家族旅行の良さが分かるまで10年以上掛かった話
最近になってようやく旅行の楽しさが分かってきた。
こう感じるまでに10数年かかったかもしれない。
結婚して家族が増えてからも沢山色んな所へ旅行へ行った。
子どもが小さい頃は荷造りだけでヘロヘロになり、家を空けるまでに色々やらないといけないこともあり、それだけで一苦労だった。
1泊2日でも荷物が多いのに2泊3日しようものなら、夏場なら沢山の着替えが必要になる。
そして旅行の準備をしていると、子どもたちのパジャマなど私服も小綺麗なものを用意してあげたくなる。
もちろん自分の服だってシミの付いた服ではせっかくの旅行先なのに気持ちも上がらない。
なので子どもたちの服や自分の服など新調していると、準備だけなのにお金が吹っ飛んで行く。
旅行へ行くだけでも宿代、レジャー費、食事代、お土産代が掛かってくると言うのに毎回準備の段階からもお金が容赦なく飛んで行く。
そして私は子どもたちと自分の荷造りを1週間くらいかけて少しずつしていく。
一方旦那さんは前日に荷造りをするタイプで自分の分だけササっと準備して終わりだ。
こちらはとてつもなく行くまでに荷物の準備やら色々あるのにも関わらず一人気楽でいいなぁーと思いつつ、旅行へ行ったらご飯、洗濯(帰ったら山の様に洗濯物があるww)のことを考えなくて良いと思うと頑張って準備してしようと思える。
そしていざ旅行の日!!
色々観光に周りバタバタだけど楽しい時間。。。
夕食はバイキングだ。元を取りたい私は気合いも十分だ!ただ現実は思う様には行かない。
子どもを抱っこしながらお盆を持ち、子どもがほしいと言うものを髪の毛を振り乱しながら取り、自分でやりたい、持ちたいと言っているのでやらせてはみるが、お盆から茶碗を落としてしまいそうで見ていてもヒヤヒヤして落ち着いて食べてられない!
フライドポテトやコーンスープ、カレーを気に入り暫く静かに食べている数分の間に、自分の好きな天ぷら、寿司、ステーキやらを急いで取りに行く!
全然ゆっくり食べてられない。後半は動く元気もなくなり、旦那さんに取ってきてもらい私は完全に食べ役に。
こんな日くらいゆっくりさせておくれ、、、。
旦那さんほんまありがとう。。。
10年以上経ち今では子どもも成長し、自分でドリンクバーへ行き、お盆を自分で持ち好きなものを取りに行くまでになった。
なので小さいお子さん連れのパパさん、ママさんを見ると昔はああやったなぁーと、とても懐かしく見えてとても微笑ましく見ている。
大変だったけれど、とても賑やかでとても楽しかった思い出となっている。
少し落ち着いた我が家も、これからも変化しながらやっと旅行と言うものを心底楽しめる様になって、その地域の良いものも沢山吸収して体験し、リフレッシュしてまた日常を過ごしていけたら最高の思い出が増えて行くことだろうと思う。