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進級!

四章始まります。

「どっか行くのか?」

 いつもより綺麗めなお洒落着に身を包んだ穂波(ほなみ)が、もぐもぐと朝食のパンをインスタントコーヒーで流し込んでいる俺の隣に座った。


 穂波(ほなみ)はルーズな部屋着で長期休暇を謳歌している兄を、煙たがるような表情を浮かべて

「別にいいでしょう。久しぶりに休みを満喫できるんだから」

 とそっけなく言う。

 穂波(ほなみ)は長い受験生活を終え、この春から高校生となる。入学するのは俺の母校、県立神宮(かみのみや)高校だ。ここいらでは一番の進学校だから、それなりに勉強に励まないと入学することは出来ない。穂波も夜遅くまで勉強していた。

 それは俺も通った道だし、羽を伸ばしたいという妹の気持ちは痛いほど分かる。


 それはそれとして。

 親父もお袋も、穂波の合格を俺が受かったときより喜んでいる。なぜだろうか。

 いや、確かに俺のほうが模試の点は良かったけど、評定がギリギリだったから、むしろ俺のほうが危うかったよ?

 とかそんな文句が無いでもなかったが、俺自身も穂波の合格を俺の合格より喜んでいたので、まあ良しとしよう。


 愛するの妹の楽しそうな姿を見て、気を悪くする兄がどこにいようか。


「いや、別に非難したわけじゃないし」

「あっそう。なんでもいいけどお兄ちゃんもいい加減、妹離れしなよ。もう高校二年生なんだから。じゃなきゃ美幸さんとか梓さんに笑われるわよ」

「へいへい」

 すでにとある美少女に百種千姿万態ももくさせんしばんたいの理由を以て笑いものにされているという悲しい事実は、兄としての威厳を保つためにも、今ここで明らかにすることではない。


「あ、見て」

 穂波は、朝の時報代わりに流しているテレビの方を指差した。


『橘グループ傘下の橘電気ハンガリー支社が、今夏からの始業に向けて着々と準備を進めています。同社は戦後日本の復興に尽力した企業で、世界経済に大きな影響を与える企業の一つとして、世界中の経済学者や投資家たちから熱い視線を受けています。次のニュースです……』


「美幸さんのお家もすごいよね。お兄ちゃん知ってた?」

「いや知らんけど」


 コーヒーをぐっと飲みながら、黒髪をなびかせ心底楽しそうな笑みを浮かべながら、俺を罵倒する少女のことを思い浮かべた。

 朝のニュースをきっかけにクラスメイトのことを思い浮かべるという体験も、なかなか経験できるものではない。

 橘グループというのは、橘の一族がトップを務めている日本有数の大企業だ。電化製品を始め、自動車、船舶、重機、医薬品、はたまた住居まで手掛ける複合企業(コングロマリット)である。

 普段は考えないのだが、そのような大企業経営者一族の娘となれば、橘美幸という人間は俺にとっては雲の上の存在であり、普通なら口も聞けないようなお方である。現代のプリンセスと言って過言ではない。


 もしかして彼女は俺がそんなお姫様に気後れしないように、敢えてああいう生意気な態度をとっているのかもしれない。それはない。


「ふーん。でもなんでハンガリーなのかな。ハンガリーって東欧だよね。ドイツとかフランスとかなら分かるけど」

 そう言って穂波は、ヤマザキが作ったフランスパンに、アヲハタが作ったフランス原産のコンフィチュールを塗っている。コンフィチュールというものはどこからどう見てもただのジャムなのだが、コンフィチュールと言い張っているから多分コンフィチュールなんだろう。フルーツを砂糖で漬けて煮込んだものらしい。

 やっぱりジャムじゃん。


 コンフィチュールとは、という問いが哲学的な領域に入る前に現世に帰還した俺は

「……東欧って言うと、ヨーロッパの中じゃ人件費が安いほうだろ。だから人雇ってモノ作るのには便利なんじゃね? 知らんけど」

 と妹の問いに答えた。


「あーあ。なんにせよやんごとなきお方でしょう。そんなお嬢さんとお近づきになれる機会なんてなかなかないよ。お兄ちゃん分かってるの?」

「……うーむ」

 それに関して、苦々しい感想以外抱けないのは俺の責任なのでしょうか、そうでしょうか。

 自分の落ち度が一体どこにあったろうかと、一年前からの行動のことをウンウンと思念している間に、穂波は「あ、やば」と時計を見ながら、朝食を掻き込んで、ドタバタと家を後にした。

 忙しいことで何より。


 だが俺も春休みだからといって、四六時中家に引きこもっているわけではない。


   *


「ちょっと休憩しようか!」

 ネットを挟んでテニスコートの反対側にいた各務原の言葉に応えるように、俺はラケットを上げた。

 それから球を拾って飲み物を置いてあるところまで移動する。


 朝食を一人寂しく食べた後、運動着に着替えて、県内にある運動公園まで自転車を漕いでやってきた。 

 そこで待ち合わせたのは、以前放送部の活動の一環で練習に付き合った、各務原(かがみはら)である。

 宿題と読書以外食って寝るだけ、という俺の極めて不健康な生活に、電話一本で終止符を打たせた男である。かの邪智暴虐の某(橘さん)でさえそんな強権を振るったことはない。


「短期間の内にかなり上手くなったな。流石は次期部長」

 彼のもとまで歩いた俺はそう声を掛けた。

「おいおい。そいつからエースをポンポン取るやつがよく言うぜ」

 各務原は苦笑いした。

「俺はサーブだけは高校級だからな」

「それは違いない」


 各務原は首にかけたタオルで汗を拭いながら、ペットボトルを傾け、一口ドリンクを口に含んでから

「春休みになってから、花丸は何してたんだ?」

 と俺に尋ねてきた。


「別に何もしてねえな。……妹が今年から高校生だから、家はそれなりにバタバタしてたが、俺は基本暇してる」

「へえ。妹ちゃんはどこの高校?」

神宮(かみのみや)だよ」

「へえ。今度紹介しろよ」

「お前にはやらん」

「いや、なんもしねえし」

「男の『大丈夫! 何もしないから!』ほど信用できない台詞はないと、母ちゃんに習わなかったのか?」

 俺が誰かさんに同じような台詞を言ったことがあるという事実が頭をよぎったが、各務原は無論そんなことを知らないので、黙っておくが吉。


「なんだそれ」

 各務原はそんな事情も露知らず、可笑しそうに笑っている。


「他になんか変わったことは?」

 笑みを顔に浮かべたまま再び尋ねてきた。

「……何もしてないからそれもないだろ」

「そりゃそうか」

 ニカッと笑う各務原を横目に俺は汗を拭き、スポーツドリンクを口に含んだ。


 実を言えば、ちょっとした事件はあった。


 春休みに入ってすぐに、萌菜先輩に呼び出されていたのだ。


 名古屋の喫茶店で机を挟んで向かい側の先輩は、少し(やつ)れた顔をしていた。


 彼女は単刀直入に言った。

「私、転校することにした」


 一瞬言葉に詰まった俺が、ようやく口にしたのは労いでも慰めでもない 

「……どこにですか?」

 という淡白な言葉だった。


「大阪の学校。一応あっちが地元だから。明日立つよ」


「……ちゃんと言うべきことは言えたんですか?」

「言ったよ」

「……そうですか」

 萌菜先輩の恋物語を垣間見ていた俺はそれの意味するところをすぐに理解した。


 俺の表情が暗くなったのを見てか先輩は

「気にやまないで。私は自分で判断してそうした。だから後悔なんてしてない。相談に乗ってくれてありがとう。いつか会えたら、飲みにでも行こうね」

「えー、先輩の愚痴の相手かぁ」

「責任取るって言ったじゃん」

「俺はそんなこと言ってないですよ」

「じゃあ責任取って」

「いいですけど、その代わり俺を先輩のお婿さんにしてください」

「それは嫌」

「即答かよ」

 先輩はコロコロ笑った。彼女はひとしきり、涙が出るほどに笑って、火照ったように赤くなった顔を、パタパタと手で煽ぐ。


「……なんか疲れた顔してたからちょっと心配しましたけど、案外ケロッとしてたので安心しました」

「流すものは流したからね」

 先輩は目から(こぼ)れる涙を指で拭いながら言った。

「……そうですよね」


「こらこら駄目だぞ少年。旅立つ人を送るときにそんな湿気た顔してちゃ。笑え!」

「ニパー」


 俺たちは店を後にし、電車の改札口の方へと歩いていく。萌菜先輩は地下鉄を使うので俺とは違う改札なのだが、せめて最後は見送ろうと思い、彼女についていった。


 そして改札口の前で

「少年、夢はある?」

「……夢ですか?」

「そう、夢。何事にも代えられない夢。その夢のためなら何かを失うことも(いと)わない。そういう夢がある?」

「……俺は」

「私にはたしかにそうだと言えるものが、あった。いや、前まではそう信じていたものがあった」


 俺が何も言えないでいると、彼女も何か言うのを待っていたわけではないらしく、話を続ける。

「男に振られたぐらいでボロボロに傷ついて、地元にとんぼ返りしようとしている女の言うことなんて、響かないとは思うけどさ」

「俺はそんなこと思いません。先輩は今だってかっこいい先輩です」


 萌菜先輩は静かに笑い

「花丸くんはうちが病院ってこと知ってる?」

「はい」

 橘が熱中症で世話になったのも、胡桃が入院しているのも、彼女の親や親戚が経営している大海原病院である。そのことは以前に橘より伝え聞いていた。


「彼のことだけじゃなくて、私にはしたいことがあった。家が病院だから医者になるっていう未来とは違うものを見ていた。だけどそれもいつの間にか諦めちゃったんだよね。夢とは、誰もが見るがほとんどの人間が諦めるもの。私は大勢の人と同じように、何かを失うのが怖くて、結局それを夢のままにしてしまったんだよ」

「……先輩」


「何かを得たいなら何かを失う必要があるって、当たり前のことなのに私は分かってなかったんだ。……君にはそれを分かっていてほしい」

「肝に銘じます」


 そこで先輩は表情をふっと緩め

「あと年上のお姉さんからもう一つだけアドバイス。美幸ちゃんと梓ちゃんとは仲良くするんだよ」

 と微笑んだ。

「善処します」


「先輩」

「ん?」

「いい医者になってください」


「言われなくてもだよ。……じゃ」

「さようなら」


 萌菜先輩はそう言って、ダークオレンジのベレー帽を被り雑踏の中に消えていった。

 その後ろ姿はどこか寂しげだった。

 先輩は俺に気に病むなと言ったが、やっぱり俺は自分が何かを間違えた気がして、どうにもやるせない気持ちになった。



 別れの季節の香りが色濃く残るまま、時間は俺たちに来し方を振り返らせる余裕も与えてくれず、人それぞれの思いが詰まった新学期が始まる。

 

 昇降口で靴を履き替え、何も考えずに廊下の突き当りを曲がって数歩歩いてから、二年から校舎の棟が変わることを思い出し、くるりと体の向きを変えて、二号館へと向かった。


 まず自分の教室を探さなくてはならない。


 二年のクラスを順に見ていく。

 クラスの名簿は本館にある掲示板に張り出されているらしいが、わざわざ本館に行くのも面倒なので、各クラスの扉に貼られた名簿を直に見ていくことにした。


 廊下を進む途中で、スマホをいじっている生徒が多数見受けられた。去年までは校内でスマホを使うのは校則違反だったが、今年から解禁になったのだ。まあ、以前から教師や執行部や風紀委員に隠れて使っていたやつはたくさんいたろうが。

 誰それと同じクラスだとか、あの子と別なクラスになっちゃったとかでキャーキャー言ってる。

 それを横目に俺はずんずんと進んでいった。


 A組B組と進んでD組まで俺の名前は見当たらなかった。付け加えて言うと安曇の名前も見当たらなかった。彼女の名前を意識的に探したというわけではないのだが、「あ」から始まる名前だけあって、女子の番号では大抵の場合は一番上に来るだろう。だから少し視線をずらすだけで、彼女の名前が見当たらないことはすぐに分かる。

 うちの高校は一学年AからIの9クラスある。普通科は八クラスで、二年からはAからEの五クラスが理系、FからHの三クラスが文系、Iクラスは被服科となっている。


 だから理系である俺と安曇は、Eクラスということになる。

 もし名前がなかったら悲しい。いつの間にか退学になっていたという事になってしまう。……大丈夫だよな。


 そんな俺の心配も杞憂に終わり、ちゃんと俺の名前はEクラスのところに書いてあり、安曇の名前もまたそこに記されていた。予想した通り女子では最初の出席番号だ。


 隣の座席表を確認して、いざ教室に入ろうとしたところで

「おはよ。一緒のクラスだね!」

 と走ってきたのか息を弾ませ若干顔を赤らめた安曇が、声を掛けてきた。


「おいっす。……お前今来たよな。よくクラスすぐに分かったな」

「え、だって、Dまで名前なかったし……」

 安曇は「こいつ馬鹿なのかしらん」というような目で見てきた。

「……ああそうだな。暇……」

「ん? 暇、何?」

「いや、なんでもない」 

 俺の名前まで探すとは暇なんだな、と言おうとして、俺も人のことを言えた義理じゃないと思い直して口を(つぐ)んだ。


 安曇は不思議そうな表情を浮かべたがすぐにニコリと笑って

「よろしくね!」

 と明るく言って教室の中に入っていった。


 ……どうということはない。安曇梓という女の子はああいう子なのだ。部活仲間の名前を探すくらい彼女には当然のこと。だから特別な意味などなかろう。

 実際その後は俺という人間に近づこうとはせず、親しそうな女子数人とおしゃべりをしていた。そうだ、俺はそう思ってはいないが、一般に奇人変人で括られる俺には近づかないのが吉である。


 だがこれだけは言っておこう。


 皆がおかしいから俺が変人に映るだけで、俺は全然おかしくない。おかしいのはこの世界である。


 正しすぎる俺の存在が眩しくて、みんなが辛いまである。


「みんなが近づきたがらないのもしょうがないわよ。触らぬ神に(たた)りなしとよく言うでしょう」

「つまり俺ってば神様。超偉い」 

「そうね。貧乏神とか疫病神とかよく言われているものね」

「おい、なぜそれを知っている」

 いつの日か、そんな会話を橘としたのが思い起こされる。


 ところで祟りを(さわ)りと言い換えても意味としては通じそうだから、触らぬ神に障りなしと言っても良さそうだな。

 ……。

 そうやってどうでもいいことを、ぐちゃぐちゃといつも考えているから人が寄り付かないのである。


 だからといってうるさいのが好きというわけでもないので、当方少しも困っていないのだが。


 花弁(はなびら)が散り、若葉色へと衣替えしつつある中庭の桜木を、頬杖をついて窓から眺めた。脳内ボイスが「乙女がするならまだしも、むさい高2男がしたところで絵にはならないわよ」と言い、俺はそれに「うるせえ」と独り言つ。


「その声は我が友、李徴子(りちょうし)ではないか?」

 春の心地よい陽射しのもと、新緑入り混じった桜を見つつ、新学期の始まりをひとり静かに迎えていた俺に、呼ばれてあまり嬉しくない人名で話しかけてくる男がいた。


 見れば坊主頭の男がそこには立っている。

「俺は何も言っていないが」

 とりあえず周りに聞こえるレベルの独り言ではなかった。


「よいではないか、よいではないか」

「……そもそも、俺は性、狷介(けんかい)じゃないし、もちろん虎でもない。……なんか用か?」


「よう久しぶりだな野球少年!」

 そう言ってサムズアップをしている。

 この坊主頭。誰だっけ?

「あんた誰?」

「玉を突き合った仲ではないか!」

「誤解を招く言い方やめろ」

「俺とお前は正味の(ネット)友達、略してネッ友だ」

「……わかりにくい造語を作るなや」


 このめんどくさい坊主頭どこか出会ったような。

 俺はしばし逡巡した。


 ……ああ思い出した。去年の文化祭で安曇と一緒に行った野球部のゲームの受付をしていた、坊主頭(その一)だ。絡みがこの上なく鬱陶しかった。安曇にはセクハラ紛いのことしてたし。


「……それに野球少年は俺じゃなくてあんただろ。俺は野球はとうの昔にやめたんだ」

「じゃあ元野球少年。略して元少年だな!」

「やめろ。その少年法で守られてる感を出す呼び方は」

「貴君なかなか、着眼点が鋭い。見込みがある。私の弟子にならんか」

「遠慮する」


 ただでさえ胡散臭い男だが、名前がわからないという点で、この男の胡散臭さは二割増ぐらいになっている。だから俺は

「てかあんた名前は?」

 と尋ねた。


「人の名前を聞くときはまず──」

「花丸元気」


「……ヌハハハ、よろしい。まあ知ってたけど」

 ……。


「そんであんたは?」

「俺の名前は外野守(そとのまもる)。ポジションはピッチャーだ!! よろしくな!!」


 外野を守っているのに、ポジションはピッチャーらしい。

 

 だからなんだという話だが、どちらにせよあまりよろしくしたくないなと思った春の良き日の邂逅だった。

間空いちゃいました。


ちょっとした新発見です。家に籠もってるとインスピレーションが湧かないので、執筆が進まないのです。

早くみんな元気になってほしいです。


連載開始から一年過ぎました。物語としては折り返しぐらいです。

おだてられると木に登るタイプです。いつも応援ありがとうございます。

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幼馴染に「今更遅い」とざまぁされたツンデレ美少女があまりに不憫だったので、鈍感最低主人公に代わって俺が全力で攻略したいと思います!
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「ひまわりの花束~ツンツンした同級生たちの代わりに優しい先輩に甘やかされたい~」
本作から十年後の神宮高校を舞台にした話

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