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分裂した善意魔王と、悪意魔王との対決。

 一週間はあっという間に過ぎ去った。そう、ほんとにあっという間に。それは将来的にこの星の命運を争う試合になるかもしれないという、緊張感もあるのかもしれない。

 僕は、女神様が魔法で出してくれた巨大モニターを見つめた。 

 そこには自分達の星の真ん中、境界線部分にお互い互いの視線をぶつけるようにして、睨み合っている二人の姿が映し出されていた。

「今はまだ、魔法の効果があるからお互いの土地へはいけないわ。でも後五分すれば魔法が解けて境界線がなくなる。それが試合開始の合図よ」

「そういうことか」

 一体どんな試合になるというのだろう。善意の魔王と、悪意の魔王の対決。力を失ったとはいえ、お互い一週間修行を積んできたはずだ。

 もしかした再び巨大な力を取り戻し、星全体を舞台にした、星を滅ぼしかねないぐらいの戦いをするかもしれない。

 僕の神経は緊張から解かれることはなかった。

「試合開始よ! 境界線が解かれたわ!!」

 女神様が言ったと同時にお互いが動いた。

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