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狼と魚  作者: 若松ユウ
1/5

プロローグ

 きかせておくれ

 かなしき恋のエピソード

 

 かたりましょう

 いとしき愛のストーリー


  *


 童話や伝承の世界では、ヒトとヒトに非ざるものとのあいだに生まれた子は、忌み嫌われる存在であることが多い。

 ラミアーしかり、ミーノータウロスしかり、神話における半人半獣の生き物は、退治されるべきものという役割を与えられている。

 これは、多数派であるヒトが自分と仲間を守るため、得体の知れない少数派を排除しようとする意識に他ならない。


 では、ここで発想を飛躍させ、半人半獣の生き物が多数派を占める異世界について考えてみよう。

 舞台は、大きく分けて三つ。人狼族が住まう森、人魚族が住まう海、そして、その狭間に取り残された小さな湖。

 まずは、先に挙げた二つの舞台の話から始めよう。

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― 新着の感想 ―
[一言] ヒトとヒトではないもの、ではなく、ヒトではないもの同士が主人公なのですね。 狼と魚というタイトルですが、やはり陸に生きるものと、水に生きるものとでは争い、傷つくことになるのでしょうか。ヒト…
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