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盾にされた私、異世界ではただの猫です  作者: 蛇目菊 欲狐
第1章
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02-森への一歩

一歩を踏み出そうとしたその時、早速問題に気づいた。

身に付けていた衣類が、そのまま地面に落ちてしまったのだ。


少し調子に乗って歩こうとしたら、これだ。

前の世界なら、「これだから無能だ」と怒られていただろう。

気を引き締めなければ。


「変身」は一定時間しか効果が続かない。

切れると人間姿の裸体を晒すことになるため、周囲に人がいなくても気になる。


服は前の世界のスーツから、質感のいい優しげな白のワンピースに変わっていた。

きっと、あの時やさしく声をかけてくれた方が、配慮してくれたのだろう。

上質な服をそのまま置いておくのは忍びなく、猫でも首に下げられるネックレスのような形に変えてみた。

これなら持ち運びも安心だ。


足元を見ると、ひらりとメモのようなものが落ちていた。

「自分自身を『鑑定』しなさい。貴女の持つ他の能力が確認できる」

短い言葉ながら、急ぎながらも伝えてくれたのだろう。


早速、自分を「鑑定」して能力を確認する。

ひと通り確認を終え、ようやく森へ歩みを進められる準備が整った。


さあ、ここからが私の人――いや、猫としての新しい人生の第一歩だ。

一歩、森へ踏み出した。


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