……ありゃ?」
突如素っ頓狂な声を上げた波才に、二人の女将は首を傾げる。
まいったなと仮面の下の頬をかく姿は、先ほどまで見せていた黒い影の欠片も無かった。
「どうしたの?」
「いやぁねぇ、ちょっと在庫が。お~い、お手伝いさんちょっとそこの箱持ってきてくれません?」
「ん」
屋台の裏からお手伝いと思わしき女性の声発せられ、二人の耳に入る。鈴が鳴るような、幼さをまだ残す声。だがどこか力強く、何故か孫策は自然と腰にある剣に手を伸ばしてしまった。
なんだ?この異様なほどの威圧感は。
「ほほぅ、単経。お主手伝いなど雇っておったのか?ここ数日で初めて知ったが」
「そりゃそうでしょうよ。つい最近見つけて来たんですから。いや、前からいたんですが手伝いたいって迫られたもので。多分店じまいの後のまかない目当てかと」
数日前から通っていたって……報告しなさいよ。
そう思い軽く祭を睨むが、どこを吹く風と目を逸らされた。
孫策は単経の事を知らせなかった事よりも、このお酒が数日間も見逃されていたということにいらついているようだ。
酒好きの彼女として、このような美酒を逃し続けた事は、あまりにも惜しむべきことなのだから。
そして屋台の後ろの扉が開くと、先ほどの声の持ち主が姿を現した。
波才は仮面の下で笑顔を浮かべながら、彼女を迎える。
「これ……ん」
「どうも。っよしと、え~と皮はたれでいいんですよね?……あれ?なんで二人とも固まっているのですか?」
黄蓋、孫策両名は動けなくなっていた。
今自分が目の当たりにしている現実が、あまりにも予想も想像もつかないものであったからだ。
目を大きく飛び出さんばかりに見開き、ただ呆然と口を開けて呆ける事しか出来なかった。
やがて、堪えきれなくなったように孫策は大声で笑い出す。
「……は、はははははははははははは!」
「さ、策殿?」
「だって、だって笑うしかないじゃない。ああ久しぶりに笑った。もう貴方はどれだけ私を楽しませてくれるのかしら」
ひぃひぃと苦しそうに胸を押さえながら、なおも笑い続ける。
ようやく収まると、睨むように単経を見つめる。本当に、この男はなんなのだろう?
大馬鹿者か、道化か。それとも私達の想像すら及ばない策士か。
「……え~と、よくわからないですが。取り合えず恋ちゃん、この焼き鳥食べる?」
「……ん♪」
困ったように、単経はちょうど焼き上がった焼き鳥を側にいる女性に。自分がお手伝いとして雇っている女性に。
天下無双と呼ばれる猛将、呂布へと差しだした。
呂布は目を輝かせながら、それを美味しそうに差しだされるままに咥えたのであった。
最近、『魔法使いの夜』を買いました。で、買っただけで満足しました。
次ぎにお前は『やれよ』と言う(ゴゴゴ
なんて馬鹿な事はほどほどにして、取り合えず明日からやります。そして明日、私は明日からやりますと言うでしょう。
ちなみに孫呉設立編は書き終わっており、一応伏線になっているので何で波才が孫呉にいるのか考えるのも面白いかもしれません。というか後付けで伏線にしました(おい
あ、それで評価ptの方を入れていただいた皆様、本当にありがとうございます。
お気に入り登録された皆様、こんな作品お気に入りする優しい心を持っていると、間違いなく悪い人に騙されます(おい
おかげさまでPVが五百万超えていました。一年書いては来ましたが、我ながら随分と長続きしたもんです。
これからも、よろしければ評価のほどをよろしくお願いします。
……一年も経っているのに中々上達しない執筆力に泣いたorz